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【PR TIMESノウハウ】種類・カテゴリとは?反映場所や設定するポイントを解説

PR TIMESでは、必要な情報を適切な読み手に届けられるよう、配信するプレスリリースの「種類」と「カテゴリ」を設定できます。プレスリリースの種類・カテゴリは、配信元である企業と読み手であるメディア関係者・生活者をつなぐ大切な設定です。

本記事では、PR TIMESでプレスリリースの種類・カテゴリを設定する際のポイントをお伝えします。

PR TIMESで選択できるカテゴリとは?

PR TIMESでは、日々さまざまな業界・業種のプレスリリースが配信されています。メディア関係者や生活者など、プレスリリースの読み手となる人たちは、数あるプレスリリースの中から求めている情報を探します。その際に、必要な情報を見つけ出しやすくするための1つの機能として、発表する情報が属する業界を指すカテゴリ設定ができるようになっているのです。

では、プレスリリースを配信する際に選択できるカテゴリには、どのようなものが用意されているのでしょうか。

カテゴリの「種類」

カテゴリには、大きく3段階あり、まず1つ目は「種類」があります。プレスリリースの「種類」とは、発表する情報のジャンルのこと。例えば、配信するプレスリリースが新商品情報なのか、経営情報なのか、イベント情報なのかを、「種類」で区別することができます。
ここでは、8つの選択肢から選択できるようになっています。必須項目になっているので、どれかを必ず選択しましょう。
※「上場企業決算発表」は、企業情報の設定で上場市場を設定している場合にのみ表示されます。

カテゴリ種類の選択画面

ビジネスカテゴリとサブカテゴリの違い

次に選択できるのは、「ビジネスカテゴリ」です。こちらも種類と同じく必須項目となっており、「サブカテゴリ」を含めて最大2つまで選択できます。

ビジネスカテゴリの選択肢はかなり細分化されており、全部で90を超えます。ビジネスカテゴリでは、自社の事業カテゴリにもっとも近いものを選択しましょう。サブカテゴリは必須項目ではありませんが、プレスリリースの内容により近いカテゴリを選択したり、複数事業展開している場合はそちらに近いものを選択したりと、情報を探す人にとって見つけてもらいやすいように設定するのがおすすめです。

ビジネスカテゴリの設定画面
ビジネスカテゴリの設定画面

PR TIMESの種類・カテゴリを設定するメリット

日々、数多く配信されるプレスリリース。種類・カテゴリを設定することで、必要としている相手に的確に情報を届ける導線を作れます。設定することでどのようなメリットがあるのか詳しく紹介していきます。

1.メディアユーザーには、種類・ビジネスカテゴリに対応したプレスリリースが届く

PR TIMESに登録しているメディアユーザーは、受信したいプレスリリースの種類とビジネスカテゴリを、担当するメディアや業界に応じて設定できます。その設定に該当するプレスリリースは、自動的にメディアユーザーのメールアドレス宛に配信されるようになります。

カテゴリを絞り込んでプレスリリースを表示しているメディア関係者や、生活者の中には「必要な情報だけがほしい、関係のない情報は要らない」と思っている人も多くいます。そのような人に向けて的確に情報を届けるためには、プレスリリースの内容に沿ったカテゴリを正確に選択することが重要なポイントになります。

2.PR TIMES上で、種類・ビジネスカテゴリごとにリサーチできる

PR TIMES上の各プレスリリース末尾に表示される種類やビジネスカテゴリをクリックすると、同じ設定をしているプレスリリースが一覧で表示されます。この機能を通じて、メディア関係者や生活者などの読み手が、関連するプレスリリースをまとめてリサーチできます。

毎日何十通、何百通という量のプレスリリースを受け取るメディア関係者。種類・ビジネスカテゴリの設定を通じて、求める情報をいち早くニュースとして報道できる仕組みを整えています。

3.カテゴリに紐づくSNSアカウントで投稿される

各カテゴリに紐づいたPR TIMESの公式SNSアカウントでシェアされます。

PR TIMESでは、メインアカウント以外に、テクノロジー、エンタメ、ビューティー、ファッション、ライフスタイル、ビジネス、グルメ、アプリなど、カテゴリごとのアカウントを運用しており、該当カテゴリで登録されたプレスリリースを随時自動的にピックアップして紹介しています。

PR TIMESが運用するX(旧 Twitter)は、メインアカウントだけで150,000人のフォロワーを超えています(2024年2月末時点)。カテゴリ設定することで、プレスリリースがソーシャルメディアで広まりやすくなることをサポートできます。

SNS投稿について詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。

PR TIMESの種類・カテゴリ設定が反映される場所

ここからは、PR TIMESの種類・カテゴリ設定がどこに反映されるか解説していきます。

プレスリリース画面

プレスリリースの入力画面で選択した種類とカテゴリは、配信後のプレスリリース画面の下部に表示されます。「プレスリリース素材」ボタンの上部にて、キーワードや関連リンク(関連URL)と合わせて確認できます。

【PRTIMESノウハウ_No.12】キーワード設定のポイント

種類、ビジネスカテゴリは、クリックすると同じ設定をしているプレスリリースが新着順に一覧で表示されます。

例えば、企業の経営情報を重点的に情報収集しているメディア関係者であれば、種類の「経営情報」の一覧から新着のリリース情報を探すことができます。また、新しいネットサービスの情報を探している記者であれば、ビジネスカテゴリの「ネットサービス」の一覧から新情報をリサーチできるのです。

PR TIMESのトップページ

PR TIMESサイトのトップページのヘッダーには複数のカテゴリが並んでおり、カテゴリを選択しておけば(かつ選択したカテゴリがトップページ表示のカテゴリに該当していれば)、カテゴリ別プレスリリースの一覧でも表示されることになります。

つまり、カテゴリ単位で情報を追っている人に対しては、プレスリリースを見つけてもらいやすくなります。

カテゴリ別のページに表示

さらに、カテゴリ別プレスリリースの一覧画面上部には、カテゴリごとのランキングが表示されます。こちらはカテゴリに該当するプレスリリースのみのランキングなので、対象となるプレスリリースの数がトップページよりも少ないため、ランクインする可能性は高くなります。ランキングに表示されるとページのトップに表示される時間が長くなるため、より閲覧の可能性が高まるでしょう。

また、上記でご紹介した種類、ビジネスカテゴリ別のプレスリリース一覧は、プレスリリース下部だけでなく、PR TIMESトップページの右サイド「カテゴリで検索」からも遷移することができます。

カテゴリで検索

PR TIMESの「種類」設定のポイント

プレスリリース入力画面の「メディア関係者へ追加情報を案内」記入欄の下に、「種類」を選ぶ項目があります。種類の設定は必須項目なので、選択しないとプレスリリースが配信できません

種類の設定画面

選択肢は下記の8種類があります。プレスリリースの内容にもっとも当てはまる項目を選びましょう。

①商品サービス
新サービスの発表、新商品の発売、リニューアルなど商品サービスに関するプレスリリースの場合に選択。

②イベント
イベント、発表会、カンファレンスなど、催し物に関するプレスリリースの場合に選択。

③キャンペーン
特別プランや期間限定のキャンペーンなどプロモーションに関するプレスリリースの場合に選択。

④経営情報
資金調達、株式上場、経営陣の交代など、企業や団体として重要な経営情報に関するプレスリリースの場合に選択。

⑤調査レポート
アンケート結果や市場調査などの調査リリースの場合に選択。

⑥人物
①~⑤以外の、社員やユーザーなどの人物に関するプレスリリースの場合に選択。

⑦上場企業決算発表
上場企業の決算発表に関するプレスリリースの場合に選択。
※「上場企業決算発表」は、企業情報の設定で上場市場を設定している場合にのみ表示されます。

⑧その他
上記のいずれにも該当しない場合はこちらを選択。

PR TIMESの「ビジネスカテゴリ」設定のポイント

ビジネスカテゴリは、配信する企業やブランドの業界を設定します。種類と同じくプレスリリース配信時の必須項目となっています

ビジネスカテゴリの選択肢は全部で90以上あります。配信設定画面上では、プルダウン形式で、太字で表示される大カテゴリから細分化して小カテゴリが表示されます。

その中から自社の主軸事業、もしくは配信内容と関連する事業にもっとも近いカテゴリを選びます。迷った場合には、「読み手にとって、配信するプレスリリースをどのカテゴリの情報として受け取ることがもっとも有用か」をポイントに選択しましょう

ビジネスカテゴリの設定画面

大カテゴリは、以下の27カテゴリに分類されています。まずはもっとも当てはまる大カテゴリを決め、その中の小カテゴリを1つ選択するようにしましょう。

①パソコン(テクノロジー)
パソコンやソフトウェア、プロバイダなど周辺機器に関するプレスリリースの場合に選択。

②ネットサービス・アプリ
スマートフォンゲームやアプリ、ネットサービスなどに関するプレスリリースの場合に選択。

③デジタル製品・家電
家電、モバイル端末、AV機器などに関するプレスリリースの場合に選択。

④企業向けシステム・通信・機器
セキュリティ、ネットワーク機器、電気機器、サーバなどに関するプレスリリースの場合に選択。

⑤流通
百貨店、コンビニ、卸売、問屋、通販などに関するプレスリリースの場合に選択。

⑥エンタテイメント
芸能、音楽、映画、DVD、CMなどに関するプレスリリースの場合に選択。

⑦出版・アート・カルチャー
雑誌、漫画、アニメ、出版物、芸術、文化などに関するプレスリリースの場合に選択。

⑧ゲーム・おもちゃ
ゲーム、玩具、遊具、人形などに関するプレスリリースの場合に選択。

⑨スポーツ・アウトドア
スポーツ、アウトドア、登山などに関するプレスリリースの場合に選択。

⑩自動車・バイク
自動車、カー用品、バイク、バイク用品などに関するプレスリリースの場合に選択。

⑪インテリア・雑貨
家具、収納、日用品、生活雑貨、ガーデ二ング、DIYなどに関するプレスリリースの場合に選択。

⑫アパレル・ファッション
洋服、ジュエリー、アクセサリー、靴などファッションに関するプレスリリースの場合に選択。

⑬食品・飲料
食品、お菓子、酒類、飲料などに関するプレスリリースの場合に選択。

⑭外食・中食
レストラン、ファーストフード、宅配、テイクアウトなどに関するプレスリリースの場合に選択。

⑮美容・健康
化粧品、スキンケア、ヘア用品、ヘルスケア、美容サロン、フィットネスなどに関するプレスリリースの場合に選択。

⑯医療・医薬・福祉
医療、医薬、福祉、介護、リハビリなどに関するプレスリリースの場合に選択。

⑰暮らし
ペット、ギフト、花、恋愛、出産、葬儀などに関するプレスリリースの場合に選択。

⑱ホテル・レジャー
ホテル、旅館、旅行、テーマパークなどに関するプレスリリースの場合に選択。

⑲住宅・建築・建設
住宅、商業施設、建築、建設、空間デザイン、土木などに関するプレスリリースの場合に選択。

⑳教育・資格・人材
学校、学習塾、保育、幼児教育、就職、資格、語学などに関するプレスリリースの場合に選択。

㉑金融
銀行、信用組合、クレジットカード、証券、FX、保険などに関するプレスリリースの場合に選択。

㉒広告・マーケティング
広告、宣伝、リサーチ、マーケティングなどに関するプレスリリースの場合に選択。

㉓ビジネス・コンサルティング
シンクタンク、財務、法務、特許、知的財産などに関するプレスリリースの場合に選択。

㉔交通・運輸・輸送
運送、道路、引越し、物流、倉庫、貨物などに関するプレスリリースの場合に選択。

㉕素材・化学・エネルギー
金属、ガラス、土石、化学、電気、資源などに関するプレスリリースの場合に選択。

㉖自然・環境
天気、自然環境、エコ、リサイクルなどに関するプレスリリースの場合に選択。

㉗その他
政治、地方自治体、社団法人、ボランティア、国際情報、農林、水産などに関するプレスリリースの場合に選択。

PR TIMESの「サブカテゴリ」設定のポイント

プレスリリースの内容に関する業界のカテゴリは、1つに限定されない場合もあります。その場合には、「サブカテゴリ」を活用することができます。つまり、メインとなる業界を「ビジネスカテゴリ」で1つ選択し、補足として「サブカテゴリ」を1つ選択することで、最大2つのカテゴリを設定できるのです

例えば、アプリ開発を事業としている企業が、化粧品に関するスマホ向けアプリを開発した場合、メインカテゴリは「スマートフォンアプリ(大カテゴリ:ネットサービス・アプリ)」、サブカテゴリは「スキンケア・化粧品・ヘア用品(大カテゴリ:美容・健康)」と設定します。

種類・カテゴリを設定してより確実に情報を届けよう

以上、PR TIMESにおけるプレスリリースの種類・カテゴリの設定方法とポイントについてご紹介しました。

初めて設定する場合は、類似するプレスリリースを参考にしてみると良いかもしれません。種類やビジネスカテゴリからほかのプレスリリースをたどってみると、ヒントを多く得られるでしょう。

プレスリリースの情報を、必要としている人々に適切に届けるために、ぜひこの機能を活用してみてください。

<編集:PR TIMES MAGAZINE編集部>

PR TIMESでプレスリリースの種類・カテゴリを設定するときのQ&A

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