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蓮根の日(11月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日蓮根の日(11月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

11月17日は「蓮根(レンコン)の日」。今回は「蓮根の日」の意味や日付の由来を解説します。

また、「蓮根の日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、ヒントになる企業の事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界の方や、蓮根をメインとした商品を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「蓮根の日」の意味・由来とは?

11月17日は「蓮根(レンコン)の日」です。1994(平成6)年の11月17日、茨城県土浦市にて「蓮根サミット」が開催されたことから、日本の記念日として知られるようになりました

蓮根とは、ハスの地下茎が肥大化したもので、一般的には10〜3月が旬の食べ物。穴があいた断面が「先を見通す」という言葉を連想させ、日本では、縁起の良い食べ物のひとつとしても知られています。

正月のおせち料理や惣菜といったメニューだけでなく、蓮根チップスのような菓子商品として販売する企業も多数。「蓮根の日」に合わせてプレスリリースを出したりキャンペーンを開催したりすると、さらなる認知拡大・販売促進が狙えるでしょう。

「蓮根の日」をきっかけに広報PR活動する効果

「蓮根の日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「蓮根の日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「蓮根の日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「蓮根の日」を元に発信をする流れ

「蓮根の日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「蓮根の日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「蓮根の日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「蓮根の日」を広報PRに活かした事例

「蓮根の日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「蓮根の日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「蓮根の日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.九州のご当地グルメ・工芸品を販売する物産イベントを開催

株式会社小田急百貨店は、2022年7月から8月1日にかけて、「九州ものづくり〜味と技めぐり〜」と題したイベントを開催しました。九州各県を代表するグルメや工芸品など、30以上の店舗が出店する物産イベントです。

プレスリリースでは、期間中に販売される各県の展開品を一例として紹介。福岡の「かさの家」が製造する梅ヶ枝餅や、長崎県の「岩崎本舗」による角煮まんじゅう、熊本県の「くふとく」が販売するからし蓮根など、九州ならではのグルメがそろっています。

参考:新宿小田急【本館】最後の物産イベント!「九州ものづくり~味と技めぐり~」を7月27日から開催

事例2.蓮根を用いた人気シリーズと新生姜のコラボ商品が登場

株式会社壮関は2022年6月、新商品「れんこんチップ岩下の新生姜味」の発売を開始しました。全国コンビニエンスストア・スーパーマーケットでの取り扱いに先駆けて、ファミリーマートで先行販売を実施。

れんこんをチップに仕上げた同社の人気シリーズと、「岩下の新生姜」がタッグを組んだコラボレーション商品です。岩下の新生姜公式キャラクターがデザインされたかわいらしいパッケージが目を引く、食品メーカーならではの取り組みといえます。

参考:食物繊維たっぷりのれんこんチップシリーズから、コラボ商品『れんこんチップ岩下の新生姜味』が新登場!2022年6月28日(火)より全国のファミリーマートで先行販売開始

事例3.蓮根を使ったサラダを期間限定で販売

株式会社ロック・フィールドが展開する惣菜店「アール・エフ・ワン(RF1)」は、旬の蓮根を使ったサラダ4品を期間限定で販売することをプレスリリースで配信。月替わりのテーマで、素材や商品の情報を発信する取り組みの一環です。

10月のテーマ素材である「れんこん」を使ったサラダには、徳島県産れんこん、熊本県産「カワカミ蓮根」、佐賀県産「福富れんこん」の3種を使用。プレスリリースでは、商品概要に、サラダのイメージカットを入れ、それぞれのサラダに使用した蓮根の食感や特徴、味わいについて紹介しています。サラダごとに掲載することで商品の詳細が伝わりやすくなります。

記念日にちなんだ事例ではありませんが、蓮根に関する新商品の認知拡大・販売促進効果が期待できる広報PR施策として参考になるプレスリリースです。

参考:シャキシャキ、もっちり、食感いろいろ。「れんこん」を使ったサラダを期間限定販売

「蓮根の日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

11月17日の「蓮根の日」は、蓮根に注目が集まり、蓮根を用いた料理や菓子商品を想起させるきっかけになる日です。食品メーカーの方はもちろん、蓮根の栽培が盛んな地域で広報PRを検討している方にとっては特に、「蓮根の日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「蓮根の日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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