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企業のYouTubeの運用方法は?動画運用のルールから、3つのコツまで伝授します

近頃、YouTubeチャンネルを開設する企業が増えていますよね。実際に、動画ならではのコンテンツ力を活かして、企業や製品・サービスのアピールを成功させている企業も多くあります。この記事では、動画を使ったマーケティングや広報にチャレンジしたいと考えている方に向けて、YouTubeでの動画運用のルールや3つのコツをご紹介します。

企業のYouTube運用の始め方とは?

企業のYouTubeの運用を始めるには、どんな手順を踏めば良いのでしょうか。アカウント作成までに必要な手順を一つひとつ確認しましょう。運用の目的やKPIの決定に始まり、コンセプトやスケジュールの設計などのプロセスを4つのステップで解説します。

企業のYouTube運用の始め方
Jirapong Manustrong / Shutterstock.com

STEP1.運用の目的・KPI・予算を決める

運用を開始する前に、運用の目的・KPI・予算を整理しましょう。

動画での情報発信では、人的にも金銭的にも他のSNSより多くのコストが掛かるものです。運用目的と運用目標、効果計測のためのKPI、可能な予算のそれぞれをあらかじめ設計し、費用対効果を丁寧に検証する必要があります。

そうは言っても、動画を用いる施策のKPIは設計したことがない方が多いかもしれません。KPIの設計については、「YouTubeの効果測定の方法は?広報が確認したい5つのKPI」も参考にしてみてください。「視聴回数」や「再生時間」など、YouTubeの効果計測に用いられる5つのKPIについて解説しています。

STEP2.チャンネルのコンセプトを決める

YouTubeチャンネルの運用にあたっては、チャンネルのコンセプト、つまり「自社のチャンネルで配信する動画を使って、誰に、何を、どのように届けたいのか」を固めておくことも大切です。

トライ&エラーの一環として様々なタイプの動画を制作したり、動画の拡散方法を試すこともできるので、積極的に挑戦してみるとよいでしょう。しかし、各施策の根底にブレることのないコンセプトを据えることを忘れずに。それが、YouTubeチャンネルだけでなく企業や製品・サービスのブランディングにも繋がります。

STEP3.撮影・編集のスケジュールを立てる

動画の制作には、撮影・編集のステップが含まれます。大きなチャレンジを仕掛けない限りは、基本的にどの制作でも同じようなスケジュールを想定しておけば問題ないでしょう。運用開始から数本分の具体的なスケジュールのほか、標準的な制作スケジュールも設計しておくと継続的な運用に役立ちます。

STEP4.アカウントを作成する

YouTubeはGoogle傘下のサービスなので、YouTubeチャンネルを作成する前に、Googleアカウントを作成する必要があります。また、YouTubeのアカウントは一般ユーザー用とビジネス用に分かれていません。ただし、通常のブランドアカウントとは別に「公式ブランドチャンネル」は存在しているので、開設を希望する場合は「Googleアカウントチーム」に問い合わせてみましょう。

アカウントの作成手順の詳細は「企業のYouTubeチャンネル開設・運用マニュアル!メリット・KPI・成功事例は?」でも紹介しているので、ぜひ確認してみてください。

企業がYouTubeを運用するときに定めておきたい3つのルール

繰り返し解説しているように、動画を用いた情報発信には一定の工数・費用が掛かります。せっかく運用するのなら、確実に効果を出したいですよね。そこで、ここからは運用効果を上げるためにも定めておきたい3つのルールをご紹介します。

動画撮影風景

1.費用対効果を意識した予算設計

動画制作には、人件費や撮影・編集機材費、ロケ実施時の交通費など、様々な費用が必要です。総費用が高額になりすぎないよう、想定される費用を漏れなく洗い出して予算を組みましょう。想定外の追加費用が発生してもいいように、予備費の枠を設けても良いかもしれません。いずれにしても、コストと効果のバランスが取れているか常にチェックすることをおすすめします。

2.遅れが生じないスケジュール設計

費用対効果を適切に保ち、ユーザーへ適切に情報を届けるためにも、動画の投稿スケジュールはとても大切です。投稿日から逆算して撮影や編集などのスケジュールを組み、関係者と共有しておく必要があります。特に、外部のパートナーと共に制作を進める場合には、自社の担当者と外部の作業者との間でスケジュールのコンセンサスを確実に取っておきましょう。

3.スピーディにPDCAを回す

YouTubeでは、日々多くの新しいアイデアを盛り込んだ動画が公開されています。そうした中で、ユーザーにとって魅力的ではない動画を淡々と投稿するだけでは、思うように運用効果を得られないでしょう。

ユーザーにとって魅力的な動画を継続的に投稿するためにも、スピーディにPDCAを回すことが非常に大切です。競合分析やKPIの振り返り、YouTubeのアルゴリズムの理解などを通して、PDCAに取り組んでみてください。

企業のYouTubeで動画運用をするときの3つのコツ

ここまで、運用のための準備やルールについて確認してきました。ここからは、実際の運用でぜひ取り入れたい3つのコツをご紹介します。高い運用効果を出すために、チェックしてくださいね。

運用のコツ

1.SEO対策として活用する

実は、YouTubeチャンネルの運用はSEO対策にもなります。「動画SEO(VSEO)」によって、検索エンジンで動画コンテンツを上位表示させるための最適化を行うのです。

また、SEOとは少し異なりますが、YouTubeから自社サイトへの流入を増やすために活用することもできます。アップロードした動画や紹介文の中に自社サイトへの導線を置くだけなので、手軽にチャレンジできますよ。YouTube上で再生数を伸ばすことに加え、SEOの観点も含めながら運用できると良いですね。

2.動画のターゲットを明確にする

YouTubeは若い世代のユーザーが多いと思われやすいですが、実際には幅広い年代層が閲覧するプラットフォームです。企業チャンネルとして活用するためには、特に動画を届けたいターゲットの姿を明確にする必要があります。

先にご紹介したチャンネルのコンセプト決定のプロセスで「誰に、何を、どのように届けたいのか」を検討したのに、「誰に」を明確に描けていないことは案外よくあります。ターゲット設定の手法は、YouTube Creator Academyでも解説されているので、確認してみてください。

3.継続的な運用のための体制を整える

せっかく運用を始めても、短期間では目覚ましい効果が現れないかもしれません。しかし、重要なのは決定したコンセプトやスケジュールに則って継続的に運用することです。十分な数の動画をアップロードし、ファンが集まり、KPIを達成するまでには一定の時間が必要です。効果が現れるまでトライ&エラーを繰り返しながら運用を続けるため、しっかりと運用体制・チームづくりに取り組んでおきましょう。

的確な運用と体制構築が費用対効果を最大化するカギ

ここまで、企業のYouTube運用に必要な準備や定めておくべきルール、運用のコツをご紹介しました。繰り返しお伝えした通り、YouTubeチャンネルは、漫然と運用するだけで簡単に効果を得られるものではありません。

費用対効果を最大化するカギは、各種の目的や指標を的確に定め、継続的な運用を可能にする体制を構築することです。狙い通りの成果にプラスして、SEOなどでも効果を上げられるよう、ぜひこの記事を参考に運用に取り組んでみてください。

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この記事のライター

三寳 里菜

ライター・編集者。2013年、大学在学中に旅行系ITベンチャーに入社し、現在まで約6年にわたりコンテンツ責任者・広報・PR・組織開発を担当。それぞれのフィールドでの経験を活かして、「読みやすく、分かりやすく、伝わりやすいコンテンツ」づくりに取り組んでいます。ハウツーからイベントレポート・インタビューまで、様々なコンテンツ制作が得意です。

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