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婦人警官記念日(4月27日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日婦人警官記念日(4月27日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

4月27日は「婦人警官記念日(婦人警官の日)」。今回は「婦人警官記念日」の意味や由来を解説します。

また、「婦人警官記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特に警官や刑事といったテーマの商材を取り扱っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「婦人警官記念日」の意味・由来とは?

4月27日は「婦人警官記念日」です。1946(昭和21)年の4月27日、62人の婦人警官が日本ではじめて勤務に就いた出来事にちなんだ記念日で、「婦人警官の日」とも呼ばれています

当時、女性の警官の名称は「婦人警官(婦人警察官)」でしたが、逮捕権は持っておらず、事務作業を中心に担っていました。2000年に実施された男女雇用機会均等法の全面改正にともなって、現在の「女性警官(警察官)」の名称に変更。

警官は、子どもの将来の夢に挙げられることも多い人気の職業で、女性警官が登場する漫画・映画作品も多数あります。「婦人警官記念日」を切り口にすることで、より効率的な認知拡大が期待できるでしょう。

「婦人警官記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「婦人警官記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「婦人警官記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「婦人警官記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「婦人警官記念日」を元に発信をする流れ

「婦人警官記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「婦人警官記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「婦人警官記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「婦人警官記念日」を広報PRに活かした事例

「婦人警官記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「婦人警官記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「婦人警官記念日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.女性警官が活躍する小説シリーズのスピンオフが誕生

株式会社小学館は、相場英雄の著書『覇王の轍』のプレスリリースを配信しました。女性警察官キャリアが主人公の「震える牛」シリーズから、初のスピンオフ作品として製作された小説です。

元厚生労働事務次官である村木厚子氏のコメントを掲載し、有識者からの推奨に訴求しているのが特徴。シンプルなプレスリリース内容ですが、あらすじ・推奨コメント・著者紹介をビジュアルと共にまとめているのがGOODな広報PR事例です。

事例2.新小学生を対象に「将来就きたい職業」などに関するアンケートを実施

ランドセル素材などに使う人工皮革を製造・販売する株式会社クラレは、2023年春に小学校に入学する子どもとその親を対象に「将来就きたい職業」「就かせたい職業」についてのアンケートを実施。結果を調査リリースとして配信しました。

調査リリースでは1~10位までを男女別のランキング形式で紹介。2位の「警察官」は男女ともに年々増えており、女の子が将来就きたい職業では過去最高の4位であることがわかりました。その結果を単に伝えるだけでなく、昨年や10年前、20年前と「将来就きたい職業」が比較でるように表画像にして掲載しているのがGOOD。

「婦人警官記念日」に合わせた事例ではありませんが、注目される職業の移り変わりがわかるようにまとめた構成が参考になります。

参考:2023年版 新小学1年生の「将来就きたい職業」、親の「就かせたい職業」 総合1位は「ケーキ屋・パン屋」、2位「警察官」がトップに迫る

「婦人警官記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

4月27日の「婦人警官記念日」は、警官の職業に注目が集まり、女性警官や女性刑事を想起させるきっかけになる日です。出版業界の方や、警官に関連する製品を販売している企業の方にとっては特に、「婦人警官記念日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「婦人警官記念日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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