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【2019年12月版】月間PR TIMESプレスリリースウォッチ総評!師走はスケジュール管理の徹底を

これまでにPR TIMES上で配信されたプレスリリースの動向を振り返り、紐解いていく月間PR TIMESプレスリリースウォッチ総評。

昨年2019年12月に配信されたプレスリリースをもとに、2020年12月のプレスリリース配信に役立つ情報やノウハウを紐解きます。

2019年12月のトレンド振り返り総評

12月といえばまず思い浮かぶのは「クリスマス」。これまではクリスマス当日やイブが平日の場合、12月23日の祝日にお出掛けやイベントを楽しんでいる生活者も多かったでしょう。しかし2019年からは12月23日が平日に戻ったため、クリスマス商戦の山場も変わるなど少なからず影響が出たのではないでしょうか。

さらにクリスマスを終えると一気に年末モードになるなど、12月はイベントが目白押し。クリスマスギフトやお歳暮など大切な人へ贈り物をする機会が増えるタイミングでもあります。いずれも予約が必要な物も多いため、当月より早めに情報発信される傾向にあるようです。

新年に向けた活動も盛んになり、この時期は早め早めのアクションが鍵に。それとともに駆け込み需要を見込んだ上で、SNSでオンタイムの情報も届けるなど、しっかり準備を整えて計画的に動けると良いでしょう。

(PR TIMES編集部)

数字から振り返る2019年12月のPR TIMES

2019年12月にPR TIMESから配信されたプレスリリース件数の推移から、2020年同月の配信タイミングのヒントとなりそうな動向をピックアップし考察します。

2019年12月のPR TIMES

2019年12月の配信件数におけるデイリー最多は20日(金)でした。年間を通して金曜日は配信件数が多い傾向に加え、クリスマスや年越しといったイベントを間近に控え市場が活発になるタイミングだったこと、ならびに月末近くには年末に差し掛かり、年末年始休暇などで市場や企業・メディアの活動が控えめになることから第3週目の金曜日に配信が集中したのではないでしょうか。

次点は2日(月)。毎月、月末月初は配信件数が多くなる傾向にありますが、12月1日は日曜日にあたることから2日の平日配信にスライドした企業・団体が多かったと思われます。同様に1日も他週の日曜日と比較すると配信件数が多くありました。

上述の通り年末は配信件数が抑えられますが、メディアの稼働がゆるやかになるからこそプレスリリースで情報発信するケースもあるでしょう。情報をメディアに届けたいのか、生活者に届けたいのか、ステークホルダーによってプレスリリース配信のタイミングを検討できると良いでしょう。

2019年から12月は祝日のない月に

平成31年4月30日の翌日より、天皇誕生日が12月23日から2月23日になりました。従来は12月23日が祝日であることから配信件数が抑えられるなど変化が見られましたが、2019年の12月では大きな変化は見られませんでした。

月間配信件数は祝日によって推移に変化が表れます。12月は一年間の中でも数少ない「祝日のない月」になることから、配信のタイミングを検討するポイントも変わってくるでしょう

参考:内閣府「国民の祝日」について

翌年に向けた情報発信も盛んに

12月は、「正月」「元旦」などのキーワードを含めた新年に関連するプレスリリースが年内で最も多く配信されます。クリスマスなどの月内のビッグイベントだけでなく、「福袋」や「初売り」など新年のトピックスに向けた情報発信も滞りなく行えるよう体制を整えておくことも大切です。

2019年12月に注目を集めたプレスリリースPick Up

昨年2019年12月にパソコンまたはスマートフォンのPV数やエンゲージメント率が高かったプレスリリースの中から、PR TIMES MAGAZINE編集部が独自にPick Upし、事例から見る一言ノウハウを解説します。

アークランドサービスホールディングス株式会社のプレスリリース事例

“かつや”より感謝の気持ちをこめて、令和元年を締め括る「お客様感謝祭」開催!

アークランドサービスホールディングス株式会社のプレスリリース事例

とんかつ専門店による、歳末に向けたお客様感謝祭実施の告知です。

パソコン、スマートフォンどちらのPV数も高く、特にパソコンからのPV数が2019年12月のPV数ランキングのトップをマークしました。生活者に直接関わりの深い内容ということもあり、Twitterでもシェアしあう様子で賑わっていました。

<事例から見る一言ノウハウ>
プレスリリース配信のたびに高いPVを誇る同社。パソコンからの2019年12月のPV数の2位にも、同社の以下プレスリリースがランクインしていました。

幸楽苑との夢コラボ!ラーメンであり、コロッケであり、からあげである。

とんかつ専門店以外にも飲食店を展開する同社は、期間限定商品やキャンペーンなど様々な企画を実施し、途切れることなく定期的にプレスリリースを配信しています。こうした継続的な情報発信によって企業名や店名の認知度が上がり、新情報を待ち望むファンの定着につながっているのではないでしょうか。

キャンペーン対象商品の単品画像もアングルや小物を変えた上でそれぞれ用意され、内容がまとまり要点が伝わりやすい構成もポイントです。

株式会社扶桑社のプレスリリース事例

栗原はるみさんが読者に向けて初めて語った「夫、玲児さんとの最後の日々」

株式会社扶桑社のプレスリリース事例

11月30日に配信されたこちらのプレスリリースが12月のPV数ランキングの上位にランクインしました。

Facebookのいいね!数やTwitterのシェアなどSNSでの拡がりはあまり見受けられなかったものの、PV数はパソコンからもスマートフォンからも高いという影響範囲に差のある結果が特徴的です。

<事例から見る一言ノウハウ>
マガジンの要となる題材を端的に表したタイトルのストレートな表現が印象的で、発売日などの概要はサブタイトルに記載するまとめ方にこだわりを感じます。

プレスリリース本文冒頭には話の軸でもある男性の画像を掲載しつつ、OGPやサムネイルになるメイン画像には横長の画像が設定されています。撮影者をキャプションに入力するなど、設定や機能を最大限に活用しているのも参考になるポイントです。

株式会社ダスキンのプレスリリース事例

【ミスタードーナツ】12月26日(木)から順次『ミスド福袋2020』数量限定発売

株式会社ダスキンのプレスリリース事例

国民的ドーナツ店の福袋販売に関するプレスリリースです。この時期ならではの季節性ある内容となっています。

パソコン、スマートフォンともにPV数が高いことが特徴で、特にスマートフォンからのPV数はトップにランクインしました。

ドーナツ券がついたお得なセット内容と人気キャラクターとのコラボレーションということもあり、Twitterでもリアクションが多くありました。

<事例から見る一言ノウハウ>
タイトルが簡潔にまとまり、「今年初めて」のアイテムが登場するというトピックスはサブタイトルに盛り込まれています。

福袋は例年販売されていますが、コラボレーションキャラクターやグッズ内容が変わることから、毎年福袋の内容発表を楽しみにしているファンも多いことでしょう。そのうえで今年初というニュース性が加わり、話題性が高まったことが高いPV数を誇る要因だったのではないでしょうか。

福袋は飲食店だけでなくアパレルなど様々な企業・団体から販売され、ライフスタイル系メディアなどで「おすすめ福袋特集」などの特集が組まれることから、福袋情報をチェックしているメディアも多いことが予想されます。プレスリリースのキーワードにも漏れなく「福袋」と登録されているのもGOODポイントでした。

PR TIMESで話題になったプレスリリース

PV数やSNSの波及数など数値の観点だけでなく、PR TIMESで話題になったプレスリリースも合わせてご紹介します。

株式会社ビーケージャパンホールディングスのプレスリリース事例

ハンバーガーを食べて自分らしいクリスマスを過ごそう クリスマス、ぼっちでよくない? バーガーキング® からおひとり様向け『ぼっちバーレるSET』を発売

株式会社ビーケージャパンホールディングスのプレスリリース事例

【2020年12月版】広報PRトレンドウォッチ!でも記載の通り、昨今ではひとりぼっちで過ごすクリスマスのことを指す造語「クリぼっち」が、SNSを中心に話題に挙がります。

もともとはネガティブな意味合いで作られたこのワードを、同社は肯定のスタンスで捉えたうえでクリスマスのひとつのフックとするPR施策を企画しました。

タイトルでその企画の意図や狙いが分かるよう要点がぎゅっとまとめられ、本文内でも発売に至った背景が前半でまとめられています。固定概念を覆すような企画こそ、その背景をしっかりと伝えてインパクトだけではない共感や賛同を得る工夫が大切ですね

縦画像を並べてシェアしやすいよう一枚にまとめた画像とともに、それぞれ単独でも使えるような形でも画像をアップロードするなど、素材の活用方法も参考になります。

2020年12月のトレンド予測

クリスマスや年越しなどイベント満載の12月。コロナ禍における新しい行動様式が求められるいま、定番のシーズンイベントもブラッシュアップが必須です。

「GO TO トラベルキャンペーン」など、感染対策を徹底したうえでの社会・経済活動も始まるなか、密を避けるため予約制を導入した施策も多いため、例年よりも早めの情報発信が要となるでしょう

また年末年始の帰省にどれくらいの制限が設けられるのか未知数ではありますが、イエナカで楽しめるお歳暮やおせち料理も例年以上に需要が高まりそうです。

行動様式が変化するなかでも例年同様の充実した日々が送れるような新たな提案を、早めのアクションで発信できるかが鍵となりそうな2020年の師走。withコロナの新年を気持ちよく迎えられるよう、今からしっかりと備えて有終の美を飾りましょう。

<編集/平 理沙子>

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この記事のライター

大森 美野

2015年にPR TIMES入社。主にPR活動レポート作成をしていましたが、もっとお客様の声が聞きたくて2019年よりカスタマーリレーションズ本部に異動。情報を欲していた広報担当時代を思い出しながら、PR TIMES MAGAZINEではたくさんのアレコレを届けていきたいと思います。石橋は叩きすぎて壊すタイプ。でもたまにスキップで渡っちゃいます。

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