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【PR TIMESノウハウ】関連URLの表示場所・設定するべきURLとは?

PR TIMESでプレスリリースの配信設定をする際、内容記入ページの最後に入力できる「関連URL」。配信するプレスリリースに関連するURLを自由に設定する項目です。この記事では、関連URLの表示される/されない場所や、関連URLの設定方法や活用方法をご紹介します。

PR TIMESにて「関連URL」が表示される場所は?

プレスリリースの配信設定画面で入力した関連URLは、配信したプレスリリース画面の下部に「関連リンク」として表示されます。具体的には、プレスリリースとして入稿した内容の下、「プレスリリース素材」のボタンの上に、種類、ビジネスカテゴリ、キーワードと並んで確認できます。

関連URLの表示場所

このように、プレスリリースを読んで関心を抱いた読者が、このURLからリンク先にアクセスできるようになっています。

この関連URLが表示されるのはPR TIMESサイト上のプレスリリース画面のみ。メディアやユーザー向けのメール配信やFAX配信、プレスリリースの転載先には反映されません

PR TIMESの「関連URL」に入れるべきURLとは?

関連URLはプレスリリース内容を補完する役割を持っています。プレスリリース内容に関連するURLや、リリース情報をより詳しく理解したい読者に向けた補足URLなどを選ぶのが効果的でしょう

設定するURLに必須条件はありません。しかし、上述のとおりメールやFAX配信時やプレスリリース原文転載記事には掲載されないため、関連性が強く確実に伝えたいURLや調査リリースの引用元などのURLは必ず本文内に記載しましょう

関連URLの具体例としては、リリース内容に応じて下記の例が考えられます。

  • 商品サービスに関するプレスリリースの場合・・・サービスサイト、ブランドサイトなど
  • イベントに関するプレスリリースの場合・・・イベントページ、開催場所やアクセスにまつわるページなど
  • キャンペーンに関するプレスリリースの場合・・・キャンペーン特設サイトやブランドサイトなど
  • 経営情報に関するプレスリリースの場合・・・コーポレートサイトやIRサイトなど
  • 企業提携やコラボに関するプレスリリースの場合・・・提携先企業サイトやコラボ先のブランドサイトなど
  • リニューアルやアップデートに関するプレスリリースの場合・・・以前の商品情報の記載された過去プレスリリースなど

関連URLの設定方法

プレスリリース配信設定画面の一番下(キーワード設定の直後)に「関連URL」を入力する項目があります。入力欄にhttps://もしくはhttp://から始まるURLを入力することで、プレスリリース画面の一番下にリンクを貼った状態で表示されます。

関連URL

関連URLは必須項目ではないため、特に該当するURLがない場合には入力をしなくてもプレスリリースは配信できます。

関連

「関連URL」の活用方法

設定方法を確認したところで、関連URLを具体的に活用する方法を見ていきましょう。ここでは、活用方法を事例と合わせてご紹介します。

1.商品・ブランドサイトのURLを掲載する

新商品リリースやキャンペーンリリースの場合には、商品やキャンペーンの特設ページのURLをプレスリリースの本文中に記載することがあるでしょう。

その場合には、大元となる商品・ブランドサイトのURLを関連URLに設定するケースが多いです。

株式会社ラッシュジャパンさんの季節限定アイテムの販売開始リリースを例に見てみましょう。次のように、リリース中では季節限定アイテムの特設ページURLを記載し、関連URLではブランドサイトのURLを記載しています。

▼本文中のURL:季節限定アイテムの特設ページURL

関連URLの表示

▼関連URL:ブランドサイトのURL

関連URLの表示場所

◆株式会社ラッシュジャパンさんのプレスリリースはこちら

2.自社コーポレートサイトのURLを掲載する

経営情報やCSR活動に関するプレスリリースをはじめ、全社的な取組みや姿勢を伝えるプレスリリースでは、自社のコーポレートサイトを関連URLとして掲載する場合があります。

コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス株式会社さんの、容器リサイクルに関する新プロジェクト発表リリースを例に見てみましょう。プレスリリース本文中では、同社の掲げる「容器の2030年ビジョン」に関するサイトや、サステナビリティレポートをのURLを掲載。関連URLはコーポレートサイトのURLを掲載しています。

▼本文中:関連ビジョンやサステナビリティレポートのURL

関連URLを掲載する

▼関連URL:自社コーポレートサイトのURL

自社コーポレートサイトのURL

◆コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス株式会社さんのプレスリリースはこちら

3.関連企業のURLを掲載する

企業提携、子会社化、コラボレーション企画など、相手先となる企業が存在する場合には、相手先企業のURLを関連URLに記載することもできます

例えば、PR TIMESが株式会社ismを子会社化した際には、株式会社ismのコーポレートサイトのURLを関連URLとして記載しています。

関連企業のURL

◆株式会社PR TIMESのプレスリリースはこちら

4.参考資料のURLを掲載する

最近では、関連する資料をファイル共有サービスを使ってURLとしてプレスリリース内に記載する事例も多くなりました。資料URLを用意している場合には、それを関連URLとして掲載することもできます。なお、PR TIMESではメディア関係者向けに参考資料をPDFファイルで添付することもできます。

例えば、株式会社NOINさんが自社で実施した調査結果を発表したプレスリリースでは、調査結果をまとめた資料をファイル共有サービスにアップロードし、関連URLに掲載しています。このURLは本文中にも記載されているものですが、同じURLを関連URLとして設定する場合もあるのです。

参考資料のURL

◆株式会社NOINさんのプレスリリースはこちら

読み手の理解を深めるために関連URLを活用しよう

今回は、プレスリリースの関連URLの掲載場所や活用方法、設定方法をご案内しました。関連URLは、何を設定するかの自由度が高い項目です。リリース内容に合わせて、どのURLが効果的か検討してみましょう。

プレスリリース本文に記載する程ではないが、より深堀りしたい人には見てほしいURLや、本文中にも記載したが読み終わった後に改めて見てほしいURLがある場合などは、ぜひ関連URLを活用してみてくださいね。

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この記事のライター

根本 智帆

根本 智帆

2016年にPR TIMES入社。化粧品・グルメ・美術館など様々な業界のPRパートナーとして、企画を立てたり、実行したり、イベントを開催したりしています。手探りで挑戦する広報さんや自分自身と向き合ってきたからこそ伝えたい、広報・PRやPR TIMESに関する情報をPR TIMES MAGAZINEで発信していきます。お茶とワインが好きです。

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