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育児の日(毎月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日育児の日(毎月12日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

毎月12日は「育児の日」。今回は「育児の日」の意味や由来を解説します。

また、「育児の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、広報PRの実例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に子育て世代向けの商品・サービスの開発や販売に携わっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「育児の日」の意味・由来とは?

毎月12日は「育児の日」です。兵庫県で唯一、地元紙「神戸新聞」を発行する株式会社神戸新聞社によって制定されました。

日付は、「い(1)くじ(2)」と読む語呂合わせが由来です。子育てがしやすい環境づくりができるよう、取り組みのきっかけになることを願って、毎月12日が記念日となっています。

同社は毎月12日、神戸新聞の朝刊1面に「育児の日」にちなんだキャッチフレーズを掲載。啓発用ポスターの作製・掲示にも注力し、積極的な広報PR活動を続けています。

子育て世代向けの商品・サービスを扱う企業はもちろん、これから育児をスタートする世代に向けた情報を発信したり、子育てにまつわるアンケート調査を実施したり、多種多様な広報PRに有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「育児の日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「育児の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「育児の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「育児の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「育児の日」を元に発信をする流れ

「育児の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「育児の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「育児の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「育児の日」を広報PRに活かした事例

「育児の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「育児の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例とポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「育児の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.あかちゃんあるあるのイラストで人気のおおのたろう氏による育児日記を新発売

出版や映像などの事業を手掛ける株式会社KADOKAWAは、おおのたろう著『じんせいさいしょの育児日記』の発売についてプレスリリースを配信しました。

本書は、SNSで人気のある「あかちゃんあるある」イラストとともに、子どもが初めてできたことや月齢ごとにヘアスタイルを描く欄などユニークな項目をそろえているのが特徴。プレスリリースでは、読み手がイメージしやすいように掲載内容の画像を載せるなど、工夫しているのがポイントです。

記念日に合わせたものではありませんが、本の「はじめに」を抜粋して制作への想いを記したり、著者プロフィールを掲載したりすることで、より共感性を高めている参考事例です。

参考:ママ・パパ100人以上の意見を反映! 振り返ったときにより楽しめる『じんせいさいしょの育児日記』発売!

事例2.育児の日常を川柳にした「子育て川柳」企画を実施

ベビカム株式会社は、運営する育児コミュニティサイト「ベビカムひろば」で育児の日常を川柳にした「子育て川柳」企画を実施。豪華な賞と100件達成プレゼントの詳細をプレスリリースで配信しました。

企画の内容をわかりやすくまとめたプレスリリースのタイトルがGOOD。本文では、参加方法についてテキストリンクを設置し、自社サイトに誘導するほか、各賞の詳細をわかりやすく記載しているのが参考になります。記念日に関する発信ではありませんが、育児関連のサイトならではの独自性をメディアフックとした好事例といえるでしょう。

参考:10,000円分のQUOカードPayが当たる!育児コミュニティ『ベビカム』で、参加型の新企画開催!ママパパが奮闘する育児の日常を「子育て川柳」で笑っちゃおう。100件達成で参加者全員にプレゼントも♪

事例3.子育て世代向けにバスロスゼロシャワー体験キャンペーンを開催

重炭酸入浴剤の開発・販売を手掛ける株式会社ホットタブは、子育て世代を対象にバスロスゼロシャワー体験のキャンペーンを開催。詳細をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースのアイキャッチには、キャンペーンの内容を画像にまとめてひと目でわかるように掲載しているのがGOOD。キャンペーン概要、「バスロスゼロ」について、自社製品の紹介など、順序立てて記した読みやすい構成が参考になります。

育児に関するイベントやキャンペーンを行う際には「育児の日」をメディアフックに、プレスリリースを配信するのも一案です。

参考:【春の育児支援キャンペーン】パパもママも入浴をもっと楽に、やさしく

「育児の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

毎月12日の「育児の日」は、育児関連の情報サービスや、ベビー・キッズ向けの商品に注目が集まりやすい日です。子育て世代を想定したサービスを運営する企業の方や、育児に関連する商品開発・販売を手掛ける企業の方にとっては特に、「育児の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「育児の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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