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PRの日(10月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日PRの日(10月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月12日は「PRの日」。今回は「PRの日」の意味や由来を解説します。

また、「PRの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、ヒントになる関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に広告業界の方や、PRを目的としたプレスリリースを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「PRの日」の意味・由来とは?

10月12日は「PRの日」。広報や広告といったコミュニケーション全般のビジネススクール「M.I.C(エム・アイ・シー)」を運営する、株式会社ミエ・エファップ・ジャポンによって制定された記念日です。

日付は「P」の字に数字の10、「R」に数字の12が隠れているように見えることから、2つを合わせて10月12日となりました。

広報やPRについて発信し、業務の重要性を広く知ってもらうのが記念日制定の目的です。企業の取り組みを発信したり、ブランドの魅力をアピールしたりといった活動において、PRは特に重要な仕事。

「PRの日」と掛け合わせることで、より効率的な情報発信・認知拡大効果を発揮するでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「PRの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「PRの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「PRの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「PRの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「PRの日」を元に発信をする流れ

「PRの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「PRの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「PRの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「PRの日」を広報PRに活かした事例

「PRの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「PRの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「PRの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.2社共同での広報PR活動をプレスリリースで発信

東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は、九州旅客鉄道株式会社(JR九州)と運行しているバス高速輸送システム(BRT)についてプレスリリースを配信。「BRTが結ぶ ひと、地域、みらい」をコンセプトに、2社共同での広報PR活動を始動することを発表しました。

プレスリリースでは両社の企業ロゴを掲載したり、取り組み内容を2つに分けてピックアップしたり、見やすさ・読みやすさを意識した構成が特徴的です。ポスターのイメージ写真を掲載するだけでなく、バスが写ったBRT線の写真も掲載しています。「PRの日」にちなんだプレスリリースではありませんが、共同で取り組む内容がわかりやすくまとめられた好事例です。

参考:JR東日本・JR九州 BRT共同PRの実施について

事例2.2バージョンの表紙をデザインした初の取り組みを発表

株式会社KADOKAWAは、アニメ誌『月刊ニュータイプ 2024年11月号』の発売についてプレスリリースを配信しました。2025年3月に創刊40周年を迎えることを紹介したうえで、今回の11月を2バージョンの表紙で展開することを発表。

アニメ誌の認知拡大を図る広報PR施策ですが、「創刊40周年」「初の試み」「書き下ろし」など、タイトルや本文でインパクトかつ実績のわかる文言を盛り込んだのがGOODです。プレスリリースでは2パターンの表紙写真のほか、連載を開始する作品のビジュアルや付録内容などもまとめています。記念日にちなんだ発信ではないものの、周年をフックにした広報PRの参考事例です。

参考:『月刊ニュータイプ 2024年11月号』2024年10月10日(木)発売!! 表紙は2バージョン! 蒼月海里先生による書き下ろし小説『百槍のオラシオン』の新連載もスタート!

事例3.パブリックリレーションズを学ぶ職場体験プログラム

学校法人常翔学園は、株式会社アンティルとの共同企画をプレスリリースで紹介。PR(パブリックリレーションズ)を学ぶ職場体験プログラムを企画し、講義の様子などをレポートの形式で発信しました。

企画開始から数日後に配信されたプレスリリースで、実際に講義を受けている様子を写真で紹介したのがGOODポイント。さらに「アンティルのコメント」として講師の言葉を掲載し、学園と企業の考え・理念をリアルな言葉で発信したのも魅力です。「PRの日」の事例ではありませんが、記念日と組み合わせることでさらに親和性の高い広報PR施策へと活かせるのではないでしょうか。

参考:【摂南大学】【産学連携】摂南大学×PR会社アンティル 摂南大生が自校のPRを通してマーケティングを学ぶ!職場体験プログラム「自校PR塾」を開講

「PRの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

10月12日の「PRの日」は、広報やPR活動、マーケティングといった業務を想起させるきっかけになる日です。広告の企画に携わっている方や、SNS運用やマーケティング戦略などの事業を展開している方にとっては特に、「PRの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「PRの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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