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作業服の日(3月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日作業服の日(3月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月29日は「作業服の日」。今回は「作業服の日」の意味や由来を解説します。

また、「作業服の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報PR事例をご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に作業服メーカーの方や、作業用関連商品の製造・販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「作業服の日」の意味・由来とは?

3月29日は「作業服の日」です。作業服をはじめ、鳶服・警備服・オフィスウェアなどの製造販売を手掛ける、まいど屋株式会社によって制定されました。

日付は、「さ(3)ぎょう」「ふ(2)く(9)」と読む語呂合わせが由来です。第二次産業に従事する作業服姿の人々に感謝するとともに、4月1日から新しい作業服を着て頑張ってほしいという願いが込められています。

作業服は、各地の工場を中心に、仕事用衣類として用いられるアイテムのひとつ。複数の企業が多様な機能性・デザインで関連商品を販売しているため、新商品のプレスリリースとして発表したり、特定商品の開発情報を紹介したりといった広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「作業服の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「作業服の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「作業服の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「作業服の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「作業服の日」を元に発信をする流れ

「作業服の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「作業服の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「作業服の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「作業服の日」を広報PRに活かした事例

「作業服の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「作業服の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「作業服の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.スーツに見える作業着が累計販売35万着を突破し、過去最高売上を達成

作業着スーツブランド「WWS」を展開する株式会社オアシスライフスタイルグループは、2025年2月期に過去最高売り上げを達成し、累計販売数35万着を突破したことをプレスリリースで発表。売り上げは24ヵ月連続で前年を上回り、営業利益は前年比160%増を記録しました。

プレスリリースのタイトルに「スーツに見える作業着」「累計販売数」「売上」など、メディアフックを意識した要素を盛り込んでいる点が参考になります。また、「仕事終わりにそのままデートに行ける」といった具体的で少しユニークな表現を用いて使用シーンを提示。作業服の価値を再定義する写真や説明が豊富な点もGOODです。

記念日に合わせた配信ではありませんが、数値を活用した実績の強調や、新たな価値観の提案がバランス良く盛り込まれた事例といえます。

参考:スーツに見える作業着「WWS」、累計販売数35万着突破!2025年2月期は過去最高売上を達成

事例2.現場の声を反映した作業用ユニフォームの全面リニューアルを実施

旭ビルウォール株式会社は、創業以来初となる作業用ユニフォームの全面リニューアルを実施し、2025年1月より着用を開始したとをプレスリリースで配信。従業員の快適性向上とブランドイメージの統一を目的に、ストレッチ性・吸汗速乾性に優れた高機能素材を採用し、デザイン性と機能性を向上させています。

プレスリリースでは、リニューアル箇所を写真とともに詳しく説明しているのが特徴です。さらに、リニューアルの背景や従業員の声を反映したストーリーを加えることで、読み手が共感しやすい構成になっています。

記念日に絡めた配信事例ではありませんが、作業服のリニューアルとあわせて企業の今後の取り組みについても触れており、ブランド価値を高める要素が盛り込まれている点も参考になる事例です。

参考:創業以来初となる作業用ユニフォームの全面リニューアルを実施

事例3.GORE-TEX素材のJRオリジナルカラー作業用衣服を数量限定発売

株式会社JR東日本商事は防水・透湿・防風機能を備えたGORE-TEX素材の防水防寒ハーフコート・パンツを、JRオリジナルカラーで数量限定発売することをプレスリリースで発表。鉄道の作業員の声をもとにTC列警対応のメッシュ生地ポケットを搭載し、より音が聞こえやすいように改良しました。

GORE-TEXは、高レベルな防水性・透湿性・防風性を備えた保温性に優れた素材のこと。実際の着用画像を前・後ろ・横の3パターンを掲載し、イメージをわかりやすく伝えたアイキャッチがGOODです。記念日に絡めた事例ではありませんが、機能性や仕様の特徴を細かく解説し、新商品の魅力がしっかりと伝わるプレスリリースの好事例です。

参考:~防水・透湿・防風 を兼ね備えたGORE-TEX 素材 使用~ 防水防寒ハーフコート・パンツ を数量限定で販売します

「作業服の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月29日の「作業服の日」は、作業服を中心に、作業用アイテムに注目が集まりやすい日です。作業服の製造販売に携わっている方や、関連の新サービス・新商品企画を手掛ける企業の方にとっては特に、「作業服の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「作業服の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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