【トレンド徹底活用術 vol.26】クリスマス編:2021年の傾向を考慮したペルソナ設定が肝心!

ひとりでも多くの人に自社の情報が詰まったプレスリリースに興味を持ってもらうには、季節のイベントやトレンド情報の活用は欠かせません。

自社の情報にタイムリーな話題が加わることで、より鮮度の高さをアピールできます。注目度が上がれば、メディア関係者はもちろん、生活者に届く可能性も高まるでしょう。

トレンド徹底活用術」では、PR TIMES編集部が、トレンドキーワードをプレスリリースへ落とし込む方法を考察します。

本記事では、「クリスマス」をピックアップ。年間イベントの中でも活用できる企業が特に多いビックイベントです。重要なステップを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

プレスリリースにクリスマスを活用する3つの重要なステップ

イベントが目白押しな冬の中でも、クリスマスは幅広い年齢層の人が楽しむビッグイベントです。

コロナ禍の影響が続いているものの、多くの企業がクリスマスに関連した新商品やキャンペーンの発表を控えていることでしょう。数多く発表されるプレスリリースの中で、自社のプレスリリースを多くの人に届けるにはどうしたら良いのか、頭を悩ませている広報担当者さんも少なくないはずです。

そのような悩みにお答えすべく、「クリスマス」を活用したプレスリリースの作成について解説。基本となる全ステップは以下9つです。

トレンドキーワードをプレスリリースに活用する基本の9ステップ

本記事では特に重要な3つのステップを解説していきます。基本となる全9ステップについては以下のこちらの記事で解説してます。参考にしてみてください。

プレスリリースをメールで送る方法とポイント・注意点

重要STEP1.クリスマスの由来や現代における意味合いを調べる

まずはクリスマスの由来や、現代における意味合いを知るところから始めましょう。

歴史も古く世界的な行事は、国や地域によって風習が異なったり時代の流れによって新たな親しまれ方に変化したり、調べることで意外な発見があるものです。

地道なリサーチではありますが、本来の意味や由来、新たな側面を見出すことは、トレンドを活用した情報発信をする上で、土台となる基礎知識となります。

24日の夜はイブじゃない!?知っているようで知らないクリスマス

「イブの夜」といえば多くの方が24日の夜を連想するでしょう。しかし、キリスト教の「教会暦」では、日が沈んだら新しい1日が始まります。

これに合わせると、12月23日の夕方4時頃から24日の夕方4時頃までがクリスマスイブということになります。

サンタクロースとクリスマスプレゼントの由来

クリスマスといえば、子ども達にとってはサンタクロースがプレゼントをくれる日です。では、プレゼントが贈られる習慣はどこから来ているのでしょうか。

サンタクロースは聖ニコラスという司教であったと言われており、伝説や奇跡はたくさん語られ、クリスマスプレゼントの由来はその中の一つにあります。

日ごろから貧困に苦しむ人々を放っておけない優しいニコラスが、娘を売らなければならないほどお金に困窮している一家の存在を知り、その夜、その一家の煙突に金貨を投げ入れ救ったと言われています。

その際、投げ入れた金貨は暖炉のそばにあった靴下の中へ入り、そこからサンタクロースが靴下にプレゼントを入れてくれるいう習慣が生まれたそうです。

このように、知っているつもりでも調べてみると思いがけない情報が得られるものです。クリスマスは現在のような過ごし方になるまでに様々なエピソードがあるので、ぜひ調べてみましょう。

自社の情報発信をする際に、関連するキーワードの基礎知識がアイデアの泉となり、独自の切り口を作り出す手助けになります。ついつい省いてしまいそうな地道な作業こそが大切です。

広報会議イメージ

重要STEP2.今年ならではの傾向や対策をチェック

2021年のクリスマスは、12月24日が金曜日、25日が土曜日と週末にあたります。以前であれば、小旅行や大規模なパーティーに参加するといった楽しみ方をする人もいたでしょう。

しかし、コロナ禍のいま生活者の行動様式は変化しています。クリスマスをどんな風に、どこで過ごしたいのか、ニーズを把握したうえで提案するために傾向や対策のチェックは重要なステップです。

政府の方針を追う

政府のコロナ対策に関連する方針は、企業の経済活動や生活者の行動様式に大きな影響を与えます。最新の情報を常にキャッチできるようにしておきましょう。

<参考>
内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室
新型コロナウイルス感染症について|厚生労働省

昨年のクリスマスはどうだった?

2020年のクリスマスは、コロナ禍で過ごした初めてのクリスマスです。外出が制限される中、人々はどのようにクリスマスを過ごしたのでしょうか。広く市場の傾向を把握しておきましょう。

調べ方はインターネットで検索してみるのもよいでしょう。

<検索キーワード例>
2020 クリスマス トレンド
2020 クリスマス 傾向

利用者の声を聞く

自社の顧客を対象にアンケートを実施するのも一つの方法です。顧客のニーズが把握できるのでアプローチの方法も明確になるほか、数字で表すことができるので説得力も増します。顧客とのコミュニケーション機会にもなるので是非トライしてみましょう。

<調査結果を活かしたプレスリリース例>
8割以上の女性が「今年のクリスマスの食事は自宅で」と回答。新型コロナウイルス第3波も予防して、2020年は「おうちクリスマス」を楽しもう!

<合わせて読みたいPR TIMES MAGAZINEノウハウ記事>
調査リリースを作成するための調査方法・調査の流れとは?知っておきたい注意点まで解説
調査リリースとは?書き方・作成の3つのポイント・事例など基本事項を確認しよう

新しい提案「おうちクリスマス」

自宅でクリスマスを過ごす「おうちクリスマス」も注目です。Googleでキーワードを入力すると以下の画像のような検索予想が出てきます。「サプライズ」や「飾り」、「コーデ」といった自宅で過ごすクリスマスを楽しみたいという、生活者のニーズが見えてくるのではないでしょうか。

Google検索イメージ1
Google検索イメージ2

2021年のクリスマスもコロナ禍によって自宅で過ごす人が多いことが予想されますが、生活者にどのような傾向があるのか把握し、自社の情報をどういった切り口で伝えていくかが重要です

生活者の気持ちを汲み取ったアプローチは需要に沿った供給となり、訴求力も高くメディアからの注目度も高まるでしょう。

重要STEP3.誰に届けたい?ペルソナ設定

クリスマスは多くの人に馴染みのあるイベントであり、関連する業種やアイテムも以下の通り多種多様です。

  • クリスマスツリーやリースなどの飾り
  • 七面鳥などのパーティー料理
  • ケーキをはじめとした伝統的な世界各国のクリスマス関連のお菓子
  • クリスマスソング
  • クリスマスプレゼント

クリスマスに関連する商品・サービスが多いということは、それだけ競合も多いということになります。

各社が新商品を打ち出すなか自社の情報が埋もれてしまわないよう、ターゲットを明確にしておくことも大切です。自社の情報を誰に一番届けたいのか、顧客層をイメージしながらペルソナを設定してみましょう。

<ペルソナ設定の例>

  • 田中英子
  • 34歳
  • 女性
  • 会社員
  • 都内在住
  • 夫(36歳)、長女(5歳)、長男(3歳)の4人家族
  • 映画鑑賞が趣味で昨年からNetflixを利用している
  • 通勤時間はInstagramの美容系や料理系のアカウントをチェック

自社サービスや商品を英子さんに利用してもらうには、どのような情報を発信すればいいでしょうか。これまでのSTEPで調べたクリスマスの由来や今年ならではの傾向を加味し、どのような切り口で提案すべきか道筋を決めていきましょう。

プレスリリース確認イメージ

その他の大切なポイント

主に重要となるステップは上記3点です。しかしそれ以外にも些細だけれど大切なポイントがあります。基本ステップに沿って実行する際の参考にしてみてください。

その他ポイント.プレスリリースで使用する画像素材にこだわる

プレスリリースは内容が重要なのはもちろんですが、プレスリリースで使用する画像は他社との視覚的な差別化を図るのに大いに役立ちます。

画像素材はクリスマスを感じさせる季節感があるものだけでなく、公開するプレスリリースの内容と相違がなければクリスマスらしくなくても問題ありません。自社のカラーやプレスリリースの内容を表現しているのであれば、人々の目を惹く魅力的なプレスリリースになるでしょう

また、メディアで取り上げられたりSNSで拡散されるなど多くの生活者に情報が届くには、画像が大きな役割を担います。重要STEP3で設定したペルソナも画像選定に反映させることで、届けたい人に目に留まりやすい情報になります。

PR TIMESで配信する場合、プレスリリースに掲載しない画像もアップロードすることができます。素材はなるべく豊富にアップロードすることがおすすめです。

<メディアが活用しやすい画像例>

  • 世界観を作りこんだ華やかな画像
  • 商品が見やすいよう白背景のすっきりした画像
  • 生活者がイメージしやすいような利用シーンの画像
  • 同一シリーズで展開した類似商品も並べた画像
  • 単体ずつの画像

以下の記事ではメイン画像を選ぶポイントと惜しいメイン画像の特徴を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

2021年の傾向を把握し適切なペルソナ設定を活用して必要な人に情報を届けよう

コロナ禍の影響で、数年前とはクリスマスの過ごし方にも変化が出てきました。思うように人に会えないからこそ、大切な人と過ごす時間をより良いものにしたいと考える人が増えても不思議ではありません。

自社の情報をアピールすることは、その情報を必要としている人に届けば相手の生活を豊かにすることができます。しっかりとした下調べをすれば、誰に何を届けたいのか明確になるはずです。自社ならではのオリジナリティのあるクリスマスを提案しましょう。

<編集:大森 美野>

クリスマスをプレスリリースに活用する基本の9ステップ

この記事のライター

tagami tomoe

2021年からPR TIMES MAGAZINEにジョイン。前職はIT系ベンチャー企業のマーケティング部に所属。過去には小さな洋服屋も経営した経験も。素晴らしいサービスも知ってもらわなければ始まりません。しかし伝えたい人に伝えたい情報を届けるのは難しいものです。迷える広報・PRに従事する皆さんに、役立つコンテンツを発信していきます!

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