PR TIMES MAGAZINE|広報PRのナレッジを発信するWebメディア
記事検索
title

アパレルプレスが押さえておきたい広報PRのポイント。SS・AW/FW別のネタ30選【プレスリリース事例あり】

アパレルにおける広報PR活動(アパレルプレス)の仕事内容は、イベント企画から撮影場所の設営、プレスリリースの配信まで多岐にわたります。ブランドや店舗によって重要な業務も変わりますが、実際にどのような動きで進行するべきかわからないという方もいるでしょう。

広報PR活動のメリットを発揮するためには、生活者・メディア関係者といった発信先を明らかにし、ブランドに基づいたネタ作りを意識することが大切です。本記事では、ファッション業界・アパレルプレスにおける広報PRのポイントとプレスリリース事例をご紹介します。

ファッション業界・アパレルプレスが広報PRを強化する必要性

ファッション業界・アパレルにおける広報PR活動では、メディア関係者や一般生活者など、対象者それぞれに適したコンテンツを構築することが重要です。

アパレルプレスの業務内容

  • プレスリリースなどの情報発信
  • 展示会やファッションショーなどのイベント
  • SNS、ECページなどのサイト運用
  • カタログ制作、ポスターの掲示
  • 自社ブランドの衣装貸し出し

例えば、カタログ制作は生活者向け、プレスリリースの配信は主にメディア関係者向けのコンテンツです。これらの業務は各内容に応じて展開する必要があるため、担当者を決めたり方向性を固めたりといった戦略が欠かせません。

広報PRを強化することにより業務がスムーズに進み、広報PR活動の成果も得やすくなるといえるでしょう。

ファッション業界・アパレルプレスの広報PRの仕事内容

広報PRには多様な業務がありますが、具体例がわからない方もいるのではないでしょうか。生活者向け・メディア関係者向けの仕事内容に分けて詳しく解説します。

生活者向けの仕事内容

ファッション業界・アパレルプレスの広報PR担当者は、InstagramなどのSNSを用いて発信するケースが多く見られます。ブランドのフォロワーなどに向けて自社製品を発信するSNS運用は、アパレルプレスの重要な広報PR活動です。

また、ブランドから新商品が発売されるタイミングやシーズンもののラインナップがある場合には、カタログ制作に携わることもあります。掲載する商品を選定したりビジュアルを整えたり、裏方業務もアパレルプレスの仕事のひとつです。

メディア関係者向けの仕事内容

広報PR活動において、メディア関係者向けの業務は多岐にわたります。メディア関係者の興味関心を引き、ニュースサイトに取り上げてもらったり企業・ブランドを取材してもらったりすることが目的です。

  • 新製品発表やシーズンごとの内覧会
  • 自社製品の貸し出し(リース)
  • モデルやスタッフのスケジュール調整
  • プレスリリース制作・配信

ファッション業界・アパレルプレスでは、テレビ制作時などに衣装をリースすることも認知拡大効果につながります。取材依頼や撮影があれば関係者のスケジュールを調整し、広報PR担当者を含む全体の動きを把握することが大切です。

また、プレスリリースの配信はアパレルプレスでも重要な業務のひとつ。ファッション業界を中心に多くの人へ情報を届ける広報PR活動です。

ファッション業界・アパレルプレスが広報PRを行ううえでのポイント

ファッション業界・アパレルプレスが広報PRを行う際には、顧客層に合わせた活動や他ブランドとの差別化といった検討が必要です。アパレル関係者が特に押さえておきたいポイントを5つご紹介します。

point

ポイント1.顧客層に合わせた活動を検討する

ファッション業界・アパレルプレスの広報PR活動において、顧客層の明確化は非常に重要です。商品の魅力やターゲット層を明らかにしたうえで、それに合わせた活動を検討していきましょう。

例えば20〜30代女性を想定したアパレルブランドであれば、SNSのライブ配信を活用しながら人気商品などを紹介する活動が有用です。季節ものの新商品を発売する場合は、ポップアップイベントを企画して実際に手に取ってもらう機会を増やしてもよいでしょう。

ポイント2.他ブランドとの差別化をする

多種多様なアパレル商品が流通している中で自社製品を認知してもらうためには、差別化が重要です。競合となる他社製品・ブランドにはない魅力を見いだして、生活者やメディア関係者にアピールしましょう。

プレスリリース制作なども差別化を軸に展開できれば、訴求したい内容やテーマを検討しやすくなります。「〇〇ならでは」という訴求点を明らかにすることでメディア関係者の関心も引きやすいため、差別化できるポイントをもとに広報PRを実施していきましょう。

ポイント3.複数ブランドの取り扱いがある場合は重複を避ける

自社で複数のブランドを取り扱っている場合は、各ブランドに合わせた広報PRを検討する必要があります。基本的にはブランドごとにコンセプトやターゲット層があるため、重複しないよう注意しましょう。

各ブランドのコンセプトに基づいて広報PRを検討することにより、自社の中でもブランドの差別化ができるようになります。

ポイント4.発信先に合わせて全体の動きを把握する

ファッション業界・アパレルにおける広報PR活動では、以下の3パターンの軸で展開するケースが多いといえます。

  • 自社の動き(展示会の実施日など)
  • 対メディアやバイヤー
  • 対生活者

自社・メディア・生活者それぞれに向けた動きを意識し、スケジュールを調整していきましょう。全体を見ながらスケジューリングすることで、複数の業務もスムーズにこなしやすくなります。

ポイント5.シーズンごとに広報PR活動を行う

ファッション業界・アパレルの広報PR活動を行う際に意識しておきたいのが「SS」「FW」といったファッションシーズンです。

  • SS(Spring Summer:スプリングサマー)=春夏
  • AW(Autumn Winter:オータムウィンター)=秋冬(イギリス英語)
  • FW(Fall Winter:フォールウィンター)=秋冬(アメリカ英語)

春から夏にかけて新商品を発売したり、秋冬シーズンの展示会を開催したりといった際に積極的に活用していきましょう。

なお、ファッション業界全体ではイギリス英語の「AW」が主流ですが、ニューヨークコレクションなどアメリカが中心となる場合は「FW」を使うケースも考えられます。ブランドコンセプトや商品のテーマに合わせてうまく使い分けるのがおすすめです。

ファッション業界・アパレルプレスが押さえておきたい広報PRネタ・事例30選

ここからは、ファッション業界・アパレルプレスにおける実際のプレスリリース事例をご紹介します。メディア関係者向けや生活者向けなどポイントを解説しているので、広報PRの参考にしてみてください。

SS:スプリングサマー

SS アパレルイメージ

1.ブランド初となるSSのシーズンキャンペーンムービーを公開

M株式会社は、L’arcobaleno(ラルコバレーノ)から2024年のSSのキャンペーンムービーを公開しました。2つのモデルを展開したSSのアイテムで、シーズンキャンペーンムービーの制作はブランド初。商品コンセプトに応じたムービーを複数公開し、顧客層に合わせたビジュアルで魅力を発信しています。

参考:【L’arcobaleno】2024Spring Summerキャンペーンムービーを公開!

2.ブランドの頭文字を用いたSSスタイリングを展開

プーマ ジャパン株式会社は、2024年のSSとして「P コレクション」と題したスタイリングを発売しました。PUMAならではのアパレルコレクションとして「P」の字を用いており、他ブランドとの差別化もできています。さらに、アンバサダーにサッカー選手や元ミス・ユニバース日本代表を起用したのも特徴的です。

参考:Spring Summer 2024 「P コレクション」第⼆弾が登場

3.2025年SSに向けて、新作サンプルなどを紹介する展示会

アパレルブランドを展開する株式会社ヤギは、2025年のSSシーズンに向けて展示会を実施。新作のサンプル・素材などを展示する、バイヤーや関係者向けの広報PR活動です。展示会そのものの施策はもちろん、プレスリリースの配信によって認知拡大効果を高めています。

参考:Spring/Summer 2025 Textile Exhibition のお知らせ

4.レディースファッションブランドのWebカタログを公開

株式会社ルックホールディングスは、2024年SSのWebカタログを制作し、プレスリリースで発表しました。レディースファッションブランド「KEITH(キース)」のカタログで、今季は3つのテーマを掲げています。

参考:【KEITH】WEBカタログ<Spring & Summer 2024>公開

AW/FW:オータムウィンター/フォールウィンター

AW アパレルイメージ

5.ブランド25周年に合わせたAWルックブックを公開

株式会社INSTYLE APPARELが運営する「LA MARINE FRANÇAISE(マリン フランセーズ)」は、2023年のAWのルックブックを公開しました。「Retour vers le future!(未来へ戻ろう!)」という印象的なテーマを掲げ、ブランド25周年に合わせたシルエット・素材にもこだわっています。

参考:マリン フランセーズの2023Autumn&Winter LOOK BOOKを公開いたしました

6.秋冬をイメージさせる写真構成で2023年カタログを公開

渡辺産業株式会社は、老舗ブランド「Johnstons of Elgin(ジョンストンズ オブ エルガン)」の2023年秋冬ルックブックを公開。日本公式ブランドサイトで掲載した写真を、プレスリリースでも紹介しています。複数パターンのデザインがわかるのはもちろん、秋冬をイメージさせる色味も魅力です。

参考:ジョンストンズ オブ エルガンの2023年秋冬ルックブックを日本公式ブランドサイトにて公開

7.着物リメイクをテーマにしたFWコレクションを発表

ニンジニアネットワーク株式会社は、「RE SYU RYU(リシュリュ)」の2023年FWコレクションを発表しました。「日常と非日常のあいだ」をコンセプトに掲げているブランドで、今回は「着物リメイク」をテーマにした新作を公開。自社ブランドならではのデザイン性をアピールしています。

参考:RE SYU RYU 2023 Fall & Winter Collection

8.3人の女性にスポットを当てたストーリーでFWポップアップストアを開催

株式会社カナダグースジャパンは、2023年のFWシーズンに向けてポップアップストアを実施。ブランドキャンペーンの舞台であるニューメキシコでストーリーを撮り下ろし、3人の女性にスポットを当てたコンテンツを展開しました。新作モデルはもちろん、日本限定コレクションの認知拡大にも効果が期待できる広報PR活動です。

参考:【カナダグース】大丸札幌店にて「2023 FALL WINTER CANADA GOOSE POP UP STORE」が開催。

シーズンフリー

アパレル 店内イメージ

|新店オープン

9.ポーランド初の常設展をショッピングモール内にオープン

株式会社ユニクロは、ポーランドの首都ワルシャワでのオープン情報を発表しました。常設店舗はポーランド初で、プレスリリースではショッピングモールのイメージ画像を掲載。オープンは2024年ですが、2022年に実施したポップアップストアについても紹介しています。

参考:2024年秋、ユニクロがポーランドに初の常設店舗をオープン

10.ブランド初の海外旗艦店とオンラインストアオープンを発表

株式会社ジーユーは、ブランド初となる海外の旗艦店「ジーユー ソーホー ニューヨーク店」とオンラインストアをオープン。プレスリリースでは代表のコメントを紹介し、事業展開の成果や今後の展望などを訴求しています。

参考:2024年秋、ジーユーが米国に海外初の旗艦店をオープン オンラインストアを同時開設し米国全土へ配送

|周年記念

11.34周年を記念するアニバーサリーコレクションを発売

株式会社サザビーリーグが展開するブランド「アガット」は、34周年のアニバーサリーコレクションを発売しました。ブランドモチーフのひとつである「四季」を表現したデザインを独自性につなげています。さらに対象品番の購入でもらえるプレゼントを用意することで、販売促進効果に寄与した事例です。

参考:【アガット】“四季”をイメージした34周年アニバーサリーコレクションが発売

12.開店60周年にちなんだデザインのアニバーサリー商品を発売

株式会社パパスのアパレルブランド「Papas(パパス)」は、新宿店の開店60周年を記念し、アニバーサリー商品を発売。「60」の文字をあしらったデザインが特徴的で、ブランド名とともに周年の特別感を演出しています。

参考:【パパス】京王百貨店 新宿店の開店60周年を記念したTシャツを発売

13.ブランドアンバサダー就任5周年を記念した広告キャンペーン

株式会社ケリングジャパンのアパレルブランド「GUCCI」は、シャオ・ジャン氏のグローバル・ブランドアンバサダー就任5周年を記念し、キャンペーンを展開。ブランド広告キャンペーンとして、ブランドのバッグやスニーカーなども登場しています。

参考:シャオ・ジャンとグッチとのコラボレーション5周年を記念して〔グッチ ホースビット 1955〕グローバル広告キャンペーンを展開

|新ブランド・新商品/復刻

14.ヘアスタイリストと共同開発でエッセンシャルアイテムが新登場

株式会社ITXジャパンは、「ZARA」から新登場の「ZARAHAIR EVERYDAY BASICS」を発表しました。イギリス出身のヘアスタイリスト、GUIDO PALAU氏とZARAによる共同開発商品です。プレスリリースでは同氏のコメントも紹介し、ヘアケアに関心がある人を中心に興味関心を引いています。

参考:ZARAからGuido Palauと共同開発したZARAHAIR EVERYDAY BASICSが4/4日(木)に新登場

15.アウトドアメーカーのアパレルシリーズから新色を展開

アウトドアメーカーの株式会社finetrackは、アパレルシリーズ「ラミースピンエア」から新色を展開しました。清涼感のある着心地を強みとしており、メンズ・ウィメンズそれぞれ一色ずつラインアップを追加。アパレル領域に限定したプレスリリースの配信で、自社の認知拡大にも効果が期待できます。

参考:風まとう、涼しい着心地。夏のアウトドアに最適な「ラミースピンエア」に新色登場!|finetrack(ファイントラック)

16.5年間着られる3WAYのアパレル商品を発表

株式会社オーネミューエは、自社が展開するサステナブルブランド「KasuRekids(カスリキッズ)」の新商品を発表。「2歳でも7歳でも着られる」というインパクトのある文言と、3WAYの汎用性に本商品ならではの魅力が感じられます。

参考:日本の手仕事でつくるこども服のサステナブルブランド【KasuRekidsカスリキッズ】が5年着られる「3WAYワンピース」と成長にあわせて調整できる「ユニセックスパンツ」の定番2アイテムを先行販売!

17.オリジナルヨガウエアブランドから休息・睡眠をサポートする新ラインを展開

ホットヨガスタジオを運営する株式会社LAVA Internationalは、オリジナルヨガウエアブランドから新ライン「SUKALA(スカーラ)」を発表しました。ヨガをする時間だけでなく、休息・睡眠時間のサポートに着目したルームアイテム。素材の機能性にもこだわり、自社ならではの強みを発揮しています。

参考:LAVA オリジナルヨガウエアブランド SUKALAの新ライン 「SUKALA HOME」2023年12月15日(金)販売開始

18.女性最古のブルージーンズを忠実に再現し、復刻

リーバイ・ストラウス ジャパン株式会社は、デニムブランド「Levi’s®」から、女性最古のブルージーンズであるロットナンバー401を復刻。当時のデザインを忠実に再現し、その特徴やこだわりをプレスリリースで紹介しています。ブランドのファンはもちろん、メディア関係者へのアプローチにも有用な好事例です。

参考:Levi’s® Vintage Clothing – 女性最古のブルージーンズ、ロットナンバー401 を復刻

|雑誌・Webサイトなどへの起用

19.子ども向けのアパレルシリーズが雑誌で推奨

ギャップジャパン株式会社は、0歳から着用できる「はじめてのデニム」コレクションが、雑誌『VERY』に取り上げられたことをプレスリリースで発表しました。今回の功績にちなんで、スタイリストが厳選したアイテムの魅力を紹介しています。

参考:Gap、0才から着用できるMY FIRST DENIM「はじめてのデニム」コレクションを雑誌VERYが推薦!

20.ファッション性にこだわった傘ブランドの新CMを公開

株式会社ワールドパーティーは、新テレビCMに女優の南沙良氏を起用したことを発表し、放映情報のプレスリリースを配信しました。「傘はファッションだ。」というブランドメッセージを発信するため、傘の国内トップブランドとしての独自性・新規性をアピールしています。

参考:傘ブランド「Wpc.」創立20周年記念イメージキャラクターの女優・南沙良さんが出演する新TVCM『気まぐれな雨』篇を2024年4月1日(月)より全国放映開始!【メイキング&インタビュー映像も公開】

|コラボレーション

21.ファッションビキニブランドとのコラボレーション商品を7種展開

株式会社Rosy luce co.は、ファッションビキニブランド「ALEXIA STAM」とのコラボレーション商品を展開。全7種類のラインアップをそろえ、ディレクターを務める板野友美氏の誕生日にも触れながら紹介したプレスリリースが特徴的です。

参考:【ブランド初】板野友美がディレクターを務める【Rosy luce】ブランド初の水着をALEXIA STAMとのコラボレーションで発売!ママと完全お揃いにできるベビースイムウェアも登場!

22.ファッションインフルエンサーとコラボし、都会的なメガネを新発売

株式会社インターメスティックは、メガネブランド「Zoff」とファッションインフルエンサー高島 涼氏とのコラボレーション商品を発表しました。「イマ欲しい」をイメージし、都会的なファッションを意識したアイウエアコレクションです。コラボ商品に合わせて、限定ステッカーのプレゼント情報にも触れています。

参考:メガネブランド「Zoff」とファッションインフルエンサー「高島 涼」のコラボレーションサングラス「Zoff|Ryo Takashima」登場

|イベント・キャンペーン

23.アメリカ人モデルを起用した2024年グローバルキャンペーン

ギャップジャパン株式会社は、アメリカ人モデル、テイラー・ヒル氏を起用した「Summer 2024 グローバルキャンペーン」を発表。同社ブランド「Banana Republic(バナナ・リパブリック)」から展開するキャンペーン企画です。プレスリリースではアパレルアイテムの写真とともに、モデルのコメントを中心に紹介しています。

参考:バナナ・リパブリック、Taylor Hillを起用したSummer 2024グローバルキャンペーンを発表

24.プロeスポーツチームのアパレルポップアップイベントを開催

株式会社Reignite Entertainmentは、プロeスポーツチーム「REIGNITE」が展開するアパレルブランドの春夏コレクションを発表し、ポップアップイベントを開催しました。eスポーツとアパレルを掛け合わせた魅力的なコンテンツであることはもちろん、レポートとしてプレスリリースを配信することで認知拡大につなげています。

参考:【イベントレポート】プロeスポーツチーム「REIGNITE」がアパレルポップアップイベント『SS POPUP with -niitu-』を開催。

25.豪華特典が付与される1ヵ月限定キャンペーンを実施

グローバルスタイル株式会社は、オーダースーツ専門店「グローバルスタイル」のキャンペーン情報を公開しました。期間中、対象プランを利用するとクーポンなどの特典が付与される1ヵ月限定企画です。スーツの需要が高まる3月のシーズンであること、特典をきっかけに新規層の獲得が期待できることが魅力的な事例といえます。

参考:【3種類の豪華クーポン付き】グローバルスタイルは、ついにラストの「オーダースーツ早割コンビフェアFinal」を本日3月1日~31日まで全37店舗で開催!

26.自社開催アワードの受賞者をプレスリリースで紹介

株式会社マックスマーラ ジャパンは、自社開催アワード「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー賞®」のレポートを発表。受賞者にヤラ・シャヒディ氏を選出したことを紹介し、アワードの概要などをプレスリリースでまとめています。

参考:マックスマーラとウィメン・イン・フィルムは、2023年度ウィメン・イン・フィルム「マックスマーラ フェイス・オブ・ザ・フューチャー賞®」受賞者としてヤラ・シャヒディを選出

|記念日

27.スーパーモデルや有名フォトグラファーを起用した「母の日」キャンペーン

マイケル・コースジャパン合同会社は、スーパーモデルのグレース・エリザベス氏とその家族を起用し「母の日」のキャンペーンを開催しました。フォトグラファーやスタイリストの名前も明記し、記念日ならではの特別な空間をアピールしています。

参考:マイケル・コース、スーパーモデルのグレース・エリザベスを起用した母の日キャンペーンを発表

28.オーガニック繊維のリラックスウエア先行販売で「父の日」の包装に対応

オーガニック繊維製品を自社製造・販売する株式会社ハートは、リラックスウエアの先行販売をスタート。4月末の発売となることから、「父の日」のギフト包装にも対応しています。クラウドファンディングサイトでの取り扱いをプレスリリースで発表したことで、ブランドの認知拡大、商品の販売促進効果も期待できるでしょう。

参考:【猛暑対策】麻のイメージを覆す衝撃のやわらかさを体感してほしい! ヘンプ(大麻)100%で仕立てたリラックスウェア「なごみヘンプのくつろぎ甚平」をMakuakeにて4月27日(土)より先行発売開始。

29.「父の日」にもおすすめの、新潟で作られた生地を使ったネクタイ

合同会社アレコレは、新潟県で作られている生地を使用したネクタイを新発売。「新潟の大人のためのネクタイ」というユニークなコンセプトで、地元への愛着を訴求したのが特徴です。発売時期が4月であることから、「父の日」のギフトとしての適用性にも触れています。

参考:新潟の大人の新定番に。ニイガタネクタイ誕生

30.鉄道会社とコラボレーションし「こどもの日」イベントのTシャツを発売

アパレル・雑貨ブランド「OJICO(オジコ)」を展開する有限会社チャンネルアッシュは、若桜鉄道株式会社とのコラボレーションTシャツを発売しました。5月5日の「こどもの日」に開催のイベントに合わせて誕生した、親子向けのアパレルアイテム。記念日と鉄道イベント、さらに自社のブランドをうまく組み合わせて広報PRにつなげた事例です。

参考:【初登場】若桜鉄道×OJICOコラボレーションTシャツ5月5日(日・祝)若桜鉄道こどもの日イベントにて発売!

効果的な広報PR活動でファッション業界・アパレルプレスを盛り上げよう

ファッション業界・アパレルプレスで広報PR活動を行う際には、発信先を明確にしたうえで進行していくことが大切です。複数のブランドを取り扱っている場合は、各ブランドのコンセプトや顧客層に応じた施策を検討しましょう。

SS(スプリングサマー)、AW/FW(オータムウィンター/フォールウィンター)などシーズンごとにコンテンツが展開できると、メディア関係者の目に留まる機会も増やすことができます。今回ご紹介した数々のプレスリリース事例も参考にしながら、ぜひ自社・ブランドのアパレルプレスに活かしてみてください。

PR TIMESのご利用を希望される方は、以下より企業登録申請をお願いいたします。登録申請方法料金プランをあわせてご確認ください。

PR TIMESの企業登録申請をするPR TIMESをご利用希望の方はこちら企業登録申請をする