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逸話の日(1月28日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日逸話の日(1月28日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

1月28日は「逸話の日」。今回は「逸話の日」の意味や由来を解説します。

また、「逸話の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、ヒントになる関連の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に出版業界の方や、歴史・逸話にまつわる広報PRを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「逸話の日」の意味・由来とは?

1月28日は「逸話の日」です。「い(1)つ(2)わ(8)」と読む語呂合わせから、日本の記念日として制定されました。

逸話を通して、エピソードの本質、人物や物事について探ることの大切さを知るのが、記念日制定のおもな目的。また、広く知られていない逸話を語り合う日という意味もあります。

本来は「あまり知られていない興味深い話」を意味する言葉ですが、秀逸な話や、非常人的なエピソードを「逸話」とするケースも。

「逸話の日」に特化した記念日は少ないものの、歴史的な人物のエピソードを紹介したり、書籍販売の認知拡大につなげたりといった広報PR活動に活かせるでしょう。

「逸話の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「逸話の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「逸話の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「逸話の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「逸話の日」を元に発信をする流れ

「逸話の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「逸話の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「逸話の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「逸話の日」を広報PRに活かした事例

「逸話の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「逸話の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「逸話の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.ゴッホや弟の逸話をモチーフにしたアイテムを新発売

株式会社フェリシモは、同社が展開する「ミュージアム部」にて、ウォレットとイヤアクセサリーの新商品を発売しました。世界的な人気を誇る画家・ゴッホと、同氏を経済的・精神的に支えた弟との逸話をモチーフにしたデザインが特徴です。

「ふたりのエピソードをぎゅっと詰め込んだ多機能ウォレット」「ゴッホの人となりを学べるアシメトリーイヤアクセサリー」など、各商品の名称もユニークなポイント。プレスリリースでは、新商品に加えて関連アイテムをピックアップしているのがGOODです。

参考:画家・ゴッホのエピソードから生まれた「多機能ウォレット」と「アシメトリーイヤアクセサリー」がフェリシモ「ミュージアム部」より新登場

事例2.文豪たちと落語の関わりを、逸話を交えながら知る

日本コロムビア株式会社は、明治・大正時代の落語家など、名人が残した歴史的音源集『文豪たちと落語』を発売しました。CDブックレットには、大衆芸能研究家の解説を収録し、文豪たちと落語の関わりがわかる逸話も盛り込まれています。

夏目漱石や芥川龍之介をはじめとする文豪たちと落語を同時に知ることで、より一層楽しめるのが魅力です。落語が好きな人はもちろん、文豪が愛した落語家について関心がある人にとっても、魅力的なコンテンツといえるでしょう。

参考:SP原盤復刻による落語音源で、あの文豪たちが生きた世界へタイムスリップ『文豪たちと落語』5月18日発売!

事例3.携書版で発売した書籍が3万部を突破

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは、『ものの見方が変わる 座右の寓話 携書版』のプレスリリースを発表しました。2022年1月28日に刊行した同書は1万部を増刷し、3万部の売上を突破。

8万部突破の同商品を新書サイズにした携書版で、イソップ寓話や民話・古典・逸話など、計77の寓話と解説を収録しています。さらに、通説とは異なる視点と解釈で多面的な解説を盛り込むことで、オリジナリティを高めているのが魅力的です。

参考:イソップ物語から中国古典まで、人生に効く77の“深イイ話”で視点が変わる。 『ものの見方が変わる 座右の寓話 携書版』3万部突破

「逸話の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

1月28日の「逸話の日」は、歴史的人物の逸話や、広く知られていないエピソードに注目が集まりやすい日です。解説書の企画・販売に携わっている方や、逸話に関する商品企画を検討している方にとっては特に、「逸話の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「逸話の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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