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ナッツの日(7月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日ナッツの日(7月22日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

7月22日は「ナッツの日」。今回は「ナッツの日」の意味や由来を解説します。

また、「ナッツの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際に広報PRに活かしている広報事例を紹介します。

広報やマーケティングネタを探している方、特に食品業界や飲食店業界、ナッツを取り扱う小売店、ナッツを使った商品を製造・販売している企業などはぜひ参考にしてみてください。

「ナッツの日」の意味・由来とは?

7月22日は「ナッツの日」です。1996年(平成8年)に日本ナッツ協会が「7(ナ)と22(ッツ)」の語呂合わせから制定しました。

ナッツ類は栄養バランスが良くミネラル分も豊富であるため、夏バテ対策として「夏にナッツ」「(土用の)鰻も良いけどナッツもね」の意味を込められています。

日本ナッツ協会の公式サイトでは、ナッツを使ったレシピなども紹介されています。「ナッツの日」には日本のさまざまな場所でキャンペーンやイベントが行われています。

「ナッツの日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ナッツの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ナッツの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ナッツの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ナッツの日」を元に発信をする流れ

「ナッツの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ナッツの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ナッツの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ナッツの日」を広報PRに活かした事例

「ナッツの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ナッツの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.日頃の感謝を込めて、ナッツ好きにたまらないドレッシングのプレゼントキャンペーンを実施

マヨネーズを中心とした調味料製造メーカーであるケンコーマヨネーズ株式会社は、日ごろの愛顧への感謝としてプレゼントキャンペーンを実施。Twitterフォロー&リツイートで同社の商品で人気の『神戸壱番館®クリーミーナッツドレッシング』が当たる企画の詳細をプレスリースで配信しました。

プレスリリースには、企画の背景として、5〜6月にかけて「ドレッシング」のGoogleでの検索数が増加することを記載。商品の特徴やキャンペーン概要などの必要情報を端的にまとめています。

このキャンペーンは「ナッツの日」に関連したものではありませんが、ユーザーへの感謝としてキャンペーンを実施する際の広報PR活動の参考となる事例です。

参考:集まれナッツ好き!ナッツドレッシングをプレゼント Twitterフォロー&リツイートキャンペーン実施

事例2.信州発の昆虫食の新商品、昆虫を使ったミックスナッツの販売を開始

昆虫食事業「昆虫みらいプロジェクト」を推進する信濃毎日新聞株式会社は、長野県産の昆虫を使った「信州産蜂の子入りミックスナッツ(メープルジンジャー味)」「国産カイコ入りミックスナッツ(カレー味)」の2品を発売することをプレスリリースで発表。

プレスリリースには、それぞれの商品の特徴を紹介しています。「信州産蜂の子入りミックスナッツ(メープルジンジャー味)」は、殺虫剤を使わずに捕った蜂の子を使用しており、必須アミノ酸やビタミンB群など栄養素がたっぷり含まれた高級食材であること、「国産カイコ入りミックスナッツ(カレー味)」は製糸所の食用カイコを使っており、オメガ3脂肪酸やタンパク質が豊富なSDGsな食材であることを記載。昆虫食が健康にとってもよいことをアピールしています。

ナッツに関する商品発売のプレスリリースは、「ナッツの日」に合わせて実施することもおすすめです。

参考:【昆虫食】新商品「信州産蜂の子入りミックスナッツ(メープルジンジャー味)」「国産カイコ入りミックスナッツ(カレー味)」を6月14日(水)発売

事例3.人気シリーズにマカダミアナッツ味が新登場

乳製品メーカーの森永乳業株式会社は、スイーツアイス「MOW PRIME(モウ プライム)」シリーズよりマカダミアナッツ味を販売することをプレスリリースで発表しました。

「MOW PRIME」シリーズは、「MOW(モウ)」の素材や製法へのこだわりはそのままに、日常の「ちょっと贅沢なスイーツタイム」を楽しみたい方に向けて2020年9月に誕生。今回発売する「MOW PRIME マカダミアナッツ」は、クリームチーズを使用した濃厚な味わいとキャンディでコーティングしたマカダミアナッツの食べ応えある食感が特徴です。

プレスリリースでは、ブランド、シリーズ、新発売の商品の特長をそれぞれ記載しており、端的に魅力が伝わります。「ナッツの日」にちなんだ事例ではないものの、ナッツが入った新商品のプレスリリースを作成する際の参考になる事例です。

参考:やみつきになる香ばしさ!「MOW PRIME(モウ プライム) マカダミアナッツ」 4月17日(月)より全国にて発売

「ナッツの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

「ナッツの日」の意味や由来、広報PRに活用できそうな事例を紹介しました。

「ナッツの日」は、ナッツに注目が集まるため、ナッツにちなんだイベントやキャンペーンを開催したり、ナッツに関する調査リリースを出したりするのも一案です。ナッツを使った商品やナッツを輸入や販売している企業の方にとっては特に、「ナッツの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝えるよい機会になるでしょう。

「ナッツの日」をきっかけに自社製品やサービスを広報PRしてみてはいかがでしょうか。

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