目に留まるプレスリリースを作るために、また記事としてメディアに取り上げてもらう可能性を高めるために、画像の挿入は欠かせません。PR TIMESでは、プレスリリースに掲載する画像に、説明文となる「キャプション」をつけることができます。
本記事では、キャプションの役割や設定方法をご紹介します。
キャプションの設定方法
PR TIMESではプレスリリース内の画像にキャプションをつけることが可能です。
プレスリリース作成画面で画像を挿入し、画像枠下部「キャプションを入力」部分に直接入力します。
入力できるキャプションに文字数制限はありません。ただし、本文の文字数制限(8000字)には含まれます。
画像の挿入について詳細はこちらをご覧ください。
キャプション機能の役割とは
キャプションには、いくつかの役割があります。
まず1つ目は、画像で伝えたいことを補足する役割です。例えば、イベント開催告知のプレスリリースを例に考えてみましょう。イベント開催前のタイミングでは、イベントの様子を想起させやすい画像のセレクトが難しいものですよね。イラストやグラフィックで作成したイメージ画像を用意したり、過去開催があれば当時のイメージ画像を用意したりと、いくつかの選択肢があるのではないでしょうか。
プレスリリースの読み手としては画像が示す意味を知るべく、周辺の文章を読んで画像をリンクさせ、自分なりに解釈するもの。その際に事実誤認が生まれないよう「この画像はイメージです」や「この画像は昨年のイベントの様子です」など意図を伝えられる機能として、キャプション機能があります。一言補足しておくだけで、画像の意味が伝わりやすくなりますよ。
2つ目は、見出しの役割です。画像は文章よりも目につきやすいもの。まずプレスリリースを開いた読み手は、書かれてある内容が自分にとって価値ある情報なのか、求めている情報なのかを瞬時に判断します。その判断材料のひとつとして、アイキャッチとして目に入ってくる小見出しや画像などが含まれるでしょう。その際、画像に説明や補足を担うキャプションがついていると、プレスリリースのポイントとなる情報を伝えやすくなります。
では、ここからは、キャプションをつけるメリットについてご紹介します。
人物名や場所など、正確な情報が伝えられる
まず1つ目は、人物名や場所などの正確な情報が伝えられるという点です。
例えば、集合写真など、複数人が写っている写真の場合。キャプションで「画像中央:代表取締役」などと表記しておけば、キーパーソンがどの人物かを説明できます。
また、イベント会場の正式名称や、地域情報などを補足することもできるでしょう。
異なる解釈を防ぎ、誤読リスクを回避できる
2つ目は、事実とは異なる解釈を防ぎ、誤読リスクを回避できるというメリットです。
例えば、泣いている女性の写真があるとします。しかし、画像から得られる情報だけでは、その女性が悲しくて泣いているのか、嬉しくて泣いているのかがわからない場合がありますよね。もし、その画像をみただけで情報を判断してしまう場合には、その女性の状況は、画像をみた人の解釈に委ねられることになってしまいます。
キャプションで「感動で思わず涙を流す女性」と記載しておけば、正しい理解を促すことにつながります。「泣いている女性の写真」は一例ですが、このような状況で異なる解釈が発生するリスクをゼロにできるかどうかは、情報伝達における細かな配慮次第だといえるでしょう。
カメラマンの名前や会場提供先、出典元が表記できる
3つ目は、カメラマンの名前や会場の提供元、画像の出典元などを表記できるという点です。
つまり、クレジット表記の役割を果たしてくれるわけですね。カメラマンや会場から直々に依頼された場合はもちろん、クレジットは敬意を示すという意味でも画像と合わせて発信したい、重要な情報の1つです。
正確な情報を確実に届けてこそ広報の仕事
本記事では、PR TIMESでプレスリリースを作成する際に、画像とセットで活用できるキャプション機能についてご紹介しました。
PR TIMESに掲載する画像には、キャプションをつけることができます。画像の補足情報として、また見出しの機能として活用できます。
広報の仕事は、正確な情報を確実に、届けるべき相手のもとへ届けることです。ぜひ、本記事でご紹介したキャプションの役割も参考に、より効果的なプレスリリースを作成してみてくださいね。
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