ワープロ記念日
12月8日は「アルバムセラピーの日」。今回は「アルバムセラピーの日」の意味や由来を解説します。
また、「アルバムセラピーの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に写真業界の方や、アルバム制作に携わっている方はぜひ参考にしてみてください。
「アルバムセラピーの日」の意味・由来とは?
12月8日は「アルバムセラピーの日」です。アルバムセラピー講座やアルバムセラピストの育成などを手掛ける、一般社団法人日本アルバムセラピー協会によって制定されました。
日付は、同協会が2015年12月8日に設立された出来事にちなんでいます。アルバムセラピーとは、過去の写真やアルバムを使って自分自身を発見し、「自分にとっての本当の幸せ」を発見するためのセラピー。
アルバムセラピーについて発信し、より多くの人にその効果や魅力を知ってもらうことが、記念日制定の目的です。
現像した写真をまとめるアルバムはもちろん、近年ではスマホやPCといった端末で写真・動画を保管するケースも増えています。記念撮影でのスタジオ利用を促したり、アルバムサービスのプレスリリースを発表したりといった広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「アルバムセラピーの日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「アルバムセラピーの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「アルバムセラピーの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「アルバムセラピーの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「アルバムセラピーの日」を元に発信をする流れ
「アルバムセラピーの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「アルバムセラピーの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「アルバムセラピーの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「アルバムセラピーの日」を広報PRに活かした事例
「アルバムセラピーの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「アルバムセラピーの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「アルバムセラピーの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1.上野動物園の人気パンダ写真を掲載した大型カレンダー
株式会社小学館は、上野動物園の双子パンダの写真を集めたカレンダーを発売しました。一般公開が始まった2022年4月から撮影した全写真の中から厳選し、大型カレンダーに収めた新商品です。
プレスリリースでは、掲載した写真から3枚をピックアップし、サンプルとして紹介しているのがGOODポイント。カレンダーの最後にはおまけページを用意し、「パンダファミリーのメモリアル」としてアルバム風にまとめています。
参考:【本日11月25日発売!】上野動物園の双子パンダ・シャオシャオ&レイレイの大型カレンダー!一般公開後のベストショットを集めた永久保存版、ぜひお手元にいかがですか?
事例2.写真の整理術が学べる無料イベントを2日間限定で開催
一般社団法人・写真整理協会は、12月4日と5日の2日間、「みんなの写真フェスティバル2022」と題したイベントを開催しました。写真の整理を中心に多様なテーマで活動を展開する同協会が、12月5日の「アルバムの日」に合わせて実施したプロジェクトです。
当日は協賛企業や写真整理アドバイザーが参加し、写真整理のノウハウなどをアドバイス。入場無料スペースのほか、笑顔写真家による有料セミナーや、昔の紙焼き写真がデジタル化できる無料スキャンサービスなども展開しています。プレスリリースとしてイベント情報を発信することで、効率的な認知拡大効果を発揮した広報PR事例です。
事例3.全国の従業員による選考で「アカチャンホンポ賞」を決定
乳幼児のマタニティ・ベビー用品店を運営する株式会社赤ちゃん本舗は、株式会社パパスマイル主催の「BabyTech® Awards 2023」のプラチナスポンサーとして「アカチャンホンポ賞」を決定。株式会社バッファローのデジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」が選ばれたことをプレスリリースで発表しました。
プレスリリースでは、「アカチャンホンポ賞」を受賞した「おもいでばこ」の紹介をはじめ、選定理由や授賞式概要について記載。「アルバムセラピーの日」にちなんだ事例ではないものの、全国の従業員が選んだ賞の紹介として、デジタルフォト・アルバムの魅力を伝え、企業の取り組みも見える好事例です。
参考:全国の従業員が選んだ「アカチャンホンポ賞」が決定!デジタルフォト・アルバム「おもいでばこ」
「アルバムセラピーの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
12月8日の「アルバムセラピーの日」は、写真アルバムを見返したり、これまでの思い出をまとめたりするきっかけになる日です。セラピーに限定せず、アルバムサービスを展開する企業の方や、写真・アルバムに関するイベントを検討している方にとっても、「アルバムセラピーの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「アルバムセラピーの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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