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立春(2月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日立春(2月4日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2024年2月4日は「立春」。今回は、立春の意味や由来を解説します。

また、立春をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイントもご紹介。実際に開催されているイベントもピックアップしながら、広報PRにつながる事例を取り上げています。

広報やマーケティングネタを探している方、特に春に開催するイベント関係者は、ぜひ参考にしてみてください。

春の始まりを意味し、春の気が立つとして「立春」。雑節の基準日で、この日から数えて88日目を「八十八夜」、210日目を「二百十日」など、さまざまな行事が行われます。

「立春」の意味・由来とは?

春の始まりを意味し、春の気が立つとして「立春」。春夏秋冬の4つの季節それぞれの始まりが立春・立夏・立秋・立冬とされています。2024年は2月4日が立春となります。

立春は季節を知るために用いられる「二十四節気」のうちのひとつで、24ある節気の一番目です。また雑節の基準日でもあるため、この日から数えて88日目は「八十八夜」、210日目は「二百十日」とされています。

日本では、6世紀頃から明治時代初期まで「太陰太陽暦」が用いられていましたが、この太陰太陽暦では季節と月日がずれてしまうため、二十四節気が編み出されました。

「立春」をきっかけに広報PR活動する効果

「立春」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「立春」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「立春」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「立春」を元に発信をする流れ

「立春」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「立春の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「立春の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「立春」を広報PRに活かした事例

「立春」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「立春」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.1月26日~2月4日「立春」の期間限定大福を発売

株式会社杵屋本店は、老舗和洋菓子専門店「杵屋本店(きねやほんてん)」は、熊野大社で御祈祷した「立春大福」を発売することをプレスリリースで配信。2024年1月26日から2月4日の「立春」にかけて、御祈祷した赤えんどう豆を使った期間限定で販売する商品です。

プレスリリースでは商品パッケージと中身がわかる写真に加え、「立春大福」を食べると縁起がよいことや、赤えんどう豆についても解説しているのがGOODです。御祈祷の様子も複数の写真で紹介し、「立春」ならではの和菓子の魅力や強みに訴求しています。

参考:~立春には熊野大社で御祈祷した「立春大福」で厄除け開運 !~ | 株式会社杵屋本店のプレスリリース

事例2.「立春」にだけ絞る貴重な日本酒を期間限定で提供

自然にときめくリゾート 休暇村は、食事会場「安曇野ダイニング」にて、「立春朝搾り」を提供することをプレスリリースで発表しました。1年のうち1日、「立春」にのみ絞られる貴重な日本酒を期間限定で販売します。

「年に一度だけ」「縁起の良いお酒」など、インパクトのある文言で興味を引くタイトルがGOODポイント。提供開始前のタイミングでプレスリリースを配信することで、より多くの人に知ってもらう効果にもつながっています。

参考:年に一度だけ全国43の蔵で作られる縁起の良いお酒「立春朝搾り」 休暇村リトリート安曇野ホテルでは

事例3.「立春」の食を彩る1ヵ月限定メニュー

感動創出企業として活動する株式会社ポジティブドリームパーソンズは、同社の運営施設で開催する「冬暖か~ふゆあたたか~」についてのプレスリリースを発表。2月1日~2月29日の実施に先駆けて、予約情報を公開しています。

期間中は、2月4日の「立春」にちなんだ特別メニューが振る舞われます。プレスリリースはシンプルな内容ですが、冬季ならではの薬膳料理の食材を並べたアイキャッチや、実際の料理がイメージしやすい写真を掲載したのがGOODです。

参考:【予約受付中】2月限定開催「冬暖か~ふゆあたたか~」“薬膳=スパイス”ではない!心身を整える旬の素材を組み合わせて創るコース | 株式会社ポジティブドリームパーソンズのプレスリリース

「立春の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

立春と節分は混同されがちですが、広報PRの観点からは、節分はファミリーや子ども向けなのに対して、立春はここまでご紹介してきた通り「大人向け」といえます。

春らしさや季節感を出すPRを考えるうえで、節分と立春の使い分けは大切なポイントです。お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「立春」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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