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【PR TIMESノウハウ】文字化け・本文の一部が消える原因と対処法

プレスリリースを配信するにあたって、内容の正確さはもちろん重要ですが、転載されるメディアによっては文字化けや本文の一部が消えてしまうという予期しない状態が起こる場合もあります。

本記事では、PR TIMESで配信するプレスリリースが、提携しているパートナーメディアへの転載時に文字化けを起こしてしまう原因やその対処法、文字化け以外にもテキストの入力関連で気をつけておきたいことについてご紹介します。

プレスリリースが文字化けする原因と対処法

そもそも、何故文字化けが起こるのか、その原因はご存じでしょうか。

まずは、プレスリリースが文字化けしてしまう4つの原因とその対処法についてご紹介します。

1.転載されるメディアで表示できない文字を使っている

まず1つ目に考えられるのは、プレスリリースの転載先メディアで表示できない文字を利用しているケースです。

UTF-8という文字コードが普及したことにより、以前より環境依存文字に悩まされることはなくなりましたが、提携メディアによっては特定の文字を扱うことができないことがあります。扱うことができない文字例としては、囲み英数字・ギリシャ数字・年号・囲み文字・省略文字・単位記号・数学記号などがあります。

プレスリリースでこうした文字を使用していると、メールや一部転載先で文字が変換されて表示されることもあります。文字化けしている場合の対処法は、こうした環境依存文字を削除もしくは別の文字に変更することです。商品名やブランド名だから必ずその文字を使用したいなど、特別な事情がある場合はそのままでも構いません。

プレスリリースの配信後に環境依存文字を削除し、PR TIMESの提携メディアに転載されたプレスリリースの修正も希望する場合には、PR TIMESのカスタマー&サクセスデスクまでご連絡ください。メールはすでに配信されているので修正は不可ですが、転載先は8~9割の提携メディアで修正に対応がされます。

2.プレーンテキスト以外を使用している

2つ目の考えられる原因は、プレーンテキスト以外のテキストを使用してしまっていることです。

プレーンテキストとは、コンピュータ上で文章を扱うための一般的なファイルフォーマット、または文字列の形式のこと。反対に、そうではないテキストとは、PDFやWordのファイルをそのままコピーペーストした場合が当てはまります。

同じ文字の入力でも、ブラウザから入力するケースとアプリケーションを開いた状態で入力するケースとでは、起動しているプログラムが異なります。そのため、画面に表示されている文字をそのままコピーして貼り付けていても、同じ結果になるわけではないのです。

この場合の対処法としては、メモ帳などのテキストエディタを活用して一度プレーンテキストにしてからコピー&ペーストする必要があります。

3.OSによって表示できない文字を利用している

3つ目の考えられる原因は、OSによって表示できない文字を使用してしまっていることです。

パソコンの種類やOSによって、文字が表示できない場合があります。この場合、□などが表示されてしまう文字化けが起こることがあります。作成している企業・団体側ではなかなか気がつきにくく、確認がしにくいため使用しないことをおすすめします。

また、絵文字は提携メディアで扱えないため、使用しないようにしましょう。

4.一行の制限文字数を超えている

4つ目の考えられる原因は、一行あたりの制限文字数を超えてしまっていることです。

PR TIMESでは一行の制限文字数が1000文字/1000バイトとなっており、これを超えている場合、文字化けが起こるケースがあります。この制限文字数は、メーラーの国際基準によって定められているものになります。

この場合の対処法としては、一行あたりの文字数が多くなりすぎないように改行することです。改行することで、文章としても見やすくなるので、プレスリリースを作成する際には注意してみましょう。

プレスリリースが文字化けする原因がわからない

文字化け以外でもテキストで気をつけておきたいこと

また、文字化け以外にもテキスト面で気をつけておきたいポイントが2つあります。

この2つのポイントをうっかり忘れていると、提携メディアによっては文字化けはしていないけれど文章の表示バランスが崩れてしまったり、大切な本文の一部が消えてしまったりする可能性があるので、十分注意しましょう。

1.改行幅が広すぎるとリッチテキスト化される

1つ目のケースは、改行幅が広くなってしまうケースです。この原因として考えられるのは、リッチテキスト化されてしまっていることでしょう。PDFなどの段落タグをそのままコピーすると、リッチテキスト化されたまま1.5行ほどの間隔が空いてしまいます。

改行幅が広くなってしまっているのを解決する方法は、2つあります。

まず1つは、Shift+Enterで改行すること。もう1つは、一度テキストエディタに貼り付けてリッチテキストからプレーンテキストにしてから本文入力部分に貼り付ける方法です。

2.半角カッコ<>を利用すると本文の一部が消えてしまう

考えるイメージ

2つ目のケースは、提携メディア先で本文の一部が消えてしまったケースです。この原因として考えられるのは、半角カッコ<>を利用していることです。

<本日発売〇〇!!>のように、半角カッコ<>を用いていることで、メディアによってはWEBサイトを構成するコード(HTML)と認識されてしまい、文字が消えてしまう場合があるのです。

この場合の対処法としては、全角<>もしくはその他のカッコを使用してください。

また、入力したはずの文章やアップロードしたはずの画像が表示されないなどのエラーが起こる場合に考えられるもう1つの原因としては、同じプレスリリースを異なるPCや他ブラウザ、タブなど、複数画面で操作している可能性が挙げられます。同じプレスリリースを同時に2画面以上で編集しないよう、注意してください。

プレスリリースの配信前に文字化けしていないか確認しよう

今回は、提携しているパートナーメディアへ転載されたプレスリリースが文字化けしてしまったり本文の一部が消えてしまったりしたときの「原因やその対処法についてご紹介しました。

文字化けしてしまう場合、明確な原因があって発生しています。そのため、もし文字化けが発生してしまったとしても、焦らず、冷静にどのケースに当てはまるのかを一度確認してみてください。

また、プレスリリースを配信してから文字化けを見つけた場合、PR TIMESの提携メディアは修正できたとしても、配信されたメールは修正が効きません。修正前に多くの人が目にしてしまうことも十分考えられますので、プレビュー機能を活用したり、テスト配信をするなどして、必ず配信前に文字化けが発生していないかを確認しておきましょう。

【関連動画】

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