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プレスリリース配信サービスのおすすめは?初めてでも安心!最適なプランや選び方を現役広報PR担当者が徹底解説

プレスリリース配信サービスのおすすめは?初めてでも安心!最適なプランや選び方を現役広報PR担当者が徹底解説

プレスリリースを出したいけれど、どこに送ればいいのかわからない。そんなときに頼りになるのがプレスリリース配信サービスです。具体的な仕組みやプランの違いまでは把握できていないという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、プレスリリース配信をこれから始める方に向けて、配信サービスの基本的な仕組みから、使うと効果的なケース・使わなくてもよいケース、プランの選び方と費用感まで、解説します。

プレスリリース配信サービスとは? 

プレスリリース配信サービスとは、プレスリリースを多数のメディア・記者に対して一括で届けることができるプラットフォームです。

広報PR活動を始めたばかりの担当者がまず直面するのが、メディアアプローチをしたくても「どのメディアに送ればいいのか」「記者との接点がない」という点ではないでしょうか。メディアリストをゼロから作成し、一件ずつ送付する方法もありますが、想像以上に時間がかかります。配信サービスは、「届け先の確保」と「配信作業の効率化」を実現できるのが特徴です。

プレスリリース配信サービスの基本的な仕組み

配信サービスは、企業が作成したプレスリリースをサービスサイトに登録し、選定したメディアへ一斉に配信する仕組みです。配信は即時または予約で行われ、メールやFAXなどサービスに応じた方法で、かつ企業が選んだ方法で配信されます。

配信後、情報が届く経路は大きく3つあります。

  • 指定した記者・編集者などメディア関係者への直接送信
  • サービスサイト上での公開
  • 提携メディアへの自動転載
プレスリリース配信

配信されたプレスリリースの内容に関心を持った記者が独自記事として取り上げることで、さらなる情報の広がりも期待できます。一方で、「メディアの判断」に依存する点は理解しておきましょう。

プレスリリース配信は種まきのように、多くのメディアに情報を届けながら取材・掲載のきっかけを積み重ねていく活動です。すぐに結果が出なくても、継続することで広報PR活動の土台が育っていきます。

配信サービス以外の情報発信手段との違い

配信サービスを使わない場合の選択肢として、個別メール・FAX送付、SNS発信、自社サイト掲載などがあります。

手段リーチ範囲工数
配信サービス利用数百〜数万低(一括送信可)
自社サイト掲載知名度に依存(サイト訪問者のみ)
個別メール・FAX送付自力リストのみ
SNS発信フォロワーに依存

個別での配信は、すでに関係を築いている記者へのアプローチには有効です。一方で、新規のメディア開拓を個別対応だけで進めようとすると、相当な工数がかかります。広報PRにおける組織体制が整っていない段階ほど、配信サービスを活用することでメディアへのアプローチ範囲を一気に広げられます。

配信サービスを決める前の確認事項とよくある質問

サービス選定と同時に社内の準備状況を確認しておくことが重要です。初配信にあたってよくある質問に関する回答と合わせて紹介します。

配信サービス検討時に必ず確認しておきたい3つの確認事項

サービスを契約してから社内調整を始めると、初配信までに数週間〜数ヵ月間かかるケースがあります。少なくとも以下の3点は、事前に確認・整理しておきましょう。

  • 配信内容の承認フロー(誰が最終判断をするのか)
  • 問い合わせ先(記載できる担当者・窓口)
  • 配信に使える画像・ロゴ素材

配信サービスを検討時によくある質問・回答

「本当にメディアに届くのか」「すぐ掲載されるのか」。こうした不安は、配信サービスを初めて使う広報PR担当者が、必ずといっていいほど抱くものではないでしょうか。ここでは、代表的な3つの疑問に答えます。

FAQ

プレスリリースを配信すればメディアに取り上げられるの?

配信したプレスリリースは、各配信サービスが保有するメディアリストの中から選んだ記者・編集者などメディア関係者に届きます。提携メディアがある場合には、プレスリリースの内容に応じて適切なメディアに転載され、独自に取り上げるかどうかは、各メディアの判断により掲載されます。

また、メディア関係者は日々多くのプレスリリースを受け取っており、自社の担当領域や読者層に合うと判断したものだけを取り上げます。PR TIMESでは1万件超の登録メディアの中から最大300件まで配信先を設定可能ですが、掲載率を上げるためには、むやみに配信先設定を増やすよりも自社のニュースが対象メディアの読者層と合っているかどうかが重要です。


プレスリリース配信後、すぐ掲載・報道される?

提携メディアへの転載は、配信してから一定時間で反映されるケースが多いですが、メディアが記事や報道として取り上げる際には、配信後すぐに問い合わせが来ることもあれば、数日後~数ヵ月後に連絡が来ることもあります。掲載や報道のタイミングはメディアの編集サイクルによって異なるため、配信後すぐに結果が出なくても心配はいりません。

しかし、掲載や報道の判断はあくまでもメディアの判断ですので、問い合わせ後も必ず掲載につながるわけではないことを理解しておきましょう。

プレスリリースはどのくらい配信すれば効果が出る?

1回のプレスリリース配信で大きな反響が出ることもありますが、継続的に配信することで累積的な効果が出やすくなります。配信を重ねることでメディアへ掲載が積み重なり、メディア関係者に企業や商品を認識してもらえる可能性もあります。まずは3〜5本を目安に継続的に配信し、掲載状況やアクセス数を見ながら改善していくとよいかもしれません。

プレスリリース配信サービスを使うメリット・効果

プレスリリース配信サービスを使わないときと比べて、何に差がでるのでしょうか。ここでは、配信サービスを活用することで得られる3つのメリットを見ていきます。

メディア掲載・取材のきっかけが広がる

配信サービスを使う最大のメリットは、自力では接点を持てなかった記者・編集者の目に触れる機会が生まれる点です。自社サイトやSNSでの情報発信と異なり、配信サービス経由のプレスリリースは信頼ある情報源として記者に認識されています。社内で一からメディアリストを構築しなくても、多くの記者・編集者にプレスリリースを届けられます。

Web上での掲載実績が積み重なる

配信サービス経由で転載されたプレスリリースは検索エンジンにインデックスされ、企業名や製品名での検索結果に表示されるようになります。メディアに取り上げられなかった場合でも、Web上に情報が残り続けるため、配信を重ねるほど企業情報が蓄積されていきます。この効果は広報PR部門にとどまらず、IR・採用・営業など他部門からも「検索で見つけてもらいやすくなる」と評価される声もあります。広報PR活動の成果を社内横断的に活用できる点も見逃せません。

プレスリリースを配信することで得られる効果や測定方法については、「採用や協業・支援」につながる点や「反響をマーケティング活動」に生かせる点など、以下の記事で詳しく解説しています。

プレスリリース配信サービスの種類と選び方のポイント

ここでは、プレスリリース配信を進めようとなった際の配信サービスの種類と選び方のポイントを紹介します。

ポイント

配信サービスのタイプ

配信サービスは大きく以下のタイプに分類できます。自社の規模・目的・配信頻度に合ったタイプを選ぶことが、費用対効果を高めることにつながります。

サービスタイプ特徴こんな企業におすすめ
総合プラットフォーム型配信先数が多く、サポートも充実。実績豊富広報PR体制を本格化したい中堅〜大企業
従量課金型1配信あたりの単価が安く、お試し利用に向く配信頻度が低いスタートアップ企業
業界特化型特定業界のメディアリレーションに強いIT・美容など特定領域の企業
低コスト・セルフ型最低限の機能で安価に始められる予算が限られる小規模事業者

配信先の数だけを見て選ぶと、ターゲットに届かないケースがあります。業界特化型は総合型と比べて配信先数が少なく見えることがありますが、ターゲットメディアへの掲載率が高い場合があります。配信先の数より質で選ぶ視点も大切です。

選ぶときに見るべき比較ポイント

プレスリリース配信サービスを選ぶ際に最低限確認しておきたい比較軸は以下の5点です。

比較軸なぜ重要か確認事項
配信先メディア数リーチできる媒体の母数が成果に直結する自社の業界・ターゲットに近い媒体が含まれているか
料金体系配信頻度によって最適なプランが異なる月額制か従量課金か、追加費用の有無
レポート機能配信後の効果測定と改善に必要閲覧数・掲載メディア数など基本指標が取得できるか
サポート体制配信時のトラブルに対応してもらえる電話・チャットなど問い合わせ手段が用意されているか
メディア提携実績提携の質が配信の信頼性に影響する主要メディアや業界メディアとの提携があるか

特に注意したいのはレポート機能です。効果測定ができないサービスを選んでしまうと、配信後に成果を確認できないだけでなく、次回のプレスリリースに向けた改善点も見えなくなります。料金体系と同様に、必ず押さえておきたい項目です。

より詳細な比較や具体的な選び方については、以下の記事で解説しています。

「テレビに出たい」「特定業界に届けたい」など目的別の選び方

配信サービスを選ぶ前に、何を達成したいかを明確にしておくことが重要です。目的によって、優先すべき配信先やサービスタイプが異なるためです。

目的優先して確認するポイント
認知拡大配信先メディア数・総合型プラットフォームの実績
テレビ・新聞で取り上げられたい放送局・全国紙との提携実績があるか
特定業界への訴求業界専門メディアとの提携実績があるか
採用強化求人・キャリア系メディアへの配信実績があるか
IR・投資家向け経済・金融メディアとの提携実績があるか

記者には専門領域や担当範囲があります。目的を絞らずに広く届けたいという意識だけで配信すると、関心のない記者にプレスリリースが届くだけになりかねません。目的を明確にすることが、掲載率を上げる近道となります。

費用相場とおすすめのプラン形態(単発?月額?)

プレスリリース配信の費用は無料から数万円/回まで幅があり、サービスやプランによって大きく異なります。配信頻度と目的に応じたプラン設計が、費用対効果を最大化する鍵です。

プレスリリース配信の費用相場(1配信あたり/月額制の目安感)

プランごとの費用相場と、おすすめの活用場面は以下の通りです。

プラン形態費用相場こんな時におすすめ
無料プラン0円初めての配信・機能確認のお試し
単発(従量課金)数万円〜/回スポット利用・年数回の配信
月額定額(サブスク)数万円〜数十万円/月月2〜3本以上の定期配信
カスタムプラン要問合せ大量配信・専任サポート希望

プランを選ぶ際は、1本あたりの単価だけで判断せず、プレスリリースの作成や配信作業にかかる時間も含めてコストを検討しましょう。配信頻度が高い場合は月額制の方がトータルで安くなるケースがあります。

無料・少額で始められるプランの特徴(メリット・懸念点)

無料プランの最大のメリットは、初期費用をかけずに配信の一連の流れを体験できる点です。サービスの操作感や公開後のページイメージをつかむには十分な機能が揃っています。

一方で、配信先メディア数やレポート機能など、有料プランと比べると利用できる範囲に制限がある場合が多いです。「配信したのに効果がなかった」と感じる場合は、プレスリリースの内容の問題なのか、プランの制限による問題なのかを切り分けて考える必要があります。

無料プランは「配信の練習」として割り切って使い、継続的に配信する体制が整ってきたタイミングで有料プランへの移行を検討するのが現実的な流れです。月2本以上配信したくなったときや、掲載実績の報告が社内で必要になったときが、プラン移行を検討する目安になります。

スタートアップ企業の場合は、最大10回まで無料で配信できるPR TIMESスタートアップチャレンジの活用も選択肢のひとつです。条件に合う場合は、ぜひ検討してみてください。

運用フェーズに合わせたプラン設計がおすすめ

プレスリリース配信を始める際は、いきなり月額プランに契約するのではなく、段階的にステップを踏む方法がリスクの少ない進め方です。

  • お試し期:単発で配信し、仕組みを体験する
    まずは1〜2本を単発で配信し、サービスの操作感・公開後のページ表示・配信後の動きを把握します。
  • 検証期:効果を数字で確認する
    数本配信したら、以下の指標をもとに効果を検証します。
    • メディア掲載数
    • Webアクセス数
    • 問い合わせ数
    • 資料請求数
  • 定期運用期:月額プランで継続配信する
    月額プランへ移行する前に、配信できるネタを数ヵ月~1年分棚卸ししておきましょう。月2〜3本のペースでネタが出せない状況では、プランを持て余すことになります。
    配信頻度の目安が見えてから契約することで、費用対効果が高まり、社内でも納得感を持って運用を続けられます。

まとめ:迷ったらまず「実績」と「安心」で選ぼう

配信サービスには複数の種類があり、料金体系や配信先、サポート内容はサービスによって異なります。まずは自社の目的・配信頻度・予算に合ったタイプを把握したうえで、選定を進めましょう。

機能・料金・配信先数が近いサービスが並んだとき、最後の決め手になるのは「多くの企業が選び続けている」という客観的な実績と、「何かあったときに頼れる」という安心感です。初めてサービスを選ぶ際には、この2点が社内での提案を後押しする判断材料にもなります。

PR TIMESの利用企業数は累計12万社を超え(2025年11月末時点)、上場企業の利用率は64.6%を上回ります。「利用企業数」「サイト閲覧数」「提携メディア数」はいずれも国内シェアNo.1を誇り、月間閲覧数は約9,000万PVに達しています。多くのメディア関係者・記者の目に触れるプラットフォームとして、業界・企業規模を問わず幅広い企業に導入されています。

実際に活用している企業の声は以下からご覧いただけます。

サービスの特徴と自社の状況を照らし合わせながら、自社に合った配信サービスを選びましょう。

初心者が押さえておくべきプレスリリース配信のコツ
>>プレスリリースの最適な配信タイミングは?曜日・時間・時期を戦略的に決定して効果を最大化させよう
>>目を引くプレスリリースのタイトルを作成する7つのポイントと注意点を解説
>>プレスリリースの例文を紹介|書き方例とポイントをタイトル・リード文・本文・企業情報別に解説 |
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この記事のライター

酒井 美和子

酒井 美和子

広報PR歴20年以上。映画や映画祭などの広報を経て、映像関連の上場企業にて12年間、広報担当として従事。某週刊誌報道を起点とする危機管理広報の実務経験あり。現在はプレスリリースの執筆(累計200本超)をはじめ、広報用ビジュアルのデザインやSNSアカウントの運営など、情報発信全般に携わっている。

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