世界海洋デー
10月30日は「リラクゼーションの日」。今回は「リラクゼーションの日」の意味や由来を解説します。
また、「リラクゼーションの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、関連の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にリラクゼーションやセラピストといった職種の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「リラクゼーションの日」の意味・由来とは?
10月30日は「リラクゼーションの日」です。リラクゼーション業界の振興のため、さまざまな活動を行う一般社団法人・日本リラクゼーション業協会によって制定されました。
日付は、2013年10月30日に、「リラクゼーション業(手技を用いるもの)」の日本標準産業分類が新設された出来事にちなんでいます。
安心・安全なサービスの提供でリラクゼーション業界の認知度を高め、業界の発展につなげることが、記念日制定の目的です。
「リラクゼーションの日」に特化したイベント・キャンペーンは少ないものの、マッサージサービスを展開する企業やセラピストといった業界においては、広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。
記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。
「リラクゼーションの日」をきっかけに広報PR活動をする効果
「リラクゼーションの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「リラクゼーションの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。
特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「リラクゼーションの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。
自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。
「リラクゼーションの日」を元に発信をする流れ
「リラクゼーションの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。
STEP1.「リラクゼーションの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む
STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める
STEP3.自社サービスやプロダクトと「リラクゼーションの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する
STEP4.発信するコンテンツを作成する
STEP5.媒体を選び情報発信する
特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。
トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。
「リラクゼーションの日」を広報PRに活かした事例
「リラクゼーションの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。
次に、これから「リラクゼーションの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「リラクゼーションの日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。
事例1.ヘッドセラピストとしてのスキルが高まる実技講座を開講
一般社団法人・日本スキンケア協会は2022年10月、「小顔ヘッドセラピスト資格1DAY講座」の開講を決定しました。約2ヵ月に1回のペースで、ヘッドセラピストの技術向上・資格取得を目指して行われる講座です。
手技のテクニックだけでなく、小顔ヘッド理論やデモンストレーションなど、基礎から学習できるのが当講座の強み。ヘッドセラピストとしてスキルを獲得したい人にとっては、特に有用なプロジェクトといえます。
参考:わずか1日!人気が高まる小顔ヘッドセラピストの資格が取得できる1DAY講座を開講中。
事例2.訪問型リラクゼーションアプリのAndroidOS版をリリース
株式会社HOGUGUテクノロジーズは、同社が運営する訪問型リラクゼーションアプリ「HOGUGU(ホググ)」のAndroid版をリリースしました。今回のプレスリリースと同時に、登録セラピストの募集情報も掲載。
初回の5件は100%の報酬還元を受けられたり、その後も75%以上の報酬が還元されたりといったシステムを強みとしています。新たにAndroidOSで展開することで、既存顧客の登録者数増大に貢献した広報PR事例です。
参考:アプリインストール10万件突破!利用者急増中のリラクゼーションアプリ「HOGUGU」登録セラピスト大募集!
事例3.コロナ禍におけるリラクゼーション業界の動向を調査
株式会社シーシーティー協会は、コロナ禍における健康・美容・リラクゼーション業界の動向について、調査リリースを発表しました。2022年8月23日から27日にかけて、40歳以上の健康・美容・リラクゼーション業界の女性経営者または個人事業主1,001人を対象に行ったインターネット調査です。
調査リリースでは、回答者の年代・職種の割合を紹介したうえで、コロナ禍がオーナーたちに与えた影響について言及。43.9%が「売上が減った」と答え、新型コロナウイルスの影響に触れています。経営ノウハウが学べるサービスを展開する、同社ならではの広報PR事例といえるでしょう。
参考:【コロナ禍での経営】健康・美容・リラクゼーション業界の4割以上が“売上”が減って困っている!対策として行っていることとは
「リラクゼーションの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう
10月30日の「リラクゼーションの日」は、マッサージやリラクゼーションといった業界に注目が集まりやすい日です。関連の職業に携わっている方や、リラクゼーションにまつわる開発・企画などを行う企業の方にとっては特に、「リラクゼーションの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。
お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「リラクゼーションの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。
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