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長良川鵜飼い開き(5月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日長良川鵜飼い開き(5月11日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

5月11日は「長良川鵜飼い開き」の日。今回は「長良川鵜飼い開き」について、意味や由来を解説します。

また「長良川鵜飼い開き」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例をご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に観光業界の広報PRを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「長良川鵜飼い開き」の意味・由来とは?

5月11日は「長良川鵜飼い開き」です。毎年5月11日~10月15日の期間に、岐阜県の長良川で鵜飼が行われます。5月11日が初日となるため、鵜飼い開きの記念日として制定されました。

日本で唯一の皇室御用の鵜飼いである長良川の鵜匠は、宮内庁の職員(国家公務員)になり「宮内庁式部職鵜匠」です。「長良川鵜飼い開き」の当日は安全祈願祭からスタートし、命名式や観覧船出船・踊り船出船などを経て鵜飼を開始。花火の打ち上げや太鼓の演奏を行う初日は、全国各地からの観光客も多く見られます。

エリアは限定されますが、鵜飼いに関する事業を行っている方や、観光事業に関わっている方は、有用な広報PRを考案できるでしょう。

「長良川鵜飼い開き」をきっかけに広報PR活動する効果

「長良川鵜飼い開き」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「長良川鵜飼い開き」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「長良川鵜飼い開き」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「長良川鵜飼い開き」を元に発信をする流れ

「長良川鵜飼い開き」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「長良川鵜飼い開き」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「長良川鵜飼い開き」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「長良川鵜飼い開き」を広報PRに活かした事例

「長良川鵜飼い開き」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「長良川鵜飼い開き」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例をピックアップしました。記念日だけではなく、鵜飼いにちなんだ広報PRを紹介します。

事例1.シェフ特製ディナーと鵜飼を同時に楽しむ夏季限定プラン

バリューマネジメント株式会社は、グループブランド「VMG HOTELS & UNIQUE VENUES」が運営するNIPPONIA HOTEL 大洲 城下町において「鵜飼観覧ディナー」と題したプラン販売を発表しました。

2023年6月1日〜9月20日までの期間中、「大洲のうかい」が観覧できる夏季限定プランです。鵜飼の様子が間近で見られるだけでなく、舟上でシェフ特製のディナーを味わえるのが特徴。限定プランのビジュアルを、実際の鵜飼のシーンもふまえながら紹介したプレスリリースがGOODです。

参考:【VMG HOTELS & UNIQUE VENUES】NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町で日本三大鵜飼“大洲のうかい”を臨む観覧ディナー販売開始 2023年6月1日(木)~9月20日(水)

事例2.長良川鵜飼の伝統とフレンチを組み合わせた新プラン

フランス料理レストランを運営する株式会社Eau et sel(オーエセル)は、新しいサービスの展開に合わせてプレスリリースを配信しました。フレンチに鮎を使用し、伝統的な鵜飼いと組み合わせたメニュープランです。

プレスリリースでは複数のプランを発表しており、岐阜の鵜飼についても解説されています。自社のメニューだけでなく「もう一つのお楽しみ」と項目を設け、長良川鵜飼ならではの魅力を訴求した構成がGOOD。「長良川鵜飼い開き」に特化した事例ではありませんが、自社や地域の認知拡大効果に寄与した好事例といえます。

参考:1300年歴史をもち、由緒正しい「宮内庁式部職鵜匠」が行うぎふ長良川鵜飼を、船上で楽しむフレンチのゆうべ。

事例3.お座敷遊びをしながら鵜飼を楽しむ鑑賞プランを提供

特定非営利活動法人・ORGANは、鵜飼鑑賞プラン「長良川鵜飼桟敷」のプレスリリースを発表しました。地域住民が集まって構成される「長良川リバースケープLLP」と連携し、お座敷遊びと鵜飼を楽しむ特別企画です。

プレスリリースの内容はシンプルですが、「川床で楽しむ」「4年ぶりの開催」など目を引く文言を盛り込んだのがGOODポイント。地域ならではの独自性、シーズンならではの希少性をアピールすることでメディアフックにもなっています。

参考:川床で楽しむ風流な鵜飼「長良川鵜飼桟敷」を開催します

「長良川鵜飼い開き」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「長良川鵜飼い開き」は、長良川を筆頭に「鵜飼」を想起させるきっかけになる日です。地域で鵜飼イベントを開催する企業・団体の方や、鵜飼シーズンならではのイベント企画を検討している方にとっては特に、「長良川鵜飼い開き」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「長良川鵜飼い開き」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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