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THINK SOUTHの日(12月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日THINK SOUTHの日(12月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

12月11日は「THINK SOUTHの日」。今回は「THINK SOUTHの日」の意味や由来を解説します。

また、「THINK SOUTHの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「THINK SOUTHの日」の意味・由来とは?

12月11日は「THINK SOUTHの日」です。「THINK SOUTH FOR THE NEXT」プロジェクトを記念し、プロジェクトの実行員会によって制定されました。

日付は、1989年12月11日に、南極大陸横断国際隊が南極大陸横断の中間点(南極点)に到達した出来事にちなんでいます。舟津圭三氏をはじめとする6ヵ国6人の冒険家が世界ではじめて南極大陸犬ぞり横断に挑戦し、約6,040kmを踏破。

当時の功績を伝えるとともに、現代社会の問題について改めて注目してもらい、後世に継承していくのが同プロジェクトの目的です。

特定の取り組みに関する記念日ですが、南極や犬ぞりといった関連のテーマを取り上げたり、サービス・書籍のプレスリリースにつなげたりといった広報PR活動に活かせるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「THINK SOUTHの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「THINK SOUTHの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「THINK SOUTHの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「THINK SOUTHの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「THINK SOUTHの日」を元に発信をする流れ

「THINK SOUTHの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「THINK SOUTHの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「THINK SOUTHの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「THINK SOUTHの日」を広報PRに活かした事例

「THINK SOUTHの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「THINK SOUTHの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「THINK SOUTHの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.イベントレポートや「THINK SOUTHの日」関連情報を配信

株式会社DACホールディングスは、株式会社ゴールドウインとともに展開するイベント「THINK SOUTH FOR THE NEXT 2024」についてプレスリリースを配信。夏に開催したワークショップ参加者から寄せられた質問に、6人の冒険家たちが解答しました。

さらにプレスリリースでは、12月11日の「THINK SOUTHの日」に向けて、FMラジオに探検家の舟津圭三氏が出演することも言及しています。自社プロジェクトならではの情報をプレスリリースで発信することで、イベント企画だけでなく自社そのものへの興味・関心を高めた好事例です。

参考:小学生の質問に世界各国6人の冒険家たちが回答。環境と平和を考えるメッセージを通して交流

事例2.南極に棲む「ヒゲペンギン」の展示開始をプレスリリースで発表

「横浜・八景島シーパラダイス」を運営する株式会社横浜八景島は、2024年11月9日から「ヒゲペンギン」の展示を開始することをプレスリリースで発表しました。ヒゲペンギンの写真を複数枚掲載し、生態や展示エリアなどについて紹介しています。

「THINK SOUTHの日」に関する事例ではありませんが、ヒゲペンギンの他にも数種類のペンギンを展示しており、南極やその周辺海域の生態系を感じられる点を強みとして記載。展示スタートに合わせて発売する関連グッズも、サイズ感や価格がわかる写真で紹介したのがGOODです。

参考:【横浜・八景島シーパラダイス】東日本で唯一の展示!黒いヒゲ模様が特徴なペンギンが仲間入り!ヒゲペンギン 展示スタート【2024年11月9日(土)~】

事例3.南極をテーマに未来を考える親子向けイベントを開催

KDDI株式会社は、企業ミュージアムKDDI MUSEUMで開催するイベント「KDDI南極アカデミー」のプレスリリースを配信しました。南極地域観測隊経験者の同社社員とともに、SDGsや地球の未来を考えることを目的とした親子向け企画です。

こちらも「THINK SOUTHの日」に関するプレスリリースではありませんが、キーワードと親和性が高く、イベントの広報PR施策としても参考になります。参加予約受付の日時に合わせた配信により、子育て世代を中心に多くの人の意欲を刺激した有用な事例といえるでしょう。

参考:KDDI MUSEUM、南極地域観測隊経験者と地球の未来を考える「KDDI南極アカデミー」を開催

「THINK SOUTHの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

12月11日の「THINK SOUTHの日」は、THINK SOUTH FOR THE NEXTプロジェクトに注目が集まり、世界的な環境問題や現代社会の課題を想起させるきっかけになる日です。

極地探検にまつわる商材を取り扱っている方や、南極・北極・犬ぞりといったテーマの商品企画を検討している方にとっては特に、「THINK SOUTHの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「THINK SOUTHの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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