インターネットでの情報収集が主流となった現代では、画像や写真などビジュアルのインパクトがとても大切です。プレスリリースにおいても、SNSでシェアされることも増え、より多くの人に読まれるようになりました。シェアされることを見据えたうえで、アイキャッチとなる画像や素材を豊富なバリエーションで用意しプレスリリースを作成しましょう。
しかし、準備期間が短かったり、発表の撮影ができなかったりなど、自社で画像素材を用意できない場合もありますよね。そんなときに心強い味方となるのがストックフォトサービスです。
この記事では、数あるストックフォトサービスの中から「PIXTA(ピクスタ)」の利用方法についてご紹介します。
プレスリリースにPIXTA(ピクスタ)の画像は使ってもいいの?
ストックフォトサービスとは、さまざまなイメージ、シチュエーションの写真素材群の中から、適切な画像を探して使用できるというもの。スマートフォンを操作する手元、通勤途中のビジネスマン、空などの自然風景などの場面が用意されています。
これらは、販売元に素材使用料を支払うことで使いたい画像を利用することができます。その中でも高品質な素材が豊富なサイトとして知られているのがピクスタ株式会社が運営する「PIXTA」です。
PR TIMESでは2016年よりPIXTAと提携しており、数ある販売素材から1,500万点を超える画像素材の中からプレスリリースの挿入画像として使用したいものを選び、入稿画面で直接操作ができるようになっています。オプション料金はかからず、どなたでも無料でご利用いただけます。
※業務提携発表時のプレスリリースはこちら
プレスリリースでPIXTA(ピクスタ)の画像を使うときの3つのポイント
PIXTAの画像はどのように活用するのがいいのでしょうか。プレスリリースで利用する場合のポイントをチェックしていきましょう!
ポイント1:キーワード入力+カテゴリ選択で絞り込む
PIXTAには膨大な数の画像がストックされています。眺めているだけでは、素材選定だけで多くの時間がかかってしまうので、最初からある程度の絞り込みを行うのがベストです。
活用したいのは「キーワード入力」と「カテゴリ選択」です。「キーワード入力」は「スマートフォン 手 女性」などスペースで区切ることでand検索となり、イメージしている画像がピンポイントで表示されやすいのでおすすめです。
また、カテゴリ選択では「人物」「風景」など写真の方向性をある程度絞り込むことができるので、キーワードを入力できるほど具体的なイメージが固まっていないときにはこちらも効果的です。
ポイント2:なるべく横長で自社やサービスのテイストに合うものを選ぶ
たとえイメージ通りの画像に出会えたとしても、それがプレスリリースの素材としてふさわしい画像かどうかという観点を忘れてはいけません。PR TIMESでは画像とテキストの表示バランスを考慮し、基本的に横長の画像を使用することを推奨しています。PIXTAの画像を利用する際も横長の画像を選ぶと、プレスリリース全体がすっきりときれいにまとまります。
また、PIXTAにはさまざまなカメラマンやクリエイターが撮影・作成した画像がストックされています。さまざまなパターンの中から、なるべく自社のテイストと合うものを選べるといいですね。
基準となるのは、コーポレートサイトのイメージや、サービスのブランドコンセプトなど。特にプレスリリース本文内に複数画像を登録し、その中の1点をPIXTAから選ぶなどの場合には、統一感の崩れがないか全体をチェックしてみましょう。
プレスリリースを受け取るメディアの方々や生活者に対して、違和感を与えない画像をセレクトすることが重要です。
ポイント3:PR TIMES以外でも使用する際は素材の購入が必要
プレスリリースに使用したPIXTAの画像は、PR TIMES上でプレスリリースを閲覧するときやパートナーメディアへの転載、メール配信時に掲載されます。
ただし、プレスリリースページ下部にあるプレスリリース素材ダウンロードや、FAX原稿での利用はできません。PR TIMES上のプレスリリースページにリンクさせる場合は問題なく閲覧できますが、自社のコーポレートサイトなどPR TIMES以外の場所でも利用したい場合には、PIXTAサイトから別途購入が必要です。
その場合、PIXTAの画像下に記載されているクレジットからワンクリックで「PIXTA」サイトの画像素材ページに移動できるので、いちから画像を探し直すことなく、購入手続きに進むことができます。
プレスリリースを受け取ったメディア関係者が使用する際も同様に購入が必要となります。メディア関係者がプレスリリースを見て「画像を使おう」という時に使えなくなってしまうケースや自社素材のようにキャプチャで誤って紹介してしまうケースも考えられるため、プレスリリースの主体となる画像として使いたい場合には注意しましょう。
PR TIMESでPIXTA(ピクスタ)の画像を挿入する方法
PIXTAの画像挿入方法はとてもシンプルです!
編集画面の右側にあるアイコンから「画像ファイルをアップロード」メニューをクリックし、「PIXTAから画像を探す」を選択します。
するとPIXTAの画像検索画面が開くので、 ①キーワード入力、②カテゴリ選択、③キーワード入力+カテゴリ選択のいずれかの方法でイメージしている画像を検索しましょう。
あとは選んだ画像をダウンロードするだけ。既にアップロードしているお手持ちの画像なども含めて最大20点まで選択できます。そこからは通常の画像挿入方法と同様に、挿入したい場所にカーソルを持ってきてから画像を選択すれば挿入できます。
PIXTA画像下部に”photo by pixta.jp”と表示され、キャプションも通常の画像同様に128文字(全角64文字)入力可能です。必要に応じて配置や大きさを調整すれば挿入は完了です。
PIXTA(ピクスタ)の画像を利用したプレスリリース例
それでは、どんなときにPIXTAを活用するとより良いプレスリリースとなるのでしょうか。PIXTAを利用した事例を見てみましょう。
画像などの素材がない場合
医療機関で働く女性にとってはまさに魅力的な内容のプレスリリースでも、テキストのみの発信か、1枚でもビジュアルがあるかで、読まれる可能性はぐっとあがります。どうしても画像素材がない場合、PIXTAを活用できることさえ知っていれば、SNSでシェアされた際のビジュアルイメージも担保することができます。
調査リリースなどグラフなどの素材しかない場合
FromプラネットVol.125<冬のかぜ対策に関する意識調査>
こちらは調査リリースでの活用事例。意識調査の場合、グラフやデータを作成し素材を揃えることで手いっぱいになり、イメージ画像まで手が回らない……ということも多いのではないでしょうか。
グラフ画像は内容が細かく視認性をあげづらいケースもあるので、PIXTAでイメージ画像を一枚加え「なにに関する調査なのか」「どのような内容なのか」を一目で分かりやすくするのも一つのポイントです。
よりイメージを膨らませたい場合
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プレスリリースの発表以降に企画がスタートしたり、イベントが開催されたりという場合、プレスリリースの時点では実績がなく、イメージ画像が用意できないということもありますよね。
そのようなときも、この事例のように、企画に沿ったイメージ画像をPIXTAから追加しましょう。情緒的な価値が増し、サービスや商品の魅力がより伝わりやすくなります。
プレスリリース用の画像がない場合はPIXTAで準備しよう
誰もが情報発信の主役となり、日々さまざまな情報が行き交っています。自分にとって必要な情報を取捨選択する意識がとても重要ですが、無意識に目に入り、いつの間にか興味を惹かれてしまうのが画像素材の持つ力でしょう。
プレスリリースでは、内容に即した自社らしい画像を用意するのがベストではありますが、どうしても素材手配が難航する場合や、時間優先で準備が後回しになってしまう場合にはPIXTAの機能も是非活用してみてくださいね。
PR TIMESのプレスリリースでのPIXTA(ピクスタ)使用に関するQ&A
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