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春一番名付けの日(2月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日春一番名付けの日(2月15日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月15日は「春一番名付けの日」。今回は「春一番名付けの日」の意味や由来を解説します。

また、「春一番名付けの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に春ならではの広報PR施策を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「春一番名付けの日」の意味・由来とは?

2月15日は「春一番名付けの日」です。1963年2月15日に、「春一番」という言葉がはじめて新聞で使われた出来事にちなんで、記念日として制定されました。

立春から春分にかけて、その年にはじめて吹きつける強い風が「春一番」。冬の北風とは異なり、逆方向の南側から吹くため、暖く強い風の流れを感じられます。

気象庁が正式に春一番として認定するのは、風速が毎秒8mを超えること、前日から気温が上昇していること、といった条件を満たした場合です。風速や温度変化によっては、春一番が記録されない地域もあります。

「春一番名付けの日」に特化したイベント・キャンペーンは見られませんが、春一番が吹く季節に合わせたプレスリリースを出したり、春ならではのキャンペーンを開催したり、商材によって多様な広報PRを考案できるでしょう。

「春一番名付けの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「春一番名付けの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「春一番名付けの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「春一番名付けの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「春一番名付けの日」を元に発信をする流れ

「春一番名付けの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「春一番名付けの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「春一番名付けの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「春一番名付けの日」を広報PRに活かした事例

「春一番名付けの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「春一番名付けの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「春一番名付けの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.春一番の落語会開催に先駆けたプレスリリース配信

ぴあ株式会社は、MBSテレビが神戸朝日ホールで開催する「春蝶・一之輔の春一番」についてプレスリリースを配信しました。4人の落語家が登壇するイベントです。

プレスリリースには2人のコメントを掲載。ポスター画像・コメント・開催情報とシンプルな構成ですが、読みやすくまとめた書き方がGOODな事例です。記念日に関する発信ではありませんが、春がはじまるシーズンならではのイベントを告知する際の参考になります。

参考:『春蝶・一之輔の“春一番”』桂春蝶・春風亭一之輔による落語会を3月に神戸朝日ホールで開催!

事例2.ふきのとうを使った化粧品原料の開発について発表

スキンケア化粧品の開発やOEM製造を手掛ける株式会社サティス製薬は、「ふきの芽フィトカンナビノイド」の開発についてプレスリリースを配信しました。「春一番の苦み食材」と呼ばれるフキノトウを活用した化粧品原料です。

化粧品の原料に関する発信は、専門的な言葉が多いものの、誰でも理解しやすい言葉を交えながら丁寧にまとめられたプレスリリースがGOOD。「春一番名付けの日」に関する発信ではないものの、春一番の食材である「ふきの芽」を使っていること、皮脂バランスが整うことなどの訴求ポイントを明記しているのも参考になります。

参考:春一番の苦み食材「ふきのとう」から、CBD様作用で皮脂バランスを整える化粧品原料を開発

事例3.初春に販売する期間限定商品をプレスリリースで紹介

持ち帰り寿司店を運営する株式会社小僧寿しは、「春一番!寿司祭」と題した期間限定企画を実施しました。3月4日〜5日と11日〜12日の期間中に提供する商品をプレスリリースで紹介しています。

3種類すべてのメニューがわかるアイキャッチを掲載したうえで、各商品についてひとずつ紹介した構成がGOODポイント。「春一番名付けの日」にちなんだ事例ではありませんが、販売初日の全日にプレスリリースを配信することで認知を広め、より多くの人の購買意欲を高めた広報PR施策といえます。

参考:【小僧寿し】いよいよ本格的な春が近づいてまいりました!3/4(土)〜『春一番!寿司祭』 開催!

「春一番名付けの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

2月15日の「春一番名付けの日」は、春ならではの行事に注目が集まり、花見やピクニックを想起させるきっかけになる日です。春にちなんだ商材を扱っている方や、アパレル業界などで春ならではの広報PRを検討している方にとっては特に、「春一番名付けの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「春一番名付けの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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