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歯肉炎予防デー(4月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日歯肉炎予防デー(4月29日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月29日は「歯肉炎予防デー」。今回は「歯肉炎予防デー」の意味や由来を解説します。

また、「歯肉炎予防デー」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に歯科業界やオーラルケア用品を扱う企業の方は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「歯肉炎予防デー」の意味・由来とは?

4月29日は「歯肉炎予防デー」です。2010年に発売20周年を迎えたハミガキブランド「クリアクリーン」を展開する花王株式会社によって制定されました。

日付は4と29で「歯肉(しにく)」と読む語呂合わせから。「クリアクリーン」が商品のリニューアルにより歯肉炎まで予防するハミガキとなったことをアピールすることが目的です。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「歯肉炎予防デー」をきっかけに広報PR活動をする効果

「歯肉炎予防デー」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「歯肉炎予防デー」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「歯肉炎予防デー」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「歯肉炎予防デー」を元に発信をする流れ

「歯肉炎予防デー」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「歯肉炎予防デー」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「歯肉炎予防デー」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「歯肉炎予防デー」を広報PRに活かした事例

「歯肉炎予防デー」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「歯肉炎予防デー」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「歯肉炎予防デー」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.女性の健康と口腔に関する調査を実施

サンスターグループは、全国の女性1,309名を対象に「女性の健康習慣」に合わせて「女性の健康と口腔に関する調査」を行いました。

女性のホルモンの影響で歯周病や虫歯になるリスクが高まる妊娠期・妊娠前後のオーラルケア行動についてのアンケートを実施。出産経験者の約4割が「虫歯治療・歯周病予防をしなかったことを後悔している」ということがわかりました。

調査リリースとして発表することで、日常的な歯科検診受診で病気予防の重要性を改めて伝えることができる広報PR事例です。

参考:<サンスター 女性の健康と口腔に関する調査>出産経験者の約4割が「むし歯治療・歯周病予防」を妊娠前から実施せずに後悔

事例2.歯茎周りのケアをしやすく設計した新シリーズが登場

オーラルケア用品を製造販売する花王株式会社は、オーラルケアブランド「ピュオーラ36500」に新シリーズが登場することをプレスリリースで配信。歯茎周りのケアがしやすくなるように設計した「ピュオーラ36500 ハブラシシリーズ」を発売開始します。

プレスリリースでは自社調べによる歯科検診の受診率や正しいケアの認識についての結果を記し、歯茎周りのセルフケアの難しさに言及。その後、新商品を特長ごとにまとめて紹介しているのがGOODです。記念日に合わせた事例ではありませんが、商品開発への背景や目的がわかりやすい構成が参考になります。

参考:歯周の正しいセルフケアがしやすくなる「ピュオーラ36500 ハブラシシリーズ」新発売

事例3.洗口液の習慣化を目指した製品にセット商品が登場

衛生用品を取り扱うアース製薬株式会社は、「自動で出てくるモンダミン プレミアムケア 860mLセット」を新発売することをプレスリリースで配信。センサーにかざすと1回分の洗口液が出てくる自動ディスペンサー「自動で出てくるモンダミン」と同シリーズの洗口液「プレミアムケア」とのセット商品です。

商品の使用イメージを画像で紹介しているのがわかりやすくGOOD。プレスリリースでは、使用方法の手軽さや機能性を中心に訴求し、読み手が特徴を把握しやすいよう太字にしているのが参考になります。

「歯肉炎予防デー」に合わせたプレスリリースではありませんが、2025年に導入予定の「国民皆歯科健診」についても触れており、社会性を絡めた情報発信となった好事例です。

参考:アース製薬から、コップをかざしてすすぐだけで手間なく簡単 『自動で出てくるモンダミン プレミアムケア』を2月20日に新発売! 洗口液の習慣化をサポート!

「歯肉炎予防デー」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

4月29日の「歯肉炎予防デー」は、歯に注目が集まるきっかけになる日です。オーラルケア用品の製造・販売に携わる企業の方や、歯に特化した情報発信を行う企業の方にとっては特に、「歯肉炎予防デー」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「歯肉炎予防デー」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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