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電卓の日(3月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日電卓の日(3月20日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月20日は「電卓の日」。今回は「電卓の日」の意味や由来を解説します。

また、「電卓の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にOA機器業界の方や小売業界の方、電子機器の開発を手掛ける企業などはぜひ参考にしてみてください。

「電卓の日」の意味・由来とは?

3月20日は「電卓の日」です。1974年(昭和49年)のこの日、日本の電卓生産量が年間1000万台を突破したことを記念して、日本事務機械工業会(現:一般社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会)が制定しました。また、国産の電卓が発売されて10年目の節目であったことも由来しています。

1964年(昭和39年)3月、早川電機工業株式会社(現在のシャープ株式会社)が国産初の電卓「CS-10A」を発表。当時は車が買えるほど高価でかつ重量が25㎏もある大きな物でした。その後、「使い易さ、低消費電力化、低価格化」を実現するための「軽薄短小化」を目指し開発が続けられ、今では非常に身近な誰でも使える事務機器のひとつとなりました。

「電卓の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「電卓の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「電卓の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「電卓の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「電卓の日」を元に発信をする流れ

「電卓の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「電卓の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「電卓の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「電卓の日」を広報PRに活かした事例

「電卓の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「電卓の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「電卓の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.「SIAAマーク」認証を取得したカラフルな電卓を発売

シャープは、すべてのキー表面を清潔に保つ加工を施したカラー・デザイン電卓「L-M336」を発売しました。

プレスリリースでは、この商品の特徴でもある「くすみカラー」を基調とした7つの電卓が並ぶ画像をトップに使用し、読者の関心を引いています。また、近年高まる清潔志向に対応し「抗ウイルス加工」「抗菌加工」などを施している特徴も記載。電卓本来の機能だけでなく、時代の需要に合わせた特徴を備えた商品であることを広報PRしています。

参考:カラー・デザイン電卓7モデルを発売

「電卓の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「電卓の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「電卓の日」には、OA機器や事務用品も注目されるでしょう。関連商品のイベントやキャンペーンを実施したり、事務用品に関する調査リリースを出したりするのも一案です。

「電卓の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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