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ミニチュアの日(3月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ミニチュアの日(3月2日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月2日は「ミニチュアの日」。今回は「ミニチュアの日」の意味や由来を解説します。

また、「ミニチュアの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に玩具業界の方や小売業界の方、ミニチュア(小さい物)に関連する製品やサービスを提供している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「ミニチュアの日」の意味・由来とは?

3月2日は「ミニチュアの日」です。小さいものやミニチュアを愛そうという想いが込められた記念日。日付は「ミ(3)ニ(2)」と読む語呂合わせからで、「ミニの日」とも呼ばれています。

記念日の由来は諸説あるものの、自動車メーカーのBMWが制定した記念日ではないか、という説が強く、日本で「MINI」が発売されたのが2001年のこのころだといわれています。

BMWでは、「ミニチュアの日」に「MINI」に関連したイベントが実施されています。

「ミニチュアの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ミニチュアの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ミニチュアの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ミニチュアの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ミニチュアの日」を元に発信をする流れ

「ミニチュアの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ミニチュアの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ミニチュアの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ミニチュアの日」を広報PRに活かした事例

「ミニチュアの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ミニチュアの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ミニチュアの日」を広報PRに活かすうえで参考になるでしょう。

事例1.ミニチュア写真家・田中達也氏によるミニチュアカレンダーを販売

カレンダーの企画・制作・出版を行う株式会社ハゴロモは、ミニチュア写真家・見立て作家である田中達也氏が手がける「卓上 MINIATURE LIFE(2024.4-2025.3)」を2024年2月24日に販売することをプレスリリースで配信。デスクの上でミニチュアの世界観が楽しめるミニチュアカレンダーです。

プレスリリースは、大きく4つの項目で構成されており、なかでもカレンダーについての項目では、田中氏が毎日インターネット上で発表しているミニチュア作品の中から、12作品を厳選した経緯やどんな作品が楽しめるのかを記載。カレンダーの一部の画像を掲載して魅力を伝えています。このほか、2月9日から福井美術館にて開催されるMINIATURE LIFE展2で先行発売されること、コンパクトな商品概要、企業情報で見出しを分けて紹介。

記念日にちなんだプレスリリースではありませんが、商品のアピールに必要な情報をまとめた構成が参考になる好事例でです。

参考:デスクの上にもミニチュアの世界を!「卓上 MINIATURE LIFE カレンダー(2024.4-2025.3)2月24日(土)より発売開始

事例2.粘土で作るミニチュアフードの認定レッスンのリニューアルとオリジナル絵具の新色を発表

創立10周年を迎えた日本ミニチュアフード協会を運営する株式会社COREIINAは、2024年4月よりミニチュアフード「認定レッスン」をリニューアル。併せて、ミニチュアフード作りが楽しくなると好評のオリジナル絵具から、新色絵の具3色を販売することをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースでは、認定レッスンのリニューアルとオリジナル絵の具の新色発売の2つのトピックを隅付き括弧を用いてそれぞれ掲載しています。リニューアルについては、基礎が学べるカリキュラムはそのままに、新たな工夫やテクニックが学べるようになったことを紹介。ミニチュアフードの画像をアイキャッチに、レッスンの詳細から開講lクラスまでわかりやすく記しています。絵具についても、新色の詳細から既存のカラー展開までを丁寧に記載。

「ミニチュアの日」に関する事例ではありませんが、項目ごとに整理して伝えた構成が参考になります。

参考:ミニチュアフードの認定レッスンがさらにかわいくなってリニューアル!「キャベツグリーン」「さつまいもパープル」などオリジナル絵の具の新色も登場

「ミニチュアの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ミニチュアの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「ミニチュアの日」にはミニサイズの商品や「ミニ」とつく物に注目が集まります。自社で関連する商品を製造・販売している場合は、キャンペーンやイベントを実施してもよいでしょう。また、ミニチュアに関する調査リリースを出すのも一案です。

「ミニチュアの日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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