水分補給の日
5月22日は「たまご料理の日」。今回は「たまご料理の日」の意味や由来を解説します。
また、「たまご料理の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。
広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、飲食業を手がける企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「たまご料理の日」の意味・由来とは?
5月22日は「たまご料理の日」です。一般社団法人・全日本うまいもん推進協議会によって制定されました。
日付は、「たまご(5)」、「に(2)わとり」の語呂合わせから5月22日となっています。
料理の基本と言われるたまご料理をとおして、食についての衛生と安全を啓蒙する機会を提供することが目的です。
たまご料理をメインに扱う飲食店の方はもちろん、レシピや食育を行う企業の方にとっても自社の商品サービスや取り組みを発信する良い機会となるでしょう。
「たまご料理の日」は、一般社団法人・日本記念日協会によって登録・認定されています。
「たまご料理の日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「たまご料理の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「たまご料理の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「たまご料理の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「たまご料理の日」を元に発信をする流れ
「たまご料理の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「たまご料理の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「たまご料理の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「たまご料理の日」を広報PRに活かした事例
「たまご料理の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「たまご料理の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「たまご料理の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1.たまごに関する総合的な調査レポートを公開
キユーピー株式会社は、卵に対する認識や食べ方、トレンドを分析した調査報告「たまご白書2021」を公開しました。「好きなたまご料理」では、「目玉焼き」が3年連続で1位とのことです。
添付されたPDFドキュメントではスライド60枚にわたる内容を、プレスリリースでは約3,000字とコンパクトにまとめています。冒頭に「サマリー」、最後に「まとめ」を記載することで、わかりやすいだけでなく同社の専門家としての信頼性を高めているといえます。
参考:「たまご白書2021」を公表。卵について魅力を感じることは、「タンパク質が豊富」が突出。好きな卵料理は、「目玉焼き」が3年連続で不動のNo.1
事例2.たまご料理専門店の1号店を出店し、今後の戦略と併せて発表
飲食店の経営やプロデュースなどを手がける株式会社みたのクリエイトは、「たまごかけご飯とたまご料理専門店 Egg Farm TORITAMA」をオープンしました。
プレスリリースでは、出店の経緯やコンセプトについて詳細に説明。各時間帯での商品展開や今後の出店予定など、同事業の戦略についても伝えています。
toCのメディアだけではなく、飲食業界などtoBのメディアにも興味を持ってもらえる切り口を用意しているプレスリリースです。
参考:(株)みたのクリエイト、たまごかけご飯とたまご料理 「Egg Farm TORITAMA」令和4年6月22日(水)オープン
事例3.新事業の戦略発表会とポップアップストアのオープニングイベントのレポートを公開
たまご・加工食品の開発から販売を手がける株式会社アキタフーズは、新事業の戦略発表会と期間限定ポップアップストアのオープニングイベントを実施しました。
お笑い芸人を多数招いて開催されたイベントのため、当日開催するだけでなくこのように後日開催レポートとしてプレスリリースを配信するのも効果的です。イベントに参加できなかった一般生活者にも自社について知ってもらうきっかけになるほか、後々のイベントの参考として見返すこともできます。
参考:事業戦略発表会 & ポップアップストア オープニングイベントを実施
「たまご料理の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
「たまご料理の日」は、たまご料理に注目が集まるきっかけになる日です。
たまごを含む食品を製造・販売する企業の方や、飲食店を経営する方にとっては特に、「たまご料理の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「たまご料理の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
【関連記事】