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コラムの日(3月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日コラムの日(3月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月11日は「コラムの日」。今回は「コラムの日」の意味や由来を解説します。

また、「コラムの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にマスコミ業界の方や出版業界の方、コラムに関連したサービスなどを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「コラムの日」の意味・由来とは?

3月11日は「コラムの日」です。1751年のこの日、イギリスの新聞「ロンドン・アドバイザー・リテラリー・ガゼット」にて、世界初のコラムの連載が始まったことに由来しています。

コラムとは、新聞や雑誌などで、短い評論やエッセイなどを掲載する欄または囲み記事を指し、記者が自分の意見を織り込んでいることが特徴です。日本の新聞では、朝日新聞の「天声人語」や読売新聞の「編集手帳」、毎日新聞の「余録」などがこれに当たります。

「コラムの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「コラムの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「コラムの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「コラムの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「コラムの日」を元に発信をする流れ

「コラムの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「コラムの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「コラムの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「コラムの日」を広報PRに活かした事例

「コラムの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「コラムの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「コラムの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.週1本、5年分のコラムを最編集し発売

株式会社インプレスホールディングスで鉄道・旅・歴史などのメディア事業を展開する株式会社天夢人は、『玉村豊男のコラム日記2022〜2023』の刊行をプレスリリースで発表しました。エッセイストや農園主など複数の顔を持つ玉村豊男氏が、毎週1本書いた5年分のコラムを再編集した書籍です。

プレスリリースでは本書の概要を押さえたうえで、巻頭口絵やコラム日記本文といった収録内容を写真で紹介しています。「コラムの日」に関するプレスリースではありませんが、書籍の内容をイメージしやすいビジュアルだけでなく、再編集したコラム本ならではの読みやすさを訴求した記事がGOODな事例です。

参考:2019年から、毎週1本のコラムを日記のように書き続けて5年。直近の2年間のコラム106本をまとめて収録した『玉村豊男のコラム日記2022~2023』発売!

事例2.旅行会社と人気YouTuberのタイアップ企画でコラムを公開

ビッグホリデー株式会社は、「ついに最終回!伝統と革新が入り混じったカオスな街!東京の魅力をご紹介!」と題した旅コラムの公開情報をプレスリリースで発表しました。車で日本一周を制覇した旅行系夫婦YouTuberとビッグホリデーのタイアップ企画です。

コラム公開に合わせて、東京のお土産が当たるプレゼントキャンペーンも実施。国内・海外旅行やスキーツアーの企画・販売などを手掛ける企業が、旅に特化したYouTuberとタッグを組むことで認知拡大に寄与した好事例といえます。記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、旅の様子やコラム内容がわかる写真を多用し、読みやすくまとめた構成が参考になる事例です。

参考:【東京お土産キャンペーン実施】YouTuberタイアップ旅コラム「ついに最終回!伝統と革新が入り混じったカオスな街!東京の魅力をご紹介!」 2023年12月12日(火)公開

事例3.無料人生占いや恋愛コラムが読めるコンテンツを提供

占いコンテンツを中心にWebやアプリの企画、システム開発などを手掛けるテレシスネットワーク株式会社は、占いコンテンツポータル「うらなえる」で「大串ノリコの人生占い」を提供することを発表しました。大串ノリコ氏の無料人生占いと恋愛コラムを展開するコンテンツです。

「コラムの日」の広報PR事例ではありませんが、テレビ出演をきっかけに注目を集めている実績に触れ、興味・関心を高めるプレスリリースに仕上げたのがGOODポイント。鑑定内容の紹介、コンテンツ概要、他サービスの概要などをブロックに分けてまとめた構成も参考になります。

参考:『突然ですが占ってもいいですか?』大串ノリコの人生占いを無料占い&恋愛コラムサイト「うらなえる」で提供開始

「コラムの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月11日の「コラムの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

コラムを連載している新聞、雑誌、サイトはもちろん、コラムニストを育成しているスクールなども、この日をきっかけとしたイベントやキャンペーン、調査リリースなどでPRすることができるでしょう。

「コラムの日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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