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ビデオの日(11月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ビデオの日(11月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月3日は「ビデオの日」。今回は「ビデオの日」の意味や由来を解説します。

また、「ビデオの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に映像業界の方やエンターテインメント業界の方、VODのサービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「ビデオの日」の意味・由来とは?

11月3日は「ビデオの日」です。一般社団法人日本映像ソフト協会と日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合によって結成された「ビデオの日実行委員会」が制定しました。

1996年11月にDVDが発売されて2016年で20年、2006年11月にBlu-rayが発売されて2016年で10年ということ、また、11月3日は毎年「文化の日」でお休みであることから、「文化の日にはゆっくり家でビデオを観てほしい」という想いで記念日に。この日を中心にレンタルショップなどではキャンペーンやセールが実施されています。

また、「ビデオの日」は2016年に一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「ビデオの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ビデオの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ビデオの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ビデオの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ビデオの日」を元に発信をする流れ

「ビデオの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ビデオの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ビデオの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ビデオの日」を広報PRに活かした事例

「ビデオの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ビデオの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ビデオの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.豪華賞品が当たるキャンペーンを「ビデオの日」にスタート

Webサービスの開発・運営を手掛ける株式会社ソルトワークスは、2022年11月3日の「ビデオの日」にちなんで「ビデオの日キャンペーン」を実施することをプレスリリースを配信。11月3日から30日の期間中、自社サービス「想い出ビデオDVDダビング工房」を利用すると、DVDプロジェクターが当たるキャンペーンです。

プレスリリースでは、ビデオテープの映像をDVDなどにダビングするサービスと「ビデオの日」を組み合わせたキャンペーンであることを紹介。ひと目でキャンペーンの詳細がわかるアイキャッチがGOODです。「おうちで想い出鑑賞会をしよう」と記載したキャッチコピーは、ダビングサービスを提供する企業ならではの広報PR施策といえるでしょう。

参考:【11月3日はビデオの日】迫力の大画面で想い出鑑賞会をしよう。DVDプロジェクターが当たる “ビデオの日キャンペーン” 開催

事例2.最新作公開を記念し、ホラー映画6作品を特集放送

AXN株式会社が運営する洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」では、2023年10月12日と13日に特集放送を行いました。10月13日に公開される最新作「死霊館のシスター 呪いの秘密」を記念し、「モノに取りついた悪霊」をテーマにした映画作品6つを放送する取り組みです。

プレスリリースでは、放送予定の映画タイトルと放送期間を明記した画像を掲載しており、ひと目でわかりやすくなっているのがGOOD。「ビデオの日」のプレスリリースではありませんが、映画作品や自社運営チャンネルの情報を発信する広報PR活動として参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:“モノに取りついた悪霊”をテーマにしたホラー映画を特集放送!『死霊館のシスター 呪いの秘密』公開記念:スリラー・ナイト

事例3.映画に関する意識調査の結果をプレスリリースで公開

日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネットは、映画に関する調査レポートを発表しました。2023年6月30日から7月4日にかけて、同社の調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて実施した意識調査です。

調査リリースには、Webで4,000人から回答を得た今回の調査では、約6割が年間1本以上の映画を見ていること、半数が「映画館で飲み物を買う」ことが判明したことを掲載を。俳優・声優に対する意識や、自宅より映画館で見たいと答えた年代といったように、細かい項目を設けているのが特徴的です。

映画に関する調査ですが、「ビデオの日」に絡めやすいプレスリリースともいえるでしょう。

参考:FromプラネットVol.210 <映画に関する意識調査

「ビデオの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ビデオの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「ビデオの日」には、映画やドラマだけでなくミュージックビデオ動画といった映像に関するあらゆるものに注目が集まりやすくなります。また、昨今はビデオ会議などビジネスシーンで利用する「ビデオ」もあるため、幅広い視点でPRできるでしょう。

今一度「ビデオの日」をきっかけに自社製品やサービスなどを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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