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ニットの日(2月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ニットの日(2月10日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

2月10日は「ニットの日」。今回は「ニットの日」の意味や由来を解説します。

また、「ニットの日」をきっかけに、広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特にアパレル関連や繊維業界の方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ニットの日」の意味・由来とは?

2月10日は「ニットの日」です。神奈川県の編み物教室や編み物学校で組織している横浜手作りニット友の会、愛知県横編ニット工業組合などが1988年(昭和63年)に制定しました。その後、1994年(平成6年)に日本ニット工業組合連合会により全国的な記念日として制定されました。

日付は「2(ニ)10(ット)」の語呂合わせが由来で、消費者に対し、ニットの普及やPRを行うことを目的としています。

1959年(昭和34年)に設立された日本ニット組合連合会は、全国のニットに関連する13の組合が会員となっており、国産ニットを守りながら、国内外への普及を行っています。

「ニットの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ニットの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ニットの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ニットの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ニットの日」を元に発信をする流れ

「ニットの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ニットの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ニットの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ニットの日」を広報PRに活かしたい参考事例

「ニットの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ニットの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ニットの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.「手編みの日」から「ニットの日」までの手芸イベントを開催

株式会社フェリシモは、手芸・手づくりキットを販売する「Couturier(クチュリエ)」によるイベント「編み物フェスタ」の開催情報をプレスリリースで発表しました。2023年11月3日の「手編みの日」から2024年2月10日の「ニットの日」までの約100日間にわたって展開するWebイベントです。

2つの記念日に加え、「100日間」というインパクトのある数字を盛り込んだプレスリリースタイトルがユニークなポイント。編み物が好きな人はもちろん、初心者や未経験者といった潜在層にもアプローチしやすい広報PR施策です。

参考:11月3日<手編みの日>~2月10日<ニットの日>の約100日間、フェリシモ「Couturier[クチュリエ]」が『編み物フェスタ』(みんな一緒に編み物しようぜ!)を開催中

事例2.車業界とタッグを組み、運転に特化したニットウェアを発売

株式会社三陽商会は、アウディジャパン販売株式会社とのプロジェクトについてプレスリリースを配信しました。車の運転時の快適性・デザイン性を追求し、再生素材を用いて作ったニットウェアを、サステナブルファッションブランド「ECOALF(エコアルフ)」にて発売。

企業が強みとする再生素材のウェアと、車業界がタッグを組んだ魅力的な事例でもあります。プレスリリースでは製品の着用シーンがわかる写真や、協業に至った背景などを掲載しているのがGOOD。「ニットの日」の広報PRではありませんが、新たな取り組みや新製品発売の情報発信方法として参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考:ECOALF×Audi Japan Sales「ドライビングニット」1月18日(木)発売。車の運転時の快適さとデザイン性を追求した再生素材のニットウエア。サステナブルブランド【エコアルフ】 | 株式会社三陽商会のプレスリリース

事例3.3社コラボレーションによるニットウェアが誕生

株式会社ユナイテッドアローズは、新製品の発売情報をプレスリリースで発表しました。構造タンパク質素材を生み出したSpiber(スパイバー)株式会社の糸を使用した「BATONER(バトナー)」の別注ニットを、ユナイテッドアローズが販売するという3社のコラボプロジェクトです。

企画そのものにインパクトがある事例ですが、コラボにより誕生したニットウェアの写真を掲載したうえで、その素材の魅力に触れているのがGOODポイント。商品概要としてカラーバリエーションと価格、サイズ展開も明記し、読者が知りたい情報をわかりやすくまとめています。

参考:スパイバーの「ブリュード・プロテイン™繊維」を使用した「バトナ―」別注のニットを「ユナイテッドアローズ」から発売

「ニットの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ニットの日」の意味や由来、広報PRの参考になるような事例を紹介しました。

「ニットの日」は2月10日のため、セーターや手袋、防止などニット製品を身に付けて楽しむことができる時期です。ニット製品を集めたイベントやフェア、ニットに関連したキャンペーンを企画しやすいのではないでしょうか。

アパレル業界や繊維業界はもちろん、そのほかの業界もコラボレーションやタイアップという形で広報PRの内容を考えてみるのもよいでしょう。

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