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企業のInstagramの運用の方法は?定めるべき運用ルールから、4つのコツまで伝授します

若年層を中心に人気のSNSであるInstagram。広報手段のひとつとして活用する企業も増えています。この記事では、Instagramの基本の運用方法から運用ルール、運用のコツまでを一挙に解説します。

企業のInstagram運用の方法とは?

「アカウントを作成する」だけでは、Instagramの運用は開始できません。では、企業がInstagramの運用を始めるためには、どんな手順が必要なのでしょうか。ここでは、最もベーシックな5つのステップに分けて、運用開始のための手順を解説します。

STEP1.運用の目的・KPIを決める

アカウントを作成して運用を開始する前に、運用の目的とKPIを確認・決定しましょう。Instagramの運用の目的として挙げられるのは、大きく分けて次の3パターンです。各目的の詳細は「Instagramで企業アカウントはどう活用する?作成方法から運用まで、成功する5つのポイントを紹介」で解説しています。

【Instagram運用の目的】

  1. 認知度の向上
  2. ユーザーとのコミュニケーション
  3. ビジュアルによる世界観の発信

また、運用の成否を判断するためのKPIは、運用の目的によって異なります。何のために運用していて、どんな指標を達成していれば成功と言えるのかが振り返りやすいように、運用を開始する前に目的とKPIを必ず設計しておきましょう。

【KPIの例】

  • フォロワー数
  • いいね数
  • コメント数
  • ストーリーズの閲覧数
  • リンククリック数
  • エンゲージメント率
  • プロフィール画面の閲覧数
KPIを決める

STEP2.運用の担当者を決める

Instagramの運用では、様々な投稿内容を試したり、新しい機能を活用したりといったフットワークの軽さが求められます。運用担当者を決める際には、そうしたスキルがあるかどうかを判断基準としても良いでしょう。

運用はただ投稿するだけの仕事ではありません。競合調査や数値分析、ユーザーコミュニケーション、社内調整など、求められるスキルも多岐に渡ります。広報担当者ひとりでの運用が難しい場合は、自部署・他部署と連携して「チーム」で運用してみるのもおすすめです。

STEP3.投稿の頻度・トーン&マナーを決める

Instagramには、フィード(通常の投稿)とストーリーズという2つの投稿方法があります。そのそれぞれで投稿頻度を決めておきましょう。詳細は後述しますが、Instagramの投稿形式とフィードの特徴を押さえて、最適な投稿頻度にチューニングする必要があります。

また、Instagramは「世界観」が重要なSNSです。世界観のバラつきを防ぐために、写真や動画、テキストの雰囲気に一貫性を持たせましょう

STEP4.アカウントを作成する

Instagramで企業アカウントを運用する際は、「ビジネスアカウント」を作成します。「Instagramで企業アカウントはどう活用する?作成方法から運用まで、成功する5つのポイントを紹介」でも紹介している通り、アカウントの作成方法は簡単です。アカウント作成の手順はInstagramの公式ページでも確認できます。ただし、Instagramアプリのインストールが必要なので、セキュリティを考慮して業務用のスマートフォンやタブレットをあらかじめ用意しておくと良いでしょう。

STEP5.投稿と分析を実施する

アカウント作成までの準備が整ったら、投稿を開始します。注意したいのは、「ただ投稿するだけ」では効果を得られないこと。アカウントの現状と目標がどれだけ乖離しているのか、その差分を埋めるにはどんな手段(投稿)を用いるべきなのかを的確に判断するためにも、投稿の後には必ず分析を実施してください。効果計測の手法については、「Instagramの効果測定の方法は?広報がチェックしたい5つのKPI」で確認できます。

企業のInstagram運用で定めておくべき3つのルール

基本のステップは確認できたでしょうか。続いてご紹介するのは、運用に際して定めておくべき3つのルールです。数多くある企業アカウントの中で自社のアカウントのファンを作るために、世界観や更新頻度、トラブルへの対応方法など、基本のルールを守って運用しましょう。

1.アカウントの世界観

ユーザーとの接点を一度きりにせず継続的な関係を築くためには、アカウントの「世界観」を統一することが重要です。

投稿している写真や動画の雰囲気が統一されていないアカウントに対して、ユーザーはイメージを固定しにくくなります。何を伝えるためのアカウントなのか明らかにし、ファンを着実に増やすためにも、投稿する写真や動画の質感、色味、雰囲気を統一しましょう。雰囲気の異なる投稿をしたい時は、アカウントを分けることも有効です。

企業のInstagramアカウント

2.更新の頻度

前述の通り、Instagramにはフィード(通常の投稿)とストーリーズという2つの投稿方法があります。

Instagramのフィードはユーザーのエンゲージメントが高い投稿を優先表示しているので、1投稿あたりのエンゲージメントを最大化するために、フィードの投稿数は1〜3投稿/日程度に留めるのがベターです。また、フィードの投稿数の上限はストーリーズを活用してカバーできます。ストーリーズは投稿から24時間後に消えるので、フィードほど投稿数を抑えずに投稿できます。

投稿頻度の詳しいポイントは「Instagramで企業アカウントはどう活用する?作成方法から運用まで、成功する5つのポイントを紹介」で確認してみてください。

3.炎上などトラブルの対処方法

Instagramの運用で注意したいのが、炎上などのトラブルが発生した際の対応方法です。焦ってその場しのぎの対応をすると、火に油を注ぐことになりかねません。

万が一、投稿へのコメントやDM(ダイレクトメッセージ)で苦情や問い合わせが届いたらどう対応するのか、カスタマーサポートやマーケティングなどの関係部署とも相談しながら、マニュアル化しておくのがおすすめです。あまりに度を超えた攻撃的なコメントが相次ぐ場合には、コメントを受け付けないように投稿のコメント欄を閉じることも可能です。

企業のInstagram運用をするときの4つのコツ

多機能なプラットフォームである利点を最大限に活かし、ユーザーだけでなく競合他社さえ味方に付けながらアカウントを育てる。そんな運用を実現するための、Instagram運用の4つのコツをご紹介します。

1.Instagramの新機能を活用する

高い頻度で新機能がリリースされるのがInstagramの特徴のひとつです。ユーザーとの関係性を深めたり、先進的な企業姿勢をアピールしたりするためにも、新機能は積極的に活用することがおすすめです

特にストーリーズに関係する機能のリリースが多く、投票やアンケート、ミュージック、フィルター、GIF、カウントダウン、クイズなど、現在でも様々な機能が用意されています。

新機能のリリース情報をいち早くゲットするには、Instagram公式アカウントのストーリーズや「Instagram Businessブログ」、日本よりも先に海外で新機能がリリースされるケースに備えて英語圏の情報をチェックしておくと良いでしょう。

2.Instagramのアルゴリズムを理解する

Instagramのアルゴリズムを理解して運用できているでしょうか。実はあまり理解できていないという担当者も多いかもしれません。

繰り返しですが、Instagramのフィードではユーザーのエンゲージメントが高い投稿を優先表示するアルゴリズム(※)が採用されています。ただし、これはあくまで現時点でのアルゴリズムで、いつどのようにアップデートされるかは分かりません。シンプルに時系列での表示になる可能性もゼロではありませんし、そうした場合にはアルゴリズムに合わせて投稿戦略を変更する必要が出てきます。

いずれにしても、戦略的に運用を進めるためにも、アルゴリズムを確実に理解して運用するのがベターです。

※投稿がどのような順序でフィードに表示されるかを決定する計算式

3.ユーザーと一緒にアカウントを育てる

ユーザーと一緒にアカウントを育てることも、Instagram運用の醍醐味のひとつ。フィード投稿へのコメントのほか、ライブ配信、UGCの活用でユーザー参加型の運用を実現できます。

UGC(User Generated Contents)とは、ユーザーによって作られるコンテンツのこと。自社の製品・サービスに関係するユーザーの投稿を自社アカウントでリポストするのが一般的です。フィードでもストーリーズでも活用可能なので、ぜひ取り入れてみてください。

4.積極的に競合研究する

競合他社のInstagram運用には、多くのヒントが隠されています。自社の運用に活かせる種を見落とさないためにも、競合研究を欠かさないようにしましょう。特に、自社がまだチャレンジしたことのない新しい取り組みに挑戦している企業があれば、ぜひ参考にしてください。企業のInstagramの成功事例は「Instagramで企業アカウントはどう活用する?作成方法から運用まで、成功する5つのポイントを紹介」でもご覧いただけます。

競合他社のInstagram運用

Instagramのトレンドを掴んで自社らしい運用を実現しよう

利用者数も年々増え、新機能も続々と追加され、一層巨大なプラットフォームになっているInstagram。しっかりと活用できれば、企業の認知度向上やユーザーとのコミュニケーションに大きく寄与してくれるでしょう。多数ある企業アカウントの中で「自社らしさ」を押し出して効果的に運用するためにも、常に最新トレンドを押さえながら運用してくださいね。

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この記事のライター

三寳 里菜

ライター・編集者。2013年、大学在学中に旅行系ITベンチャーに入社し、現在まで約6年にわたりコンテンツ責任者・広報・PR・組織開発を担当。それぞれのフィールドでの経験を活かして、「読みやすく、分かりやすく、伝わりやすいコンテンツ」づくりに取り組んでいます。ハウツーからイベントレポート・インタビューまで、様々なコンテンツ制作が得意です。

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