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ココナッツの日(5月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ココナッツの日(5月7日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月7日は「ココナッツの日」。今回は「ココナッツの日」の意味や由来を解説します。

また、「ココナッツの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にスイーツの製造に携わる企業の方や、リゾート地で事業を展開する企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ココナッツの日」の意味・由来とは?

5月7日は「ココナッツの日」です。「トロピカーナ」などの清涼飲料水ブランドを手がけていたキリン・トロピカーナ株式会社(2019年にキリンビバレッジ株式会社に吸収合併)によって、2015年に制定されました。

日付は、「ココ(5)ナ(7)ッツ」の語呂合わせに由来。記念日をきっかけにココナッツの魅力を普及させ、夏に向けて摂取を促進することが目的です。

「ココナッツの日」に特定のイベントが開催されているわけではありませんが、ココナッツを使ったスイーツなどをアピールする良い機会となるでしょう。

「ココナッツの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「ココナッツの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ココナッツの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ココナッツの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ココナッツの日」を元に発信をする流れ

「ココナッツの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ココナッツの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ココナッツの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ココナッツの日」を広報PRに活かした事例

「ココナッツの日  」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ココナッツの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ココナッツの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.業務用ココナッツクリームとココナッツクリームパウダーが「ロカボマーク」を取得

株式会社明治フードマテリアは、自社の国内業務用商材で総代理店を務めるインドネシア産の「ココナッツクリーム」「ココナッツクリームパウダー」が「ロカボマーク」を取得したことをプレスリリースで発表。「ロカボマーク」は一般社団法人食・楽・健康協会が提唱するもので、業務用のココナッツクリームとココナッツクリームパウダーの取得は日本初となります。

プレスリリースには、ココナッツミルクが低糖質であることをわかりやすく伝えるために牛乳との糖質量を比較したグラフを掲載。そのほかにも、co2排出量や水使用料もグラフを用いてココナッツの特徴を表しているのがGOODです。記念日に合わせた発信ではありませんが、ココナッツが地球環境にも配慮したもので、社会性にもかかわることが広報PRされた参考事例です。

参考:【インドネシア産ココナッツ×低糖質】業務用ココナッツクリーム、ココナッツクリームパウダーで日本初※のロカボマークを取得。ココナッツの新しい魅力でお客様の課題解決に貢献します。

事例2.パンに塗ってトーストのアレンジを楽しむシリーズから新商品が登場

缶詰やジャムなどを製造販売するアヲハタ株式会社は、パンに塗って焼くだけでトーストのアレンジが楽しめる「ヴェルデ トーストスプレッド」シリーズから「ココナッツトーストスプレッド」を新発売。新商品のお知らせとともに「シュガーバタートーストスプレッド」のリニューアルと、シリーズ全品の賞味期間の延長についてプレスリリースを配信しました。

プレスリリースには、パン用のスプレッドがコロナ禍以前から伸長を続け、売り上げが好調であることを記載。そのうえで、新商品やリニューアル商品の紹介、賞味期限の延長についてを展開しているのがGOODです。

「ココナッツの日」にちなんだ事例ではないものの、新商品の情報はもちろん、リニューアルした内容がわかりやすく構成されたプレスリリースが参考になります。

参考:「ヴェルデ トーストスプレッド」シリーズから「ココナッツ」を新発売 さらに「シュガーバター」をリニューアル シリーズ全品の賞味期間を延長します

事例3.グアムの暮らしを体験する夏休み企画を実施

グアムのルーツに触れるビーチリゾート「星野リゾート リゾナーレグアム」は、2024年7月20日~8月31日の期間に「Chamorro’s Academy 〜夏休みの自由研究~」を初めて開催します。グアムの先住民であるチャモロ人の暮らしを体験し、ココナッツのヒミツなどを学ぶ夏休みプログラムの詳細をプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、まず開催の背景に触れ、どんなことを学んでほしいかなどの思いを記載。その後、体験内容についてステップ1~3で解説し、それぞれ画像とともにわかりやすくまとめたのがGOODです。記念日に関する事例ではありませんが、文化を通してココナッツへの知識が深まるイベントの好事例です。

参考:【星野リゾート リゾナーレグアム】グアムの暮らしを体験する夏休みプログラム「Chamorro’s Academy 〜夏休みの自由研究~」初開催 | 期間:2024年7月20日〜8月31日

「ココナッツの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ココナッツの日」は、ココナッツに注目が集まり、ココナッツを使ったスイーツや南国の雰囲気を想起させるきっかけになる日です。

特にスイーツの製造に携わる企業の方や、リゾート地で事業を展開する企業の方にとっては特に、「ココナッツの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「ココナッツの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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