【2020年7月版】広報PRトレンドウォッチ!汎用性の高いキーワードをフル活用して今年ならではの情報発信を

毎月の広報PRに役立つイベントトピックスやトレンド情報の活用についてお届けする、広報PRトレンドウォッチ。

2020年7月の広報PRでは、どんなトレンドやトピックスを意識して動いていったらいいのでしょうか。情報発信されるみなさまのヒントになるような情報をお届けすべく、今回もPR TIMES MAGAZINE編集部が考察していきます。

2020年7月ならではの対応対策が必要

いよいよ夏到来!梅雨が徐々に終わり、気温が一気に上昇。山開き海開きなどのマスメディアが報じるであろうイベントも控えています。「夏祭り」や「フェス」といった季節感のあるワードも多く、6月と比較すると広報PRのトピックスも豊富に。

2020年はオリンピック・パラリンピック開催に伴い、例年7月の第三月曜日にあたる海の日」が7月23日(木)に、10月の第二月曜日にあたる「体育の日」は7月24日(金)に移動し名称も2020年以降「スポーツの日」へ変更されます。2021年への開催延期に伴い、移動したこれらの祝日はどうなるか注目されていましたが、移動後の日程に据え置くことが発表されました。

参考:2020年限定の祝日移動について(首相官邸)

5月より緊急事態宣言が地域ごとに解除され、新型コロナウイルスに伴う生活の変化も落ち着きを取り戻しはじめました。ただ、富士山の登山ルートの山小屋が休業を決定したり、夏の大型ロックフェスの中止が発表されたように、平時通りの季節感あるイベントの開催については引き続きフレキシブルな対応が必要です。オンラインツールなどを駆使して新しい手法にトライしてみましょう。

今回は、7月に使える注目キーワードをPR TIMES MAGAZINE編集部がピックアップし、考察していきます。

(PR TIMES編集部)

2020年7月の注目キーワード

7月にはどんなキーワードが活用できそうか、今回も事例をもとに3つご紹介します。

注目KWその1「夏バテ・熱中症」

梅雨明けに伴う気温上昇と高湿度によって7月ごろから「夏バテ」や「熱中症」を発症する人が増え始めます。「夏バテ」は自律神経の乱れなどから食欲不振や倦怠感を引き起こす季節特有の症状のこと。「熱中症」は、気温や湿度の上昇により体温調整が困難になる障害を指します。早期の啓蒙のため、4月ころから対策グッズの広報を始めるケースが多いです

夏バテ・熱中症関連グッズは、斬新なアイデアや手に取りやすい気軽さなど工夫を凝らした商品が多く見受けられます。プレスリリースでは、端的かつインパクトを持たせた商品の特徴をタイトルに盛り込むのがポイントとなりそうです。

<夏バテ・熱中症対策グッズに関するプレスリリース例>

夏場の熱中症対策に最適!空調ファン付き「クーラーベスト™」を新発売

水に濡らして、絞って、振って。すぐにひんやり猛暑対策 「COOL WATER シリーズ」 を4月1日より発売

まるでポーターブルシェルター。自分専用の日陰と風を持ち歩き、夏の日差しと暑さから身を守る。

食べて夏バテ予防を促すグルメ系プレスリリースも。年に複数回ある「土用の丑の日」のなかでも、夏バテ対策も兼ね、夏の土用の丑の日は市場が盛り上がります。2020年の土用の丑の日は7月21日(火)ですので、鰻関連のプレスリリースを出す際は要チェック。また近年は「飲む点滴」として注目を集めている甘酒に関するプレスリリースも増えています。

<夏バテ・熱中症に関連したグルメ系プレスリリース例>

7月27日は土用の丑の日!夏の風物詩「鰻」をオフィスで食べたい企業向けイベント『オフィスde鰻』鰻弁当試食会を実施

急増中の甘酒女子も大絶賛!栃木の老舗甘酒会社と作った女性にしか飲ませたくない「ハーブティー甘酒」

生活習慣や年代など夏バテを引き起こすタイミングや対策、影響は人それぞれ。夏バテを様々な視点から解析していく調査リリースも目立ちます。

<調査に関するプレスリリース例>

2019夏総決算!夏バテの影響もあってか?恋活バテが急増中!夏の恋活疲れは約65%

<小学生の母親に聞く 夏休みの子どもの食生活意識調査>小学生の子どもを持つ母親の約6割が、夏休みの子どもの食生活に不安

日々多くのタスクをこなす多忙な現代女性。これから始まる夏場は、身体の不調だけではなく『肌不調』も実感。

今年は5月中旬から急激に気温が上昇し、早い段階から熱中症予防が叫ばています。コロナウイルス感染予防に伴うマスク着用によって熱が体内にこもりやすくなるため、熱中症対策マスクに関するプレスリリースも散見されます。

<マスクによる熱中症対策に関するプレスリリース例>

マスクの代用に!熱中症対策も兼ねるフェイスマスクのご紹介MISSION(ミッション)

新商品「接触冷感・抗菌・布マスク」のご案内

夏バテや熱中症は老若男女に起こり得る症状のため、早い段階から予防に向けた案内を開始し、オンタイムで対策グッズを広報するなど生活者のニーズに沿ったタイミングと内容で情報を届けると良いでしょう。

夏バテ・熱中症のプレスリリース活用事例はこちらから

注目KWその2「七夕」

7月の一大イベントといえば「七夕」。中国由来の風習と日本古来の風習があわさったミックスカルチャーとも言われ、日本では奈良時代から行われ江戸時代には民間にも拡がったようです。

参考:一般社団法人 日本記念日協会

織姫と彦星が一年に一度だけ天の川を渡って会うことができるロマンチックな記念日で、由来に沿ったカップル向けの情報が多いのも七夕ならでは。「ふたりを結ぶ天の川をイメージ」や「離れていてもお互いの想いを感じる」など七夕のストーリーを取り込んだイベントや商品の展開は、読み手の行動を起こしやすくします

<カップルに向けたプレスリリース例>

七夕フェア開催!『ゆびわ言葉®』でブライダルジュエリー選び、織姫と彦星にちなんだブルーorピンクサファイアをプレゼント

七夕をイメージした限定ペア商品「All my love~愛を込めて~」を新発売

諸説ありますが、七夕の夜に短冊に願い事を記して笹の葉につるす風習もあることから、「願いごと」「祈り」に関連したイベントも多く開催されます。

<願いごとに関連したプレスリリース例>

子ども達の”夢”を募集『七夕ゆめポスト』×『公園』コラボレーション企画を実施(西武造園株式会社、西武緑化管理株式会社、横浜緑地株式会社)

「ぜんこく大会でたくさん勝てますように!」みんなから集まったたくさんの七夕の願い事。今年も須磨の天神さま 綱敷天満宮でお焚き上げのご祈祷を行っていただきました。7/10(水)

七夕に全ての猫達の幸せを皆で祈ろう!7月6日7日に日本最大級ホゴネコイベント「ネコ市ネコ座withトレッタ」が東京ドームシティで開催!楽しみながら猫助けできるイベント。お得な前売チケット好評販売中!

飲食業界でも七夕と絡めたPR施策が多数行われています。織姫と彦星からヒントを得たものや、星空や短冊といったモチーフを引用するなど、各社工夫をして取り入ているようです。

<七夕関連のグルメ系プレスリリース例>

BOTANIST Tokyoに初の七夕メニューが登場!Instagramで約5,000人からの投票をうけ、織姫彦星イメージのドリンクが商品化

一風堂、7/7(日)全国の彦星と織姫に贈る “ふたり一緒”に「白丸赤丸 七夕ペア割」実施!全国79店舗で

願いも美も引き寄せる?!自然由来の青色「七夕茶」

「七夕」というひとつのトピックスでも、織姫と彦星のストーリー、星や短冊などのモチーフ、「7」という数字、「祈り」というアクションなど、あらゆる要素を活用できる記念日です。これらのプレスリリースを参考に、自社でも取り入れられるポイントを考えてみましょう。

七夕のプレスリリース活用事例はこちらから

注目KWその3「お中元」

お世話になった人へ感謝の気持ちを伝える記念日や行事は日本にも多くあり、夏には「お中元」を贈る風習が古くからあります。

お中元の由来は中国の風習からと言われています。中国の旧暦で1月・7月・10月の15日はそれぞれ「上元」「中元」「下元」と呼ばれ、中元にあたる7月15日は贖罪の日とされていました。日本では仏教の風習と混ざり、現在のように日頃お世話になっている目上の方へ感謝を伝える習慣として定着したようです。

初めてお中元を贈るときにどうやって・なにを贈ればいいのか迷ったり、また販売元にとっても若者のお中元離れなど、いかにお中元商戦を盛り上げていくか購入者・販売者双方悩みはつきません。だからこそ、こうした悩みや疑問の解決になるような切り口の調査リリースが各社から配信されています

<お中元に関する調査リリース例>

【毎年悩むお中元!!】もらってうれしくないお中元で不名誉な第1位は「○○」!好みではないお中元の商品は人にあげるか無理やり消費・・・もっと良い解決方法は?

凸版印刷、 「お中元を贈る際の意識・こだわりに関する調査」を実施

コロナ禍で迎える今年のお中元は手渡しなどが難しい反面、新しい贈り方が求められることでしょう。ECでのギフト配送などオンラインでもできるお中元の贈り方や、気になるマナー等の参考情報、新社会人など若年層にも浸透するようなアプローチ方法など、プラスアルファの心配りが感じられる情報を発信していけると良いですね。

お中元のプレスリリース活用事例はこちらから

2020年7月の広報PRはこう動くのがおすすめ

7月は「七夕」「海の日」といった記念日に加えて、梅雨から夏になることでシーズントピックスが一気に増加します。

気温の上昇などによって人々の生活に必要な商品やサービスが一気に変化するため、季節ならではのお悩みに対する対策・予防は早めにアクション出来るといいでしょう。

ただ、お祭りやフェスなど夏の風物詩ともいえるイベントは、2020年はすでに開催中止を発表しているものも少なくありません。依然として平時通りのアクティブな活動には制限や制約が伴うとしても、祝日移動などの最新情報をインプットして夏らしい、今年らしい提案をしてみてはいかがでしょうか。

<編集/岡 陽香>

この記事のライター

大森 美野

大森 美野

2015年にPR TIMES入社。主にPR活動レポート作成をしていましたが、もっとお客様の声が聞きたくて2019年よりカスタマーリレーションズ本部に異動。情報を欲していた広報担当時代を思い出しながら、PR TIMES MAGAZINEではたくさんのアレコレを届けていきたいと思います。石橋は叩きすぎて壊すタイプ。でもたまにスキップで渡っちゃいます。

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