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花火の日(5月28日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日花火の日(5月28日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月28日は「花火の日」。今回は「花火の日」の意味や、日付の由来について解説します。

また、「花火の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果とポイントもご紹介。企業の広報事例とともに、魅力的な取り組みに触れていきます。

広報やマーケティングネタを探している方、特に花火に関する事業を行っている方や、夏の広報PRを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「花火の日」の意味・由来とは?

5月28日は「花火の日」です。1733年(享保18年)、隅田川の両国橋付近で花火が打ち上げられたことから、この日が「花火の日」といわれるようになりました

なお、当時の日付は旧暦であり、現行のグレゴリオ暦に換算すると7月9日にあたります。5月28日に花火を打ち上げるケースは少ないものの、花火や夏のイベントに関連づけた広報PR活動に活かせるでしょう。

「花火の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「花火の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「花火の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「花火の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「花火の日」を元に発信をする流れ

「花火の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「花火の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「花火の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「花火の日」を広報PRに活かした事例

「花火の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「花火の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になるように、花火に関連する事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「花火の日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.耐久レースでスケールアップした打ち上げ花火を実施

富士スピードウェイ株式会社は、バラエティ番組「オールナイトフジコ」とのコラボレーション企画についてプレスリリースを発表しました。3日間にわたって開催する「S耐24時間レース”オールナイトFUJI“」にて、さまざまなイベントを展開するプロジェクトです。

「花火の日」とは異なるプレスリリースですが、名物である打ち上げ花火をスケールアップし、「花火に包まれるような体験をお届け」と訴求したのがユニークなポイント。本イベント独自のプログラムであることにも触れながら紹介することで、独自性・希少性といった魅力をアピールしています。

参考:「S耐24時間レース”オールナイトFUJI“」レースとキャンプ&BBQ、花火、グルメ、音楽の競演!富士スピードウェイで遊び尽くす24時間!

事例2.ドローンショーと打ち上げ花火でつり橋エリアを彩るイベント

アミューズメント事業や飲食事業などを手掛ける株式会社フジコーは、日本一の歩行者専用つり橋「三島スカイウォーク」にて「ナイトスカイウォーク」と題したイベントを開催することを発表しました。ドローンの光を活用したドローンショーと、打ち上げ花火のショープログラムです。

プレスリリースではイベントのイメージ写真を掲載し、国内最大手のドローンショー企業である自社ならではのプロジェクトであることを訴求。「花火の日」の事例ではありませんが、恒例イベントとして知られていることやオリジナル演出がある点なども盛り込みながら、独自性をうまく発信しています。

参考:今年初開催のドローンショーと打ち上げ花火による煌めく夜空 三島スカイウォーク恒例イベント『ナイトスカイウォーク』を開催

事例3.完全有料制での花火大会開催を決定し、プレスリリースで発表

京都府亀岡市は、保津川市民花火大会実行委員会が開催する「保津川市民花火大会」についてプレスリリースを配信しました。第73回となる花火大会を、全席完全有料制で開催することを決定。

こちらも「花火の日」の事例ではありませんが、プレスリリースでは複数のセクションに分け、西日本最大級規模であること、Xキャンペーンを展開することなども簡潔に説明しています。後半では2021〜2023年のYouTube動画をピックアップし、現地の様子や打ち上げ花火のイメージを伝えたのがGOODです。

参考:関西最大級!保津川市民花火大会を全席チケット制で8/11に開催決定

「花火の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「花火の日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

5月28日以外にも、8月1日の「花火の日」や、8月7日の「おもちゃ花火の日」といった記念日が制定されています。5月28日に限定するのが難しい場合は、ほかの花火関連の記念日にちなんだ広報PRを検討してもよいでしょう。

また、本格的な花火シーズンがはじまる前の時期に着目して、旅行プランを提案したり、開催前のニュースリリースを発信したりするのも一案です。

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