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【PR TIMESノウハウ】PR TIMESで配信したプレスリリースを二次利用し、広報効果を高める5つのTIPS

自社の最新情報をリアルタイムで届けることが出来るプレスリリース配信サービス。「配信したプレスリリースをもっと活用していきたい」と模索している広報担当者も多いのではないでしょうか。

本記事では、PR TIMESで配信したプレスリリースを二次使用して、PR効果を高めたり、広報以外の分野で相乗効果を発揮するためのTIPSをご紹介します。

PR TIMESで配信したプレスリリースを二次利用するための5つのTIPS

PR TIMESで配信したプレスリリースは、配信後も様々な活用方法で自社のニュースバリューを最大化していきましょう。では、どのようなシーンでどのように活用していけば良いのでしょうか。ここでは、5つの活用術をポイントを踏まえてご紹介します。

1.メールやプレゼンで活用する

PR TIMES上で配信したプレスリリースは、社外へ展開する様々なシーンで有効です。例えば、営業担当が顧客へメールでコンタクトをする際に、配信したプレスリリースのURLを添付するだけで、最新の情報を簡単に共有できます。メディア関係者が受け手の場合は、メディア掲載に必要な画像をプレスリリースのページからダウンロードして使えるので、画像手配の必要もありません。

営業担当が取引先と面会する際に、簡易的なプレゼン資料として利用するシーンもありそうです。PR TIMESのサイトは、PCとスマートフォン両方での閲覧に対応しているため、ノートパソコンやタブレットから直接プレスリリースが見られます。動画がある場合には、その場で顧客に視聴してもらえます。

このように、プレスリリースは社外資料としての利用価値も周知されてきています。PR TIMES上のプレスリリースをURLでメール送付したり、面会時にPCやタプレット上で動画視聴をスマートに展開するなど、社外資料としても活用しやすいです。

2.配信画面上からSNSで投稿する

広報活動の一環として、SNSを活用している企業も多いのではないでしょうか。広報担当者だけでなく、社員一人ひとりがアカウントを持ち、積極的に情報発信を行う企業も増えています。

PR TIMESでは、配信したプレスリリースの画面上からそのままFacebookとTwitterに投稿可能です。

配信画面上からSNSで投稿する01

例えばツイッターのアイコンをクリックすると、ログインしているツイッターアカウントの投稿枠に、プレスリリースのタイトルの一部が転載されます。投稿用の文章を新しく作成する必要はなく、「ツイートする」をクリックすれば投稿完了です。

配信画面上からSNSで投稿する02

自社アカウントのコンテンツのひとつとしてPR活動に活用してみましょう。投稿へのリアクションを社内に共有したり、社外へのアピール材料に活用するのもいいですね。

プレスリリースをSNSで発信する際は、投稿だけで終わらせず投稿後の反響も取り込んでPR活動を行っていくと効果的です。 

3.RSSと企業サイトを連携する

PR TIMESのRSSを自社のコーポレートサイト上のニュース欄等と連携すると、PR TIMES上でプレスリリースを配信した際に、自動で企業サイトのニュース欄に反映できます。

以下はPR TIMESを利用している銀座コージーコーナー様の例で、企業サイトのNEWS欄と連携し、NEWS欄からプレスリリース画面へアクセスできる導線になっています。

RSSと企業サイトと連携する01

RSSは、PR TIMESのサイトで自社のプレスリリースを開いた画面のサイド、もしくは企業名をクリックすると表示される企業ごとのページのサイドにある「RSS」マークをクリックすると確認できます。

RSSと企業サイトと連携する02
プレスリリース画面
RSSと企業サイトと連携する03
企業ごとのページ

RSSはニュース欄以外の活用方法もあります。例えば、企業サイト内の採用ページと連携すれば、求職者に企業の最新の情報を届けられます。多くの人材に企業の活動を知ってもらい、応募の機会を増やすチャンスにも繋がります。

PR TIMES上のRSS機能を企業サイトと連携し、メディア関係者や生活者はもとより、求職者などのステークホルダーにも、自社の最新情報を届けましょう。

RSSと企業サイトと連携する04

4.新規のリリース時に活用する

PR TIMESでは、プレスリリースの内容を補完する役割として設定できる「関連URL」の項目を設けており、関連するURLを自由に設定できます。PR TIMESのプレスリリースに設定するURLは、関連URL以外に本文中に表示することも可能です。

関連URLの設定方法などは、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ活用してみてください。

活用法の一つとして、過去に配信したプレスリリースのURLを掲載することで、メディアや生活者に、プレスリリースにストーリー性を持たせてアプローチする方法があります。

【売上が●●突破といった実績に関するプレスリリースを配信する場合】

関連URLの項目に掲載するURLの例
・サービスローンチのプレスリリース
・新機能ローンチのプレスリリース
・関連サイト

過去のプレスリリースから掲載に必要な画像を取りに行くこともできるのでメディアに対する配慮といった意味でも有効です。

本年の年初、PR TIMESは2020年度の第3四半期 四半期決算のプレスリリースを配信しました。

参考:PR TIMES、売上高と営業利益で四半期過去最高を更新(2020年度第3四半期 四半期決算を発表)

この中で、トピックス&参考情報として公開済みの情報やサービスについて言及しながら関連したプレスリリースのURLを掲載しています。プレスリリースを読み進めていく過程で、過去の情報(プレスリリース)を確認できるので、読み手が自分で調べたり、問合せなどの時間を取る必要がありません。また、過去のプレスリリースのURLを表示するだけなので、プレスリリース内が情報過多になることを回避できる利点もあります。

関連URL

5.PR TIMES STORYと連携する

PR TIMESでは、自社にある秘められた背景や裏側を担当者自らが公式発表できる場とした、広報サービス「PR TIMES STORY」を提供しています。

ここでは、なぜその商品が生まれたのか。なぜその企業が危機を乗り越えられたのか。プレスリリースでは知りえない商品やサービスの裏側を、メディアや生活者へ発信できます。

このストーリーを配信する場合も、配信したプレスリリースが活用できます。

株式会社カヤックは、2020年12月1日に自分の夢や目標を再発見し、夢までの道しるべを自動生成する「ワタシルベ」という新しいサービスをリリースしました。このサービスは、このコロナ禍で一切対面することなく作り上げたという逸話があり、そのストーリーを「PR TIMES STORY」に綴っています。

そこでストーリーの本文末に該当するプレスリリースも掲載することでストーリーの読み手はプレスリリースも併せて確認できてより深く理解できます

「PR TIMES STORY」については以下の記事で広報効果や設定方法を解説しています。ぜひご活用ください。

また、以下の記事では、営業資料への活用、SNSで発信、採用メディアを介して候補者へのアプローチなどプレスリリースの配信後の活用術をご紹介しています。併せてご覧いただき活用してみてください。

二次利用する前に権利を確認

プレスリリースを二次利用するときに知っておきたい権利の話

プレスリリースに記載している情報には「著作権」や「商標」など知的財産権に関与しているケースがあります。新商品や新サービスで起用する広告などの印刷物やCMなどの映像には写真著作権や肖像権の使用期間を設けています。プレスリリースを二次使用する際は使用期限を遵守しなければなりませんし、期間が過ぎていれば使用できません。

プレスリリースを作成する際は勿論、二次使用する場合も同様に十分に注意しましょう。広報担当者が抑えておきたい著作権についてまとめた記事も、ぜひ参考にしてみてください。

配信後のプレスリリースのポテンシャルは無限大

プレスリリースを報道向け資料以外の用途で利用する企業が増えています。今回はPR TIMESをご利用いただいているからこそ、ぜひ活用いただきたい配信後のプレスリリース活用法をご紹介しました。この機会に、プレスリリースの持つ様々なポテンシャルを引き出してみてください。

PR TIMESでは、ストーリーを始めPR効果を高める新サービスの導入やより快適にご利用いただくためにサービスのアップデートを図っています。今後、ご紹介したTIPSをブラッシュアップすると共に、新しいTIPSをPR TIMES MAGAZINEの記事で共有して参ります。ぜひお楽しみに。

PR TIMESで配信したプレスリリースの二次利用に関するQ&A

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この記事のライター

PR TIMES MAGAZINE編集部

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日本最大級のプレスリリース配信サービス「PR TIMES」を運営を通して、広報PR担当者さまからのお問い合わせやご相談の経験を活かし、広報PR担当者さまの気づきや行動につなげられる記事を執筆しています。PR TIMES MAGAZINEの部署メンバーだけでなく、営業本部、カスタマーサポート、パートナー事業部に在籍するメンバーも携わっています。

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