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デザインの日(10月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

今日は何の日デザインの日(10月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントや事例を紹介

10月1日は「デザインの日」。今回は「デザインの日」の意味や由来を解説します。

また、「デザインの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にクリエイティブ業界の方や、制作会社の方などは、ぜひ参考にしてみてください。

「デザインの日」の意味・由来とは?

10月1日は「デザインの日」。1990年に通商産業省(現在の経済産業省)などによって制定されました。

日付は、1959年10月1日に「デザイン奨励審議会」が設置され、デザイン振興政策が本格的にスタートしたことに由来しています。

デザインに対する理解を深めることが目的とされており、デザイナー向けのイベントなども開催されています。

「デザインの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「デザインの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「デザインの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「デザインの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「デザインの日」を元に発信をする流れ

「デザインの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「デザインの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「デザインの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「デザインの日」を広報PRに活かした事例

「デザインの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「デザインの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。直接「デザインの日」にちなんだ事例ではなくても、今後の参考になるでしょう。

事例1.産学連携でかつお節のパッケージデザインを開発し商品化

武蔵野美術大学は、大日本印刷株式会社・マルトモ株式会社と連携し、学生がパッケージ開発を行ったかつお節パック「花かつお」の商品化を発表。

プレスリリースでは、産学連携の取り組みの一環であることやパッケージデザインのポイント、3者による新商品開発の共創活動の流れなど、主要なポイントを端的にまとめています。

参考:【武蔵野美術大学】大日本印刷、マルトモと産学連携でかつお節のパッケージデザインを開発し商品化

事例2.「デザイン経営」を実践するためのセミナーを実施

日本デザイン事業協同組合は、「デザイン経営」の実践ポイントを習得できるセミナー・相談会の実施を発表。

プレスリリースでは、「デザイン経営」というホットワードをしっかりタイトルに盛り込んでいるほか、「新規事業開発や脱下請けを図る中小企業をサポートするため」というイベントの目的をリード文から明確にすることで読みやすくなっています。

参考:【5/26(木)開催】新規事業開発をサポートするセミナー相談会「デザイン経営の実践ポイント」

事例3.権威あるデザインアワードの受賞を発表

UR都市機構は、「団地の未来プロジェクト」において「iFデザインアワード2022」を株式会社サムライと共同で受賞したことを発表。

「iFデザインアワード」の国際的な権威の高さと受賞プロジェクトが両方しっかりと説明されているため、自社の取り組みの魅力を印象付けることに成功しています。

参考:「団地の未来プロジェクト」が「iFデザインアワード2022」の建築・住宅部門で受賞

「デザインの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「デザインの日」は、デザインに注目が集まるきっかけになる日です。

デザイン事業を主軸とする企業の方はもちろん、デザインにこだわったプロダクトを手掛ける企業の方にとって、「デザインの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスとデザインの日をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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