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盆迎え火(7月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日盆迎え火(7月13日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月13日は「盆迎え火」。今回は「盆迎え火」の意味や由来を解説します。

また、「盆迎え火」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に観光業界の方や冠婚葬祭関連のサービスを提供している企業、イベント運営をされている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「盆迎え火」の意味・由来とは?

7月13日は「盆迎え火」です。お盆に帰ってくる先祖の霊を迎えるための目印として、苧殻(おがら)を門口で燃やすことを指します。

「盆迎え火」は、盆入りの夕方に行われる日本古来の風習のひとつで、地域によって7月13日(新盆)か8月13日(旧盆)に、またはその前後に行われます。また、盆明けに行われる送り火は「京都五山送り火」や「奈良大文字送り火」といった行事が行われることが多く、夏の風物詩としても有名です。

近年はアパートやマンションなどで火を焚くことが難しくなっており、代わりに盆提灯を使用している所もあります。

「盆迎え火」をきっかけに広報PR活動する効果

「盆迎え火」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「盆迎え火」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「盆迎え火」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「盆迎え火」を元に発信をする流れ

「盆迎え火」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「盆迎え火」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「盆迎え火」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「盆迎え火」を広報PRに活かすときに参考にしたい事例

「盆迎え火」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「盆迎え火」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。お盆に関連するさまざまな広報PR事例をGOODポイントとともに紹介します。

事例1.地蔵盆・夏祭りの無料相談会をボランティア中心に展開

株式会社熊本玩具は、「第2回 京の地蔵盆・夏祭り」の無料相談会を開催しました。京都の学生ボランティアが中心となり、ブースにて地蔵盆開催に関する悩みを聴いたり、行事当日の手伝いをしたりする取り組みです。

地蔵盆行事に必要なレンタル用品の展示や、予約受付などもできるのが特徴。プレスリリースでは、過去に開催された相談会の様子を写真で紹介し、ボランティアを中心に展開される当日の風景をアピールしているのがGOODポイントです。「盆迎え火」に関した事例ではありませんが、夏の風物詩ともいわれる地蔵盆の発信は、お盆などの広報PRのヒントになりそうです。また、開催の約1ヵ月前にプレスリリースを配信することで、関係者を中心に多くの人へ認知を広めています。

参考:「第2回 京の地蔵盆・夏祭り」無料相談会を6月10日より開催

事例2.シンプルなデザインのミニ盆提灯が発売開始

仏壇・仏具の販売をする創業111年の株式会社滝田商店は、お盆向け提灯「ミニ盆提灯 ましろ」シリーズの販売開始をプレスリリースで発表しました。

プレスリリースでは「ミニ盆提灯 ましろ」の特徴として、現代的なインテリアになじむデザインと小さい仏壇でも合うサイズ感を紹介。実際の使用イメージが沸く、仏壇に飾られた写真がGOODです。「盆迎えの火」に関する事例ではありませんが、商品の説明だけでなく、お盆についてと項目を設けて迎え火や送り火の時期も解説しているのが参考になるポイントです。

参考:創業111年の仏壇店が提案するミニマムなコードレス提灯「ましろ」シリーズ販売開始!

事例3.現代の住宅にぴったりなお盆を迎える用品を新発売

神具、仏具の木製日用品や生活雑貨を取り扱う株式会社やまこうは、新商品「モダンまこもセット」のプレスリリースを配信しました。お盆を迎える伝統的な用品「ガラス製の精霊馬・牛」「大理石の真菰(まこも)」「モダン迎え火」の一式をセットにし、ECサイト、公式オンラインサイトで販売を開始。現代の住宅事情に合わせた機能美あふれる新商品です。

プレスリリースでは、3つのセットの画像と詳細の紹介を記しています。また、お盆の知識として知っておきたい「盆迎え火」や「精霊馬・精霊牛」について解説を添えています。お盆にちなんだ商品を伝統と現代を融合させ、豆知識とともに発信したプレスリリースは、「迎え火の日」に絡めた広報PR活動を考えている企業の参考になるのではないでしょうか。

参考:初めて迎える初盆に最適なお盆飾り、全く新しい「モダンまこもセット」が発売されました。

「盆迎え火」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「盆迎え火」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「盆迎え火」にちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、お盆に関する調査リリースを出したりするのも一案です。「盆迎え火」はお盆期間の始まりをさすため、お盆期間全体から見た多角的なアプローチを考えてもよいでしょう。

今一度「盆迎え火」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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