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デニムの日(10月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日デニムの日(10月26日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

10月26日は「デニムの日」です。今回は、「デニムの日」の意味や由来について解説します。

また、デニムに関連する参考にしたい広報PRの事例もご紹介。「デニムの日」をきっかけに広報PRの取り組みを行う際のポイントについても解説します。ファッション業界の方や、衣服に関連する資源のリサイクルに取り組んでいる企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「デニムの日」の意味・由来とは?

10月26日は「デニムの日」です。岡山県倉敷市児島の児島ジーンズストリート推進協議会が制定しています。10と26で「デ(10)ニム(26)」と読む語呂合わせから、日付が決められました。

岡山県倉敷市児島は、国産ジーンズ発祥の地として知られています。そのため、「デニムの日」は、個性的なデニムのお店が連なる児島ジーンズストリートから、デニムのよさを全国に広めることを目的に制定されています。

なお、「デニムの日」は日本独自の記念日。同日には、児島ジーンズストリートのショップにてイベントが実施されています。

「デニムの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「デニムの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「デニムの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「デニムの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「デニムの日」を元に発信をする流れ

「デニムの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「デニムの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「デニムの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「デニムの日」を広報PRに活かした事例

「デニムの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「デニムの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「デニムの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.通年活躍する“和紙のデニム”を発売

ファッション事業を行う株式会社マッシュホールディングスは、2つのブランドのコラボアイテムとして、和紙のデニムを発売。さらりとした触り心地で蒸し暑い季節でも快適に着用しやすいのが特徴です。

夏はデニムが活躍する季節です。「デニムの日」は10月のためやや季節が違うところもありますが、本製品は通年使えるアイテムとしています。より話題性を重視する場合は、「デニムの日」と掛け合わせた広報PRを検討してみてもよいでしょう。

参考:「emmi」と「UNDERSON UNDERSON」が初コラボレーション!蒸し暑い季節にも履きたくなる、軽く涼しく快適な和紙のデニムが発売!〈4月27日(水)〉

事例2.ヴィンテージ・デニムの過去〜現在までがわかる1冊を発売

ファッション・カルチャーのブランドを取り扱う株式会社ヘリテージは、ヴィンテージ・デニムの最新トレンドがわかる「Lightning Archives VINTAGE DENIM EXTRA」を発売しています。

年代別の目次を用意しているのがポイント。1冊を通して読むことで、時代と共に流行が変わっていったデニムの歴史を辿ることができます。

デニムを特集する場合は、「デニムの日」を活用するのがおすすめ。元々デニムが興味が好きな方に加え、デニムについてあまり知らない方からの興味・関心も得やすくなります。

参考:ヴィンテージ・デニムの最新トレンドがわかる!「Lightning Archives VINTAGE DENIM EXTRA」は2022年4月18日(月)発売。

事例3.廃棄予定のコットンを再利用したリサイクルデニムを発売

豊島株式会社はライトオンと協業し、廃棄予定のコットン製商品を再利用したプロジェクトの第1弾を発表。リサイクルデニム「SUSTAINA-BLUE」を発売しています。

ファッションジャンルでの環境に優しい取り組みになっているのがポイント。日本の企業が有しているリサイクル技術を活用し、衣服の新しい常識や文化を作ることを目的としています。

発売日を「デニムの日」に合わせれば、メディアがより情報を取り上げやすくなるでしょう。スケジュールの調整が難しい場合は、発売を記念したキャンペーンを「デニムの日」に行うなどを検討してみるのもおすすめです。

参考:「服は国内で循環するもの」、新しい常識・文化をつくる ライトオンと協業し、廃棄予定のコットン製品をデニムに再利用 国内リサイクルシステム「WAMEGURI」を活用した新ラインを発表

「デニムの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「デニムの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

デニムは多くの方が関心のある商品です。興味の深さに個人差はあれど、よりよいデニムの情報はさまざまな方が探しているでしょう。新製品のデニムであればそれだけで注目が集まりますが、ほかの情報と差別化を図るなら「デニムの日」をきっかけとした広報PRの取り組みも検討してみてください。

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