大学・教育機関がプレスリリースを作成する5つのポイント【テンプレートあり】

プレスリリースはターゲットに情報を発信したいあらゆる業種の企業・団体、個人にとって有益なもの。「プレスリリース=新商品・サービスのリリースや店舗オープン時に利用するもの」ではなく、幅広い業界で活用できる情報発信の方法なのです。

本記事では、大学や教育機関がプレスリリースを作成する際のポイントを徹底解説。プレスリリースを配信するメリットから、プレスリリース作成時に役立つテンプレートまで、詳しくチェックしていきましょう。

大学・教育機関がプレスリリースを配信するメリット

近年、自校の情報をプレスリリースとして配信する大学や教育機関も多くなっています。では、なぜ教育機関がプレスリリースの配信を行っているのでしょうか。

まずは、大学や教育機関がプレスリリースを配信する3つのメリットから解説します。

1.知名度に左右されずに「情報」で勝負できる

プレスリリースを手に取っている画像

教育機関が情報を発信した場合、どうしても最初は知名度に左右されます。知名度が低いからこそ積極的な情報発信が有効なわけですが、最初は興味を持ってくれる読み手の「母数」が少ないため、狭い範囲にしか情報を届けられません。せっかく魅力的な情報を発信しても、その時点の知名度によって狙ったターゲットに読んでもらえないのは非常に残念ですよね……。

プレスリリースのメリットは、対象を狭めずに幅広い読み手に情報を発信できること。魅力的な情報や発見を多くの人に明瞭に伝えることができ、知名度に左右されることなく、発信する内容の「情報」で勝負できます。情報とは、自分たちの大学・教育機関ならではの取り組みや活動のこと。

つまり、「知っている学校が情報を出している→情報をチェックしてみよう」から、「気になる情報だから読んでみよう→情報発信元の学校を知りたい」という流れに変化できるのです。

2.在校生にも最新の情報を届けやすい

プレスリリースは、たくさんの読み手に大きなコストをかけることなく情報提供できることが大きなメリットです。プレスリリース配信サービスでの掲載はもちろん、TwitterやFacebookなどのSNSやニュースサイトへの転載によって情報を広い範囲に届けることができます。

教育機関が在校生に自校の情報を伝えたい場合、掲示板への貼りだしやメールへの一斉送信が使用されます。しかし、掲示板やメールを利用した情報発信は在校生の興味をひけず、結果的に情報を届けられないケースも多いのです。

プレスリリース配信によって最新情報が記事化されて掲載されると、客観的な情報であるために、信頼性と話題性がアップしますよね。在校生がタイトルや概要をチェックしたときに、「ちょっと読んでみようかな」という気持ちが働きやすくなる効果も期待できます。

3.テレビや新聞などに取り上げてもらえる可能性も

プレスリリースを使った情報発信は、大学や教育機関の知名度向上にも効果を発揮します。新規性や話題性の高い情報であれば、テレビや新聞などマスコミ関係者に注目されることもしばしば。報道を通じて、より多くの読み手に自校を認知してもらうきっかけを作れます。

情報が多くの人の目に触れられるプレスリリースの配信は、認知度アップや取材誘致の効果も期待できるのです。

大学・教育機関がプレスリリースを作成するときの5つのポイント

せっかくプレスリリースを配信するのであれば、より効果的なリリースを作成したいもの。少しの工夫で魅力的な情報が、より人々の興味を引く内容にアップデートされるのです。

次は、大学や教育機関がプレスリリースを作成するときのポイントを5つ解説します。

1.学生・教員など登場人物の動きがわかる写真を盛り込む

大学生だとイメージできる卒業シーンの画像

「たくさんの情報を伝えたい」と思うあまり、プレスリリースがテキストばかりになってしまうのはNG。堅苦しい印象を与えてしまい、読み手が途中で読むことをやめてしまう可能性もあるので注意しましょう。

関係する学生や教員の様子が伝わる写真をリリース内に盛り込んで、視覚的に興味を引く要素をプラスしてくださいね。

2.キーパーソンを説明する

プレスリリース配信では、日々数十~数百通りのプレスリリースが配信されています。数多くのリリースから自校のプレスリリースに興味を持ってもらうために、キーパーソンとなる人物やリリース内容のフックを積極的に説明していきましょう。

【キーパーソンについての記載ポイント】

  • プロフィールや経歴
  • プロフィール写真
  • リリースとの関連性、関わり方

3.正式名称に誤りがないか関係者確認を入れる

大学や教育機関がプレスリリースを配信する場合、自校の関係者だけでなく、外部の関係者や関連情報を盛り込むことも多いはず。プレスリリースの配信時には、正式名称に誤りがないのか十分確認しましょう。

自校での配信前チェックだけでなく、外部チェックや関係者確認を行うとより安心です。

4.【研究発表の場合】難しい用語は補足する

学内イベントや新たな取り組みの発表だけでなく、研究発表を学外に広く発信するためにプレスリリースを利用することも多いですよね。

発表内容を丁寧かつ詳しく記載することは大切ですが、難しい用語を多用してしまうとかえって分かりづらいプレスリリースになってしまう可能性があるので要注意。難しい用語を使用した場合には、用語の意味を補足しましょう

5.問い合わせ先を明記する

先述したように、話題性や新規性のあるプレスリリースを配信した場合には、マスコミからの取材を依頼される可能性も考えられます。

取材依頼への対応をスムーズに進めるためにも、プレスリリース内に問い合わせ先として、部署名・担当者名・電話番号やメールアドレスを明記しましょう。

大学・教育機関向けのプレスリリーステンプレート

学校の図書館で本を読んでいる画像

イチからプレスリリースを作成するのは手間もかかり、大変なもの…。プレスリリースをスムーズに配信するためにも、教育機関向けのプレスリリーステンプレートを用意しておきましょう。

最後に、「研究発表」「新しい取り組みの発表」「イベント開催のお知らせ」で活用できるテンプレートをご紹介します。

研究発表の場合

報道関係各位
                                 2020年xx月xx日
                                     学校名

       《研究発表の結果からもっとも印象的だった点を端的に説明》
             「研究発表名」研究結果の発表
         〜 研究から明らかになった動向や結果などを補足〜

学校法人○○(住所)では、(研究を行った背景・研究部署名、研究対象、対象人数を明記)に―――(研究発表名)を実施しました。研究により、~~~~~(研究結果を明確に解説)が明らかになりました。

【URL】http://

・研究内容

・研究に至った背景(キーパーソンも紹介)

・その他、関連する取り組み(あれば記載する)

【研究トピックス(グラフや図を交えて、3つほどのポイントを箇条書きで記載)】
1.
2.
3.
【学校の概要】
学校名:
所在地:
代表者:
設立:
URL:

本プレスリリースに関するお問い合わせ、取材依頼に関しては下記の窓口にお願い申し上げます。

【お問い合わせ先】
担当者:○○大学 事務部+担当者名
電話番号:000-000-000
メールアドレス:~~~~~@

新制度や取り組み等の発表の場合

報道関係各位
                                  2020年○月○日
                                     学校名
      《実施する制度や取り組みの概要》「《制度名、取り組み名》」を実施
        〜 (取り組む内容や期待できるビジョンを具体的に補足)~

学校法人○○(住所)は、―――(取り組み内容や新制度名)を、2020年○月○日より実施いたします。

【URL】http://

・実施内容

・実施に至った背景(キーパーソンの紹介も記載)

・その他の取り組み(あれば記載する)

【学校の概要】
学校名:
所在地:
代表者:
設立:
URL:

本プレスリリースに関するお問い合わせ、取材依頼に関しては下記の窓口にお願い申し上げます。

【お問い合わせ先】
担当者:○○大学 事務部+担当者名
電話番号:000-000-000
メールアドレス:~~~~~@

イベント等の開催の場合

報道関係各位
                                2020年○月○日
                                   大学名
        〇〇イベント「イベント名」開催のお知らせ
          (イベントの特徴を具体的に追記)

学校法人○○(住所)は、―――(イベント内容)を、2020年○月○日に開催いたします。ゲストスピーカーとして、本校卒業生の△△さんを迎え、~~の展開や活用法について、来場者とのトークディスカッションを行う予定です。

・イベント情報詳細
・イベント開催の背景

【ゲストのプロフィール(写真と共に経歴を紹介)】

【イベントプログラム】
9:00 受付開始
9:15 イベント開始
9:20 ゲスト△△さん登壇


【「イベント名」実施概要】
イベント名:
開催日:
会場名:
アクセス:(住所と最寄り駅からの所要時間)
申し込み方法:

本プレスリリースに関するお問い合わせ、取材依頼に関しては下記にお願い申し上げます。

【お問い合わせ先】
担当者:○○大学 事務部+担当者名
電話番号:000-000-000
メールアドレス:~~~~~@

情報発信量の違いが大学の今後を左右するかもしれない

少子化や大学数増加の影響を受けて、経営難や定員割れに苦悩している大学も少しずつ増加傾向にあります。自校を数十年、数百年と存続させるためには、知名度の向上や積極的な情報発信が欠かせません。

本記事でご紹介したテンプレートやプレスリリース作成時のポイントを参考に、大学の未来を左右する「情報発信力」を身に付けていきましょう。

この記事のライター

PR TIMES MAGAZINE編集部

日本最大級のプレスリリース配信サービス「PR TIMES」を運営すること12年。営業、カスタマーサクセス、パートナー事業に携わるメンバーが在籍しています。広報PR担当者さまからのお問い合わせやご相談の経験を活かし、広報PR担当者さまの気づきや行動につなげられる記事を執筆しています。

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