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涙の日(7月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日涙の日(7月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月3日は「涙の日」。今回は「涙の日」の意味や由来を解説します。

また、「涙の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に製薬(点眼薬)業界の方やコンタクト業界の方、そのほか目に関する商品やサービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「涙の日」の意味・由来とは?

7月3日は「涙の日」です。「な(7)み(3)だ」(涙)と読む語呂合わせから、ドライアイ研究会が制定しました。

パソコンや携帯電話の普及、マスク着用などで急増しているドライアイに関係する涙に着目し、目の健康に重要な涙の正しい知識を広めることを目的としています。ドライアイ研究会は、涙の仕組みと大切さがわかる冊子などを作成し、目の健康に関する活動を行っています。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「涙の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「涙の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「涙の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「涙の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「涙の日」を元に発信をする流れ

「涙の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「涙の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「涙の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「涙の日」を広報PRに活かした事例

「涙の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「涙の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップ。「涙の日」と似た10月10日の「目の愛護デー」の事例もGOODポイントとともに紹介します。

事例1.「泣く日」に感涙イベントを開催することをApril Dreamの日に発信

感涙療法士の吉田英史氏がプロデュースする喫茶店「涙と旅カフェ あかね」は、7月9日の「泣く日」に鎌倉で感涙イベント(涙活フェス)を開催し世界に向けて発信していくことを発表。このイベントは、April Dreamプロジェクトに共感し、夢があふれる日にしようという想いで4月1日にプレスリリース配信したものです。

『「世界中の人を笑顔に」ならぬ、「世界中の人を(感動で)泣き顔に」して、ストレス解消の機会を提供』すること、『世界各地で勃発する紛争をなくしていくこと』などの考えをプレスリリースに記載しています。「涙活(るいかつ)」とは、意識して涙を流す心のデトックス方法のこと。涙活は現代社会に効果的であることや開催地に鎌倉を選んだ理由などの詳細を丁寧に説明。この日を通してどのような夢を叶えてたいかが綴られています。記念日を活用した好事例です。

参考:7月9日(「泣く」の日)に世界平和を願い鎌倉から世界中の人を泣き顔にすべく感涙イベント(涙活フェス)を発信します。

事例2.「涙活」に人気な韓国ドラマ作品のアンケートを実施

Danmee株式会社が運営する韓国トレンドの情報マガジン「Danmee(ダンミ)」は、韓国ドラマの中で「涙活」に適した作品のアンケートを実施し、結果を調査リリース発表しました。

アンケートの結果は、1位「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(約32%)、2位「空から降る一億の星」(23%)、3位「愛の不時着」(約11%)となり、ランキング形式で全12作品を調査リリースで紹介しています。

記念日にちなんだ事例ではありませんが、独自の調査リリースをすることで、韓国トレンドに特化した自社サイトの認知度向上にも効果を発揮したといえるでしょう。

参考:韓ドラで“涙活”! 日本ファンが選ぶ「一番泣ける韓国ドラマ」とは?

事例3.乳幼児の夜泣きや寝かしつけサポートアプリに新サービス導入

ピジョン株式会社は、Moon Creative Labと業務提携し乳幼児の夜泣きや寝かしつけのサポートアプリ「Lullaby(ララバイ)」を活用し共同開発をしています。今回は、新サービスの提供を開始したことをプレスリリースで発表しました。

新たに導入するのは、従来のアプリで提供していた「ねんね相談」に加え授乳・離乳食・発育などの悩みを専門家に個別相談できるサービスです。プレスリリースでは、新サービスの詳細がわかるメイン画像とともに、サービス提供に至るまでの開発の背景に自社で調査したアンケート結果を参考にした旨を記載。この事例は「泣く日」にちなんだ広報PR活動ではありませんが、夜泣きというキーワードで「泣く日」の記念日に関連づけしてみるのも一案です。

参考:乳幼児の夜泣き・寝かしつけサポートアプリ「Lullaby(ララバイ)」 授乳・離乳食・その他の育児個別相談の新サービスを5月31日から提供開始

「涙の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「涙の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「涙の日」にちなんだイベントやキャンペーンを実施したり、涙やドライアイ、目に関するさまざまな調査リリースを出したりするのも一案です。また、目に関連する記念日である10月10日「目の愛護デー」や9月10日「コンタクトレンズの日」などと絡めてもよいでしょう。

今一度「涙の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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