【トレンド徹底活用術 vol.14】七夕編:情報が少ないからこそ生活者の声に耳を傾けよう!

想いを込めたプレスリリースをより多くの人に興味を持ってもらうためにも、自社の新情報をまとめるだけでなく、時節やトレンド情報はうまく活用したいですよね。

自社の情報に時節やトレンド情報をかけ合わせることで、より注目度を上げ、メディア関係者だけでなく、生活者にも届く可能性が高まります。

トレンド徹底活用術」では、PR TIMES編集部が、トレンドキーワードをプレスリリースへ落とし込む方法を考察。

本記事では「七夕」をピックアップして、特に重要なステップを解説します!ケーキやちらし寿司といったグルメを扱ったり、ブライダルやジュエリーなどの関連企業の方は特に活用しやすいトレンドのため、ぜひ参考にしてみてください。

七夕をプレスリリースに活用する重要な3つのステップ

梅雨が明けて気温も上がり本格的な夏がやってくる狭間に訪れる「七夕」。イベントごとの少ない6月を経て、夏に向けて市場を盛り上げていくためにも積極的に活用したい記念日です。

「短冊に願いごとを書く」「織姫と彦星が会える」といったイベント性はあるものの、バレンタインのチョコレート商戦やハロウィンの仮装といった市場に大きな影響を及ぼす商戦はあまり見られないのが現状です。

市場規模や意識調査の情報もあまり出回ってないことから「生活者はどんな過ごし方をしてるの?」「どんな需要があるの?」と不明な点も多く、どのように情報発信するとより効果的なのか悩んでいる広報担当者さんも多いのではないでしょうか。

そのような悩みにお答えすべく、「七夕」を活用したプレスリリースの作成について解説。基本となる全ステップは以下9つです。

トレンドキーワードをプレスリリースに活用する基本の9ステップ

本記事では特に重要な3つのステップを解説していきます。基本となる全9ステップについては以下のこちらの記事で解説してます。参考にしてみてください。

ステップを確認する

重要STEP1.七夕の由来や現代における意味合いを調べる

まずは、七夕の由来や、現代における意味合いを知るところから始めましょう。

由来を知る意味

七夕といえば、笹の葉に願い事を書いた短冊を飾るイメージがありますが、そもそも何を目的とした行事なのか、意味や由来を正しく理解している人は少ないのではないでしょうか。

本来の意味や由来、新たな側面を見出すことは、トレンドを活用した情報発信をする上で、土台となる基礎知識となります。

七夕の由来

七夕は、古くから行われている日本のお祭り行事で、一年間の重要な節句をあらわす五節句のひとつ。7月7日に、牽牛と織女が天の川を渡って年に一度だけ会うことができたという中国の伝説が、一年に一度のめぐりあいの日と考えられたことが現代でも知られる「七夕ストーリー」を生みました。

参考:一般社団法人 日本記念日協会

願い事をするようになったのは中国の宮中行事が由来で、七夕伝説の織姫にあやかり裁縫の上達を願う風習があり、江戸時代のころから習い事の上達を願うなど庶民にも広まったようです。

笹に飾る理由や短冊の色が持つ意味も諸説あるため、色々調べてみると今まで見えてこなかった一面が見つかるのではないでしょうか。

重要STEP2.意識調査から生活者の声を収集する

市場の需要に沿った情報を提供するには、実際にどのように楽しまれているのか、どんな日と捉えられているのか、など世論を知ることが大切です。

世論を調査するには下記方法がおすすめです。

1.自社プロダクトと絡めてアンケート調査を実施する
2.SNSでの口コミを調べる

それぞれ詳しく説明します。

1.自社プロダクトと絡めてアンケート調査を実施する

顧客を対象に自社で調査を行うと、プロダクトに反映しやすい声を収集できたり、顧客とコミュニケーションを取る接点にもなります。また調査結果もプレスリリース配信の機会となるので、調査実施を是非検討してみましょう。

以下のプレスリリースの様に自社のプロダクトと関連した設問にすることもポイントです。他社の調査結果も参考にしてみてください。

<例:他社から配信された調査リリース>
遠距離恋愛で結婚した男女58人に「長続きさせる秘訣」をアンケート調査

オタク女子が短冊に願ったことは……!? チケット当選よりも切実な想いが明らかに ~月間850万PV突破のWEBメディア「numan」が調査結果を発表!~

調査方法や調査リリースの作成については以下の記事も参考にしてみてください。

<参考:PR TIMES MAGAZINEノウハウ記事>
調査リリースを作成するための調査方法・調査の流れとは?知っておきたい注意点まで解説

調査リリースとは?書き方・作成の3つのポイント・事例など基本事項を確認しよう

2.SNSでの口コミを調べる

SNSは生活者の声をリアルタイムで収集できる貴重なツールです。たとえばInstagramのハッシュタグで「七夕」と検索すると以下のような結果となります。

#七夕 133.7万件
#七夕グリーティング 8.5万件
(2021年4月現在)

コロナ禍以前のものも含めるためイベント参加の投稿も多くを占める一方で、ニューノーマル時代と呼ばれる昨今、「おうち時間」で楽しんでいる様子を発信する投稿も増えていることがわかります。

#七夕飾り 9.1万件
#七夕ごはん 1.8万件
(2021年4月現在)

このようにSNSを調べてみると、生活者がどのように過ごしているのかが見えてきます。「七夕」に思わず投稿したくなるような、いつも以上に「映える」画像素材の重要性も感じられるのではないでしょうか。

どんな投稿があるのか、他のハッシュタグも見てリサーチしてみましょう。

重要STEP3.画像素材にこだわる

重要STEP2のSNSの調査からもわかるように、カラフルな短冊や星モチーフが多く用いられる七夕はSNSと相性抜群。思わず真似してSNSに投稿したくなるような、プロダクトの魅力を反映した「映える」画像作成は必須でしょう。

プロダクトの魅力だけでなく利用シーンが想起できて七夕の過ごし方を提案できるような画像素材にすることもポイントです。

<画像作成の例>
・グルメ商材の場合
 →おうち時間の充実性が表れた人物込みのシチュエーション画像

・ジュエリー商材の場合
 →笹の葉や短冊、星アイテムなど七夕モチーフを小物として添えて記念日の特別感を演出した画像

それだけでなく「七夕ブーケ」や「七夕ちらし」といった、キャッチーなワードを添えるのもポイントです。これらは商品名でなくても、プレスリリースで情報発信する際に記載するだけでも良いでしょう。

オリジナリティあるワードを画像とセットでアピールすることで、プレスリリースを見たメディアが記事タイトルや本文内で引用して、生活者にも届き、ハッシュタグにして投稿が増える可能性があるでしょう。ちょっとしたアイデアや工夫で、世界観やブランドを確立できます。

基本として押さえておきたい画像作成のポイントはこちら「トレンド徹底活用術vol.0」も参考にしてみてください。

ポイントを確認する

些細だけれど大切な2つのポイント

主に重要となるステップは上記3点です。しかしそれ以外にも、些細だけれど大切なポイントがあります。基本ステップに沿って実行する際の参考にしてみてください。

ポイント1.ペルソナ設定

自社の商品やサービスを誰に一番伝えたいのか、ペルソナをしっかりと設定することによって、どのような切り口で提案するとより良いのかも見えてきます。

「願い事を書く行事」と考えると対象は広くありそうですが、例えば、お祝いや飾り付けなどを行うのは主に小学生までの子どもがいるファミリー層が想定されます。

対して「一年に一度のめぐりあいの日」といったロマンティックな要素を取り入れる場合は、対象者となる年齢層も変わってくるでしょう。

設定したペルソナによって画像作成など情報発信にも変化が生じます。アピールポイントやプロダクトの魅力をしっかり伝えるためにも、ペルソナからズレていないか随所で意識しましょう。

ポイント2.調べた情報をプロダクトに落とし込む

プレスリリースの作成に取り掛かる前に、重要STEPやポイントで得た情報や素材を整理しましょう。

需要に沿った訴求ができるよう、また、無理やり記念日に関連付けてないかチェックするためにも、箇条書きにしていくことが大切です。

<プロダクトに落とし込む例>

・ペルソナに合わせて七夕の由来の〇〇の部分を切り口に提案する
・市場調査の結果を引用してアピールポイントを強調する
など

生活者の声を吸い上げて効果的な情報発信に活かそう

七夕はバレンタインやハロウィンなど他の行事に比べると、誰と何をして過ごす日なのか定番化されていなかったり、市場規模の情報や関連する調査結果も他と比べるとやや少ないのが現状です。そのため、情報発信に悩むことも多いでしょう。

そんなキーワードだからこそ、市場規模の拡大や新たな定番イベントが生まれる可能性があるのではないでしょうか

改めて由来を調べたり、生活者がどのように捉えているのか、どんなニーズがあるのか調査することから始めてみましょう。さらにその情報と自社プロダクトをしっかり関連付けて、訴求力を高めた情報発信が重要になってくるのではないでしょうか。

この記事を参考に、ぜひ「七夕」市場を盛り上げていきましょう。

<編集:大森 美野>

七夕をプレスリリースに活用する基本ステップ

この記事のライター

PR TIMES MAGAZINE編集部

日本最大級のプレスリリース配信サービス「PR TIMES」を運営すること12年。営業、カスタマーサクセス、パートナー事業に携わるメンバーが在籍しています。広報PR担当者さまからのお問い合わせやご相談の経験を活かし、広報PR担当者さまの気づきや行動につなげられる記事を執筆しています。

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