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ご当地キャラの日(5月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ご当地キャラの日(5月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月11日は「ご当地キャラの日」。今回は「ご当地キャラの日」の意味や由来を解説します。

また、「ご当地キャラの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にイベント業界の方や、地域貢献を目指す企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ご当地キャラの日」の意味・由来とは?

5月11日は「ご当地キャラの日」です。全国各地のご当地キャラ同士の連携を深め、ローカルキャラクターを全国に周知することを目的に、滋賀県彦根市に本部を置く一般社団法人日本ご当地キャラクター協会が制定。日付は「5(ご)10(当)1(地)」の語呂合わせから5月11日としています。

同協会では記念日に、X(旧Twitter)を活用し共通ハッシュタグ「#ご当地キャラの日」でトレンド入りを目指すイベントを実施しています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ご当地キャラの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ご当地キャラの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ご当地キャラの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ご当地キャラの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ご当地キャラの日」を元に発信をする流れ

「ご当地キャラの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ご当地キャラの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ご当地キャラの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ご当地キャラの日」を広報PRに活かした事例

「ご当地キャラの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ご当地キャラの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。事例は「ご当地キャラの日」に合わせたものではありませんが、ご当地キャラを絡めた広報PR活動を検討する際に参考になるのではないでしょうか。

事例1.静岡県のイメージキャラクター「ふじっぴー」が静岡県PR隊に就任

静岡県は、県のイメージキャラクター「ふじっぴー」が静岡県のPR隊(見習い)に就任したことをプレスリリースで発表。最新のAI技術で声を手に入れた「ふじっぴー」がしゃべられるようになりました。

動画やSNS、イベントなどでふじっぴーから情報を発信。プレスリリースでは、声開発のポイントをわかりやすくまとめたほか、2月22日に行われた就任式の様子について画像とともに紹介しています。

「ご当地キャラの日」にちなんだものではありませんが、県の魅力をPRする「ご当地キャラ」に関するプレスリリースとして参考になる事例です。

参考:静岡県イメージキャラクター「ふじっぴー」が静岡県PR隊(見習い)へ就任

事例2.「ゆるバース」の公式クラウドファンディング開始をプレスリリースで配信

Spiral.AI株式会社は、公式AI制作会社として参画する「ゆるバース」の公式クラウドファンディングが開始したことをプレスリリースで配信しました。「ゆるバース」はオンラインのメタバースとオフラインのリアルイベントを組み合わせたハイブリッド型で、ご当地キャラクターを通して地方創生を応援するイベントです。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、公式クラウドファンディングの始動をタイトルで記し、タイトルで伝えきれない内容をサブタイトルで補足しているのがGOOD。クラウドファンディングを行うことでどのようなことができるようになるのかを明記している点も参考になるポイントです。

参考:Spiral.AIが公式AI制作会社として参画する「ゆるバース」の公式クラウドファンディングがスタート

事例3.「一緒に働きたいご当地キャラクターランキング」トップ10を発表

株式会社ウェイブダッシュが運営する、みんなでつくる地域応援サイト「生活ガイド.com」は、「一緒に働きたいご当地キャラクターランキング」トップ10をプレスリリースで発表しました。

1位が山梨県甲斐市の営業部長「やはたいぬ」、2位が北海道苫小牧市の「とまチョップ」、3位が秋田県北秋田市の「バタもっち」と続き、プレスリリースでは10位までの結果をランキング形式で紹介。ひと目で結果がわかるビジュアル資料を採用しているのがGOODです。

「ご当地キャラの日」にちなんだ事例ではありませんが、プレスリリースを配信することでご当地キャラだけでなく、企業やサイトの認知拡大にも貢献した事例といえるでしょう。

参考:一緒に働きたい ご当地キャラクターランキング 「やはたいぬ」が1位に!

「ご当地キャラの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ご当地キャラの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

全国各地にいる「ご当地キャラ」は、商品・サービスだけでなく、地域に関する広報PR活動に活用しやすく、多くの企業が起用しています。自社でご当地キャラを使った商品やサービス、イベント・キャンペーンなどを検討する際は、5月11日の「ご当地キャラの日」に絡めてみてもよいかもしれません。

記念日を活かした広報PR活動で、より多くの人に自社の取り組みを知ってもらいましょう。

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