
発酵性食物繊維普及の日
5月13日は「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」。今回は「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」の意味や由来を解説します。
また、「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に防犯建物部品を製造する企業や防犯に関連する商品・サービスを展開する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
5月13日は「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」です。一般社団法人板硝子協会、日本ウインドウ・フィルム工業会、一般社団法人日本サッシ協会、一般社団法人日本シヤッター・ドア協会、日本ロック工業会の5つの団体で構成される「5団体防犯建物部品普及促進協議会」が制定。
「5」団体が「1」つの共通標章ラベル(CPマーク)を制定し「安全」「安心」「防犯」の「3」つのキーワードを掲げて普及啓発活動を行っていることから、「5」と「1」と「3」を合わせて5月13日が記念日とされました。
「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」は、防犯意識の向上と防犯建物部品の普及を目的としています。
近年では、個人宅でも防犯意識が高まりつつあります。「防犯の日」と同様に、防犯に関する製品をプレスリリースで紹介したり、防犯建物部品にまつわるセミナー情報を発信したりといった広報PR施策に生かしやすい記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
一般社団法人 日本サッシ協会は、一戸建て住宅の購入者を対象に「戸建て住宅における防犯意識調査」を実施し、その結果をプレスリリースで発表しました。調査では、住まいの購入時における防犯に関する意識や、実際に住宅に住んだ後の防犯に対する考えが明らかになっています。
プレスリリースには、主な調査結果をわかりやすいカラーグラフとともに掲載し、そこから得られた見解も紹介されています。記念日に直接関連した内容ではありませんが、同協会が参画する「5団体防犯建物部品普及促進協議会」における、防犯性能の評価方法やその普及啓発活動についても併せて紹介されています。
参考:“防犯対策”を一戸建て購入時に「考えなかった人」は44%、購入後に「対策をした/したい」と考えている人は85%。「戸建て住宅における防犯意識調査」を実施。
一般社団法人 板硝子協会は、防犯性能の高い「防犯ガラス」に関するプレスリリースを配信しました。窓ガラスを破って住宅に侵入する凶悪犯罪が増加している現状を背景に、防犯ガラスの重要性を広く伝える内容です。
プレスリリースでは、警察庁が発表した令和4年に国内で発生した侵入所窃盗の認知件数を冒頭に置き、窓の防犯性能を高めることが犯罪被害の予防につながると説明。「防犯ガラスとは」と見出しを設け、構造を示すイラストやプロモーション用動画を掲載することで、視覚的な理解も促す構成がGOODです。
「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」にちなんだ内容ではないものの、記念日を制定した団体のひとつである同協会の取り組みが明確に示された好事例といえます。
ソニー損害保険株式会社は、火災保険に加入している300名を対象に、自宅の防犯対策の見直し状況に関する調査を実施し、その結果をプレスリリースで発表しました。併せて、「万一に備える10のポイント」や「火災保険の盗難補償について解説」も紹介しています。
プレスリリースでは、近年社会問題となっている「闇バイト」による強盗とみられる事件を切り口に、防犯意識の変化や備えに関する調査結果を展開。また、「万一に備える10のポイント」や火災保険の適切な選び方・見直し方法などもわかりやすくまとめられており、参考になる構成です。記念日とは直接関連しないものの、防犯への備えに関する知識が豊富に掲載された好例です。
参考:増加する“闇バイト強盗”に対する防犯意識 6割以上が意識向上するも、対策見直しは3割未満
5月13日の「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」は、防犯に関する情報が注目されやすい日です。特に、防犯建物部品を展開する企業は、「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」を切り口として広報PRをするよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「防犯建物部品で安全・安心・防犯の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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