
討ち入りの日

11月19日は「美眉育成の日」。今回は「美眉育成の日」の意味や由来を解説します。
また、「美眉育成の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。
広報やマーケティングネタを探している方、特に美容業界の方や眉毛サロンを展開する企業の方は参考にしてみてください。
11月19日は「美眉育成の日」です。健康食品や美容関連商品の企画・販売を行う株式会社ゼンケアが制定しました。日付の由来は「いい(11)育成(19)」の語呂合わせのほか、11を横に倒すと眉毛の形「一一」に見えることから。
顔の印象を決める眉毛を理想の形に整えられない、という悩みを抱える人も少なくありません。記念日を通して、美しい眉毛の育成を習慣づけることを目的としています。
2022年に制定されたばかりの記念日のため、「美眉育成の日」に特化した広報PR活動は多くはありません。今後、眉毛関連の新商品や、眉毛に関したイベントを行う際の施策に記念日を活用するのも一案です。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「美眉育成の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「美眉育成の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「美眉育成の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「美眉育成の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「美眉育成の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「美眉育成の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「美眉育成の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「美眉育成の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日に関した事例ではないものも、今後「美眉育成の日」を広報PR活動に活かすうえで参考になるでしょう。
ファッションビル「ルクア大阪」を運営するJR西日本SC開発株式会社は、イベント「あなたに似合うまゆげをレクチャーする”まゆげ屋さん”」を11月23日と24日に開催することをプレスリリースで配信。専門学校「大阪モード学園」の協力のもと、眉メイクに関するお悩みの解決と、その人に合った美眉メイク方法をレクチャーするイベントです。
プレスリリースでは、当日のサービスの流れを5ステップに分け、イラストでわかりやすく紹介しているのがGOODポイントです。記念日にちなんだ発信ではないものの、今回の事例のように「まゆげ」にフォーカスしたイベントなどは、「美眉育成の日」と絡めて広報PRするのも一案です。
参考:顔の印象はまゆ毛で決まる!?「あなたに似合うまゆげをレクチャーする “まゆげ屋さん”」がルクア大阪にて開催
株式会社JULIA IVYは、自眉ケアブランド「HBL(ハリウッドブロウリフト)®︎」が「エステティック通信 ベストアイテム2025」で3年連続選出となり、殿堂入りしたことをプレスリリースで発表。同アワードはサロン経営者向け専門誌『エステティック通信』による年次表彰です。
プレスリリースでは、受賞製品のビジュアルとともに、評価されたポイントや開発背景を整理して紹介。さらに、代表者コメントを通じて、ブランドが目指す方向性や今後の展望を伝える構成となっています。記念日に直接関係する内容ではありませんが、アワード受賞を起点に自社ブランドの価値を端的に示すプレスリリースの好事例です。
参考:“プロに任せる自眉ケア”を日本の文化に。HBLが『エステティック通信 ベストアイテム』3年連続選出で殿堂入りを達成
まつ毛・眉毛の専門サロン「ダイヤモンドアイズ」(株式会社アルテジェネシスグループ)は、2025年4月に入社式と新入社員研修を実施したことをプレスリリースで発表しました。同社では、プロのアイスタイリストを育成するために、本部併設の研修設備「ジュニアサロン」での技術研修や、自社アカデミーによる講習を行っています。
プレスリリースでは、技術講習や入社式の様子を写真とともに紹介し、教育体制の具体性を伝えています。記念日に直接関係しませんが、美眉や目元ケアの専門家を育成する姿勢が明確で、技術者教育をテーマに自社の強みを訴求したい企業に役立つ事例です。
参考:首都圏に10店舗、まつ毛&眉毛専門サロン「ダイヤモンドアイズ」充実した教育環境と体制で、新入社員研修を実施
11月19日の「美眉育成の日」は、眉毛に注目が集まりやすい日です。眉毛に関する情報の発信をする方にとっては特に、「美眉育成の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「美眉育成の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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