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みんなで考えるSDGsの日(3月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

今日は何の日みんなで考えるSDGsの日(3月17日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介

3月17日は「みんなで考えるSDGsの日」。今回は「みんなで考えるSDGsの日」の意味や由来を解説します。

また、「みんなで考えるSDGsの日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイントと、企業の実例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にSDGs関連の企画を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「みんなで考えるSDGsの日」の意味・由来とは?

3月17日は「みんなで考えるSDGsの日」です。2020年、総合PR会社の共同ピーアール株式会社のシンクタンクである、共同ピーアール株式会社総合研究所(PR総研)によって制定されました。

日付は、「み(3)んなでSDGsの17の目標について考えよう」という提言が由来。企業だけでなく、一人ひとりがSDGsを考える日になるよう、各企業の取り組みを積極的に発信しています。

SDGsは、国連が定めた持続可能な開発目標を意味する言葉で、世界的な活動が進んでいるプロジェクトです。事業内容や商材カテゴリを問わず、あらゆる企業の広報PR活動に有用な記念日といえるでしょう。

記念日は、一般社団法人・日本記念日協会により認定、登録されました。

「みんなで考えるSDGsの日」をきっかけに広報PR活動をする効果

「みんなで考えるSDGsの日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「みんなで考えるSDGsの日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「みんなで考えるSDGsの日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「みんなで考えるSDGsの日」を元に発信をする流れ

「みんなで考えるSDGsの日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「みんなで考えるSDGsの日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「みんなで考えるSDGsの日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「みんなで考えるSDGsの日」を広報PRに活かした事例

「みんなで考えるSDGsの日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「みんなで考えるSDGsの日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。

事例1.「みんなで考えるSDGsの日」の展示イベントをプレスリリース配信

リビエラグループの特定非営利活動法人・リビエラ未来創りプロジェクトは、「第4回リビエラSDGs作品マンガ大賞」の受賞作品をプレスリリースで公表しました。4~87歳の幅広い世代から1,000作品を募集し、3月2日から3月17日の「みんなで考えるSDGsの日」まで開催する展覧会では全作品を展示。

プレスリリースで展覧会の概要と受賞者についてピックアップした後、会期中のイベントも紹介しています。複数の項目を文字だけで紹介するだけでなく、読み手がイメージしやすい写真を掲載したのがGOODです。

参考:「第4回リビエラSDGs作品マンガ大賞」環境大臣賞など結果発表!3/17「SDGsの日」まで、4~87歳の約1000作品の展覧会【リビエラ逗子マリーナ】で開催中。3/10は知事らとZ世代が公開会議

事例2.小中学生がSDGsを学ぶ「みんなで考えるSDGsの日」イベント

オンライン習い事やフリースクール、大人の学び合いセミナーなどを展開するSOZOW株式会社は、「Kids ACT #1〜よりよい未来を目指して〜」と題したオンラインイベントの開催を発表しました。3月17日の「みんなで考えるSDGsの日」にちなんで、小中学生が主体となりプレゼンを行うプログラムです。

イベントは2日に分けて行われますが、全日のプログラムや開始時間がひと目でわかるよう、1枚の画像にまとめられているのが特徴。「SOZOW初!」という文言も、企業での新たな取り組みを広くアピールし、インパクトを与える効果につながっています。

参考:【3/17はSDGsの日】SOZOW、小中学生によるSDGs啓発のためのオンラインイベントを3/9(土)と3/23(土)開催

事例3.大豆ミートプロジェクトに関する調査結果を「みんなで考えるSDGsの日」に発表

料理SNS「スナップディッシュ」を運営するヴァズ株式会社は、「食べるSDGs」と称した大豆ミートに関する調査結果を発表しました。調査テーマと関連の深い「みんなで考えるSDGsの日」と掛け合わせて、記念日である3月17日にプレスリリースを配信したのがGOODな事例です。

プレスリリースでは、2023年3月9日から12日にかけて、383人を対象に行ったアンケート調査結果をまとめています。同社が展開する「大豆ミートプロジェクト」に対する満足度や意識・行動の変化、メリットなどをピックアップ。調査結果だけでなく、SDGsや大豆ミート、同社プロジェクトの詳細に触れることで理解しやすい記事に仕上げています。

参考:食べるSDGs”大豆ミートの調査結果を発表。プロジェクト参加で7割が意識化、3割が購入増や推奨行動に。

「みんなで考えるSDGsの日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

3月17日の「みんなで考えるSDGsの日」は、世界的な取り組みであるSDGsを想起させるきっかけになる日です。SDGsに特化した事業を展開する企業の方はもちろん、自社でSDGs関連の取り組みを検討している方にとっても、「みんなで考えるSDGsの日」を切り口として自社商品・サービスの魅力を伝える良い機会になるでしょう。

お伝えした事例を参考に、ぜひ自社商品・サービスと「みんなで考えるSDGsの日」をかけ合わせた広報PR施策を考えてみてください。

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