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抹茶新茶の日(5月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日抹茶新茶の日(5月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月22日は「抹茶新茶の日」。今回は「抹茶新茶の日」の意味や由来を解説します。

また、「抹茶新茶の日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にスイーツ・飲料の製造販売に携わる方や、飲食業を手がける企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「抹茶新茶の日」の意味・由来とは?

5月22日は「抹茶新茶の日」です。抹茶スイーツ店『ななや』でも知られる丸七製茶株式会社によって制定されました。

日付は、「茶」の漢字を上下で「十」と「十」、「八十八」に分解し、それらを足すと「108」となることから、立春から数えてほぼ108日目となる5月22日とされています。

新緑の季節を感じられる抹茶の新茶をより多くの人に知ってもらい、抹茶の魅力、楽しみ方を伝えていくのが目的。

抹茶を使ったスイーツやドリンクを発表する際にもフックとできる記念日です。

「抹茶新茶の日」は、一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されています。

「抹茶新茶の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「抹茶新茶の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「抹茶新茶の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「抹茶新茶の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「抹茶新茶の日」を元に発信をする流れ

「抹茶新茶の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「抹茶新茶の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「抹茶新茶の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「抹茶新茶の日」を広報PRに活かした事例

「抹茶新茶の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「抹茶新茶の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「抹茶新茶の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.地元・熊谷のお茶屋とコラボした温泉イベント

株式会社温泉道場が運営する温浴施設・おふろcafe ハレニワの湯では、新茶を使ったお風呂イベントが開催されました。埼玉県熊谷市にあるお茶屋「西田園」の協力のもと、本物のお茶を使用した「新茶風呂」と「お茶ロウリュ」を展開。

「抹茶新茶の日」の事例ではありませんが、新茶が採れる季節性と、地元のお茶屋とのコラボレーションという新規性が魅力的な広報PR施策です。また、熊谷銘菓を盛り合わせたパフェの期間限定メニューも紹介しています。

参考:おふろcafe ハレニワの湯が熊谷のお茶屋さん「西田園」とコラボ。五月病を吹き飛ばす、新茶を使ったおふろサウナイベントを実施します

事例2.一番摘み新茶を100%使った期間限定メニュー

株式会社ゴンチャ ジャパンは、2024年5月23日から期間限定で販売するメニューについてプレスリリースを配信しました。静岡県産の一番摘み新茶を100%使用し、ミルクティー・フローズンティー・ドーナツとして商品化したメニューです。

こちらも「抹茶新茶の日」のプレスリリースではありませんが、新茶100%という点を積極的に訴求し、自社メニューならではの魅力をアピールしています。また、販売開始日の約1週間前に配信することで、メディア関係者を含む多くの人の注目を集めたのがGOODです。

参考:ゴンチャは新茶で抹茶!静岡県産一番摘みの新茶100%の今だけの特別な抹茶「一番摘み抹茶 ミルクティー/フローズンティー」

事例3.人気商品と宇治抹茶を組み合わせて開発された和菓子

京都府を中心に和菓子屋「まるもち家」を運営する株式会社京都丸餅家は、新商品「水まる餅 hey! 抹茶」のプレスリリースを発表しました。人気No.1のロングセラー商品である「水まる餅」と、京都ならではの宇治抹茶を組み合わせて開発された和菓子です。

地域性を存分に発揮した商品内容はもちろん、「抹茶好き以外の方は、買わないでください」というプレスリリースタイトルが印象的。インパクトのある文言で発信することにより、抹茶好きな人や京都観光を控えている人にもアプローチできています。

参考:『抹茶好き以外の方は、買わないでください』2024年5月18日(土)10時から新商品「水まる餅 hey!抹茶」を販売開始します。

「抹茶新茶の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「抹茶新茶の日」は、抹茶の新茶に注目が集まるきっかけとなる日です。

日本茶を扱う企業の方や、抹茶を使ったドリンクやスイーツを提供・販売する企業の方にとっては特に、「抹茶新茶の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「抹茶新茶の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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