使えるのはひとつだけとは限らない!10月に使える「●●の秋」プレスリリース事例

秋は過ごしやすい気候など様々な要素から「芸術の秋」や「食欲の秋」など幅広い分野で活動が盛んになります。PR TIMESでも「●●の秋」というワードを活用した季節感ある様々なプレスリリースが配信されています。

そのなかでも今回PR TIMES MAGAZINEがピックアップしたのは2019年10月17日に配信された、株式会社スターミュージック・エンタテインメントさんのプレスリリースです。こちらを紐解いていきます。

◆株式会社スターミュージック・エンタテインメントさんのプレスリリースはこちら
ALL BGM CHANNEL待望のジャズ最新作!「Autumn Jazz Music – 静かな秋の夜に聴く、大人癒しジャズ -」がリリース

利用シーンがイメージしやすい!株式会社スターミュージック・エンタテインメントの「●●の秋」プレスリリース事例

株式会社スターミュージック・エンタテインメントさんは音楽や映像ソフトの企画、制作、販売、イベントの企画、制作、運営などイベント業務も行っています。同社が運営するBGMプラットフォームで、ジャズの最新作配信に関するプレスリリースです。

「食欲の秋」や「芸術の秋」などをフックにしたイベント開催や新商品販売などがあるなか、こちらのプレスリリースの魅力を紐解いたところ

  • 想像しやすい利用機会を提案
  • 効果をフックに潜在層にも届く工夫
  • あらゆるステークホルダーを見据えた提案

の3つのポイントが見えてきました。

GOODポイント1:想像しやすい利用機会を提案

プレスリリースのサブタイトルには「●●の秋」を羅列し、「秋の夜風にあたりながら聴きたい」と続けることで、それらのシーンに適したプロダクトであることが想像されます

プレスリリースサブタイトル部分

「●●の秋」というワードを活用して季節感のある施策を企画するとき、プロダクトにあったひとつのキーワードを選択するケースがほとんどで、本件のような音楽関連の場合は「芸術の秋」を選択することが多いでしょう。

ただし、さまざまな「●●の秋」のうち、プロダクトによっては複数当てはまる場合や、逆にどれもしっくりこないと悩むこともあるでしょう。そのような時に、本リリースのように季節感と利用シーンを強調して複数の「●●の秋」を活用する手法は参考になります。

GOODポイント2:効果をフックに潜在層にも届く工夫

本文内では、ジャズがもたらす効果に触れています。

本文内段落冒頭
本文内段落終わり

段落冒頭でジャズのもたらす効果を端的に伝え、段落終わりには効果を踏まえた提案をしています。ダウンロード版のURLへの誘導も違和感がなく、読み心地の良い文章です。

プレスリリースに設定されたキーワードにも「癒し」などを登録。日頃からジャズを嗜んでいる既存のユーザーだけでなく、その効果を求めているであろう潜在層にもプレスリリースが届きやすい工夫がなされています

プレスリリースに設定されたキーワード

エンターテイメント・芸術関連の内容の場合、プロダクト自体の特徴や性質のみならず、利用者の一連の体験を想像できる情報を加えることで、購買・体験意欲をより掻き立てやすくなります。

ただし、医療的な効果や物理的効果を謳うような誇大広告になってしまうと、PR TIMESの設ける掲載基準に触れてしまうため注意が必要です。

GOODポイント3:あらゆるステークホルダーを見据えた提案

プレスリリースの結びには音源配信以外の事業についても紹介。

プレスリリース結び部分

これは同社から配信されるプレスリリース全てに記載されているわけではありません。「ジャズのプレスリリースを手に取る人には、こんな需要もあるだろう」と、プロダクトの特性から想定できるステークホルダーに向けて呼びかけていると考えられます。

このようにプロダクトや事業ごとのステークホルダーを見据えたうえで、隠れたニーズを想定した情報発信は常に心掛けていきたいですね。

季節の特性を最大限に活用しよう

「●●の秋」を背景とした機会提案や、効果から見るアプローチ、ターゲットを見極めた情報発信など、参考になるポイントがいくつもありました。

春はお花見、夏は海水浴、冬はスノースポーツなど季節ごとの特徴や魅力を味わえるのは日本の四季ならでは。特に秋はジャンルの幅が広く、衣食住から娯楽まで幅広いカテゴリで盛り上がりを見せます。

その中でも「●●の秋」はその種類の多さから、どんな企業でも利用しやすいのが特徴です。ターゲットの利用シーンを想像して、さまざまな「●●の秋」のお供として自社のプロダクトやサービスを提案してみてはいかがでしょうか。

<編集/岡 陽香>

この記事のライター

大森 美野

大森 美野

2015年にPR TIMES入社。主にPR活動レポート作成をしていましたが、もっとお客様の声が聞きたくて2019年よりカスタマーリレーションズ本部に異動。情報を欲していた広報担当時代を思い出しながら、PR TIMES MAGAZINEではたくさんのアレコレを届けていきたいと思います。石橋は叩きすぎて壊すタイプ。でもたまにスキップで渡っちゃいます。

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