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骨と関節の日(10月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日骨と関節の日(10月8日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

10月8日は「骨と関節の日」。今回は「骨と関節の日」の意味や由来を解説します。

また、「骨と関節の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に医療業界の方や健康促進に関する事業を行っている企業、スポーツジム運営を行っている企業などはぜひ参考にしてみてください。

「骨と関節の日」の意味・由来とは?

10月8日は「骨と関節の日」です。1999年(平成11年)に日本整形外科学会が制定。「ホネ」の「ホ」がという字が、漢数字の「十」と「八」に分解できる事、また「スポーツの日」に近いことからこの日が選ばれました。

この日を「骨と関節の日」にした目的は、整形外科の医療内容を理解してもらい、骨と関節を中心とした体の運動器官の健康が、体の健康の維持にどれだけ大切であるかを認識してもらうことです。

日本臨床整形外科学会では、毎年整形外科疾患のテーマを決め、この日を中心に各県臨床整形外科医会がさまざまな行事を行っています。

「骨と関節の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「骨と関節の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「骨と関節の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「骨と関節の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「骨と関節の日」を元に発信をする流れ

「骨と関節の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「骨と関節の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「骨と関節の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「骨と関節の日」を広報PRに活かした事例

「骨と関節の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「骨と関節の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「骨と関節の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.赤ちゃんの股関節脱臼の予防イベントを開催

ハブインターナショナル株式会社は、乳幼児の先天性股関節脱臼に関する予防イベント「正しい抱っこ講座」を保護者向けにオンラインで実施しました。

プレスリリースでは、先天性股関節脱臼とは何なのか、なぜ予防イベントなのか、なぜオンライン開催なのか、などを掲載。読者が納得しながら読み進め、記事後半に講師のプロフィールを載せることで、確かな知識を得られるのでは、という読者の期待値も上がるような記事です。

関節に関わる疾患の予防イベントとして、参考となる事例ではないでしょうか。

参考:300~500人にひとりの赤ちゃんに発症する誤った抱っこが招く股関節脱臼の予防イベント開催のお知らせ

事例2.鍼灸整骨院の新店オープンと体験会の開催をプレスリリースで発表

ぷらす鍼灸整骨院グループを運営する株式会社SYNERGYJAPANは、神奈川県横浜市にオープンする「ぷらす鍼灸整骨院 新杉田院」と「ぷらす鍼灸整骨院 長津田院」の2店舗についてプレスリリースを配信。オープンを記念し、一般向け体験会とプレス向け体験会の開催を行います。

プレスリリースでは、プレス体験会の概要を内装や待合所など院のイメージ写真とともに掲載しているのがGOODです。オープンに至った背景、商標登録メニューの「メディカル姿勢矯正」について紹介し、院の情報をわかりやすく発信しています。

記念日に関した広報PRではないものの、オープン前のプレス向け体験会の案内をプレスリリースで配信することで、体験談など記事化にもつながりやすい事例です。

参考:横浜にぷらす鍼灸整骨院グループの新店舗2院が8/17、9/9オープン

事例3.子どもの体幹を鍛える『こども体幹すごろく』を共同開発

地域の人たちのために健康・医療についての情報を発信する一般社団法人みんなの健康は、株式会社川崎フロンターレ 富士通スタジアム川崎とで『こども体幹すごろく』を共同開発。詳細をプレスリリースで発表しました。

子どものコミュニケーション能力と運動能力の向上、国民病ともいわれている変形性膝関節症が起きた際の早期回復を目的に開発された『こども体幹すごろく』。体幹を使う動きのコマだけでなく頭を使うコマも用意し、飽きずに楽しく体を動かせるのが特徴です。

プレスリリースでは現在の子どもの体力問題について言及し、開発に至った背景を説明。開発ストーリーをしっかりと伝え、育ち盛りの子どもを育てる親などに向けて訴求しています。すごろくのイメージ画像や実際に子どもが遊んでいる様子の写真を掲載し、商品の魅力を伝えているのもGOODです。

「骨と関節の日」に合わせた事例ではありませんが、子どもの成長や発達に関する商品やサービスをアピールするうえで参考になります。

参考:【川崎フロンターレ】 × 【さいわい鶴見病院】 『こども体幹すごろく』を共同開発

「骨と関節の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「骨と関節の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「骨と関節の日」には、骨や関節といった体の健康に注目が集まります。骨と関節だけでなく健康促進といった視点で見ると、幅広い広報PRが期待できそうです。また、自社で健康に関する取り組みを独自に行っている場合はそちらも発信するとよいでしょう。

「骨と関節の日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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