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気象記念日 (6月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日気象記念日 (6月1日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

6月1日は「気象記念日」。今回は「気象記念日」の意味や由来を解説します。

また、「気象記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、関連の事例もご紹介。

広報やマーケティングネタを探している方、特に気象予報や天気に関わる事業をされている方は、ぜひ企画の参考にしてみてください。

「気象記念日」の意味・由来とは?

6月1日は「気象記念日」です。1942年(昭和17年)に気象庁によって制定されました。

日付は、1875年(明治8年)のこの日に日本初の東京気象台(現在の気象庁)が設立され、気象と地震の観測を始めたことに由来しています。当初は1日3回の観測をお雇い外国人が1人で行っていました。日本で最初の天気予報が発表されたのは9年後の1884年(明治17年)です。

気象庁ではこの日、気象業務に功績があった方に表彰を行う記念式典を実施しています。

「気象記念日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「気象記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「気象記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「気象記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「気象記念日」を元に発信をする流れ

「気象記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「気象記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「気象記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「気象記念日」を広報PRに活かした事例

「気象記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「気象記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。また、記念日にちなんだプレスリリースではない事例も、今後「気象記念日」に絡めた広報PR活動を実施するうえでのヒントを得られるはずです。

事例1.天気予報アプリに関する調査リリースを発表

株式会社モニタスは、全国15〜69歳の1,200人を対象に実施した天気予報アプリに関する調査リリースを配信しました。

天気予報の参考メディア、アプリの認知率や利用率、チェックする内容などに分けて調査を実施。天気を確認する際の参考メディアは、天気予報アプリが30%でもっとも多く、次いで朝のテレビニュースが25%という結果でした。

各ランキングの結果が一目でわかるよう、グラフ化して説明しているのがGOOD。調査内容だけでなく、自社サービスに関するアピールも記されている好事例です。

参考:ウェザーニュースvsYahoo!天気、どちらのアプリが人気第1位に!?雨の日に嬉しいサービス、欲しくなるグッズランキングなど

事例2.気象予報士による環境学習講座をオンラインで開催

公益財団法人東京都環境公社は、2023年7月1日に開催する環境学習講座「気象キャスターと学ぶ気候変動~私たちにできる対策とは~」についての案内をプレスリリースで配信しました。

気象予報士の水越祐一氏が講師を務め、記録的な猛暑や大雨、台風などの異常気象にどのように対応していけばよいのかについて考える内容です。夏本番の前に開催することで、猛暑や台風への対策を事前に準備できるのがGOODポイント。

人数制限なしのオンライン開催は、気軽に参加しやすく、より多くの方の参加促進にも効果的な事例といえるでしょう。

参考:令和5年度 第1回 都民を対象としたテーマ別環境学習講座 「気象キャスターと学ぶ気候変動~私たちにできる対策とは~」

事例3.マンガと図解で解説する天気に関する書籍を発売

株式会社ユーキャンは、最新刊『よくわかる天気・気象』を2023年5月19日に発売しました。マンガと図解を用いて解説した書籍シリーズです。天気予報の歴史や気象現象の仕組み、地球温暖化などについて学ぶことができる内容です。

プレスリリースでは、表紙とともに一部のページをアイキャッチ画像に使用。マンガで解説することで、内容を把握しやすくなり、気象予報について興味関心を持つきっかけにもなる書籍であることを詳しく掲載した事例です。

参考:ユーキャンより書籍『よくわかる天気・気象』を発売!

「気象記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

6月1日の「気象記念日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。「気象記念日」にちなんだイベントを実施したり、気象予報に関する調査リリースを出したりするのも一案です。

今一度「気象記念日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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