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世界海洋デー(6月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日世界海洋デー(6月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月8日は「世界海洋デー」。今回は「世界海洋デー」の意味や由来を解説します。

また、「世界海洋デー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に海にまつわる事業や取り組みを行う方はぜひ参考にしてみてください。

「世界海洋デー」の意味・由来とは?

6月8日は「世界海洋デー」です。2008年12月5日の国連総会で決議、毎年6月8日を記念日として定めました。海と人とのつながりや海の重要性についての認識を高めることを目的に、1992年にリオデジャネイロで行われた地球サミットで提案されました。

国連によって年ごとにテーマが設けられ、この日に合わせて世界各地で海の環境保全や海洋資源確保などに関するイベントが行われています。

「世界海洋デー」をきっかけに広報PR活動をする効果

「世界海洋デー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「世界海洋デー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「世界海洋デー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「世界海洋デー」を元に発信をする流れ

「世界海洋デー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「世界海洋デー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「世界海洋デー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「世界海洋デー」を広報PRに活かした事例

「世界海洋デー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「世界海洋デー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「世界海洋デー」を広報PR活動に活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「世界海洋デー」に合わせて海にまつわるイベントを開催

株式会社デイトナ・インターナショナルが運営するコンセプトストアFirsthandは、6月8日の「世界海洋デー」に合わせて、『HELLO THAT DAY』と題した海にまつわるイベントを開催。第3弾として、海や海と人の繋がりについて考え、セレクトしたブランドのポップアップやアーティストのワークショップなどを行うことをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースには、海洋ごみ由来のポリエステルや海に廃棄された漁網を主原料にしたリサイクルナイロン素材で作られた商品など、イベントに出店する店舗のコンセプトや特徴を丁寧に紹介。豊富な画像掲載から、イベントのイメージが伝わりやすいのもGOODです。記念日をフックとした参考事例です。

参考:6月8日の世界海洋デーに合わせて、Firsthand RAYARD MIYASHITA PARKでは『HELLO THAT DAY』と題して、海にまつわるイベントを開催。

事例2.「世界海洋デー」にちなんだゴミ拾いイベントを開催

特定非営利活動法人リビエラ未来創りプロジェクトは、2024年6月8日の「世界海洋デー」に合わせて、東京・池袋駅にて『第5回LOVE OCEAN「街からのLOVE OCEAN大作戦」』を開催。今回開催される、海洋保護や地球環境のためのゴミ拾いイベントの詳細をプレスリリースで配信しました。

記念日に合わせた活動であることがひと目でわかるプレスリリースのタイトルや、過去開催時の写真を掲載している点が読み手がイメージしやすくGOOD。活動を行う背景とその目的も明記することで、取り組みのアピールにもつなげている構成が参考になります。記念日とともに団体の認知拡大にも貢献した広報PR事例です。

参考:池袋駅で海のために街のゴミを拾う!今年も6/8【世界海洋デー(World Ocean Day)】に「街からのLOVE OCEAN大作戦」参加者募集!料亭「白雲閣」から開業75年目【リビエラ東京】が共催

事例3.「世界海洋デー」に向けて開催する「さかなかるた」の参加者を募集

一般社団法人MSCジャパンは、持続可能な漁業で獲られた水産物の証であるMSCの認知向上を目指し、2024年6月4日から7月3日までの期間中「守ろう豊かな海。選ぼうMSCラベル」キャンペーンを実施。MSCのアンバサダーを務めるココリコ田中直樹さんとMSC漁業認証を取得した漁業者も参加する「さかなかるた大会」のイベントの観覧の募集などについてプレスリリースで配信しました。

プレスリリースではキャンペーン開催の背景を記したほか、MSC認証に関連した魚を集めた「さかなかるた」という独自性のあるコンテンツについて丁寧に紹介しているのがGOODです。記念日をうまく活用した好事例といえるでしょう。

参考:「世界海洋デー」に向け6月4日に開催 MSCの「さかなかるた」大会参加者募集!

「世界海洋デー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

6月8日の「世界海洋デー」の意味や由来、また記念日に関連した広報PR事例を紹介しました。国際デーのひとつである「世界海洋デー」は、海の環境保全や海洋資源確保に注目が集まりやすい日です。海にまつわる事業をしている方にとっては特に、「世界海洋デー」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「世界海洋デー」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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